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参加者の大群をたった一人でコントロールせよ! スマホ向けアクション「100人なわとび」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第804回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
参加者が一丸となって挑む大縄跳びを,小学生の頃に体育の授業で体験したことがある人も多いのではないだろうか。本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,そんな団体競技をたった一人で楽しめる「100人なわとび」(iOS / Android)を紹介しよう。実際の競技ではミスをしないようにと緊張してしまうが,本作でもそれは十分に味わえる。ちなみにアプリには100人とあるが,実際は50人だ。
iOS版「100人なわとび」ダウンロードページ
Android版「100人なわとび」ダウンロードページ
内容はとにかくシンプル。ゲームがスタートすると自動的に縄が回り出すので,画面の左端から右端までフリックして参加者をジャンプさせよう。全員が縄を無事に跳ぶことができたら,またフリックだ。誰かが縄に引っかかるまでこの操作を繰り返していき,どれだけいい記録を残せるかを目指す。ちなみに,参加者が次から次へとジャンプしていく様子は,スポーツ観戦時に観客達の間で起きるウェーブのようにも見える。
さて,この画面の端から端までフリックするという操作は実に単純ながら,やってみると意外に難しい。タップする位置と指を離す位置が少しでもずれると,跳ばない人が出てきてしまうのだ。
回数を重ねていくとボーナスが付くとか,回転速度が上がるという演出もなく,同じ動作を続けるだけなので,集中力が求められる。たった一人でこの大人数をコントロールしなければならないので,プレイ前から嫌な予感はしていたが,そのプレッシャーはかなりのものだ。
なお,スマホより画面の大きいタブレット端末では,より長い距離をフリックしなければならないため,回数を重ねていくと指先が摩擦で熱くなり,火傷しそうになったことを付け加えておきたい。ハイスコアを狙うなら画面の小さなスマホのほうがいいのではないかと筆者は思った。
大縄跳びの達成感と厳しさの両方を味わえる本作。ゲームを始めたばかりの頃はなかなか難しく,数回で失敗ということもよくあったが,慣れてくると独特のリズムにハマり,ついついプレイし続けたくなる中毒性も持ち合わせている。無料かつ短時間で楽しめるので,興味のある人はダウンロードしてみよう。
著者紹介:カイゼルちくわ
ゲーム攻略記事を中心に活動するフリーライター。ゲーセンに寝泊まりしたいくらいのシューティング&ガンシューティング好きだが,家に帰ればパソコンのFPS(ファーストパーソンシューティング)も遊びたがる。アクションゲームとかわいいキャラにも目がない。
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(C) 2015 cocolo-bit
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