連載
太り続けるのも楽じゃない。Android向け放置型育成ゲーム「デブザップ」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第820回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,一人の男性が太るために食事をしつづけるというAndroid向け放置型育成ゲーム「デブザップ」を紹介する。世の中にはさまざまな理由でダイエットに挑戦する人がいるが,逆に太るために食べ続けるというのも,なかなかツラそうだ。
Android版「デブザップ」ダウンロードページ
ゲームをスタートすると,まわしを締めた力士らしき男性が,走り続けている姿を確認できる。コースは3レーンあり,そこにはさまざまな食べ物が流れてくるので,フリック操作で力士を動かし,食べ物を拾って(食べて)カロリーを溜めていくのだ。ただしゲームスタート時は,1つの食べ物で得られるカロリーは1しかない。これで「太れ」というのも無茶な話だ。
地道に食べ物を拾っていき,ある程度カロリーが溜まったら,画面下部にある「バイト」メニューで仕事をこなしていこう。用意された仕事は「コンビニ店員」「家庭教師」「レンタル彼氏」などさまざま。溜め込んだカロリーを消費する代わりにお金を獲得するのだ。労働の報酬として得たお金は「トレーナー」を雇うのに必要で,トレーナーを雇ってしまえば,カロリーが毎秒ごとに,自動で溜まっていくようになる。
そういった具合にどんどんカロリーを溜めていき,より報酬の高いバイトをこなしつつ,新たなトレーナーを雇っていこう。ちなみにバイトとトレーナーは,主人公がカロリーやお金を使うたびにレベルが上がっていく。レベルアップに伴い,前者は報酬が,後者は1秒あたりに増えるカロリーが上昇するのだ。
ちなみに,トレーナーを雇ってしまえば,ゲームを起動していない状態でもカロリーを溜められるようになる。
ゲームを進めていくと,カロリーやお金の単位がおかしなことになり,数字を見ているだけでも笑えてくる本作。個人的には,主人公の体重を確認できないところがやや残念に思えたが,気軽に楽しめる放置系育成ゲームなので,興味を持った人は一度遊んでみるといいだろう。
著者紹介:カイゼルちくわ
ゲーム攻略記事を中心に活動するフリーライター。ゲーセンに寝泊まりしたいくらいのシューティング&ガンシューティング好きだが,家に帰ればパソコンのFPS(ファーストパーソンシューティング)も遊びたがる。アクションゲームとかわいいキャラにも目がない。
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