タバコとゴルフの奇妙な融合。スマホ向けタップアクション「タバコうめえ［喫煙パットゴルフ］」を紹介する「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第795回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　本日の「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」では，タバコとゴルフを組み合わせた異色のタップアクション「タバコうめえ［喫煙パットゴルフ］」を紹介しよう。

本作は無料でダウンロードでき，課金要素は一切ない。説明するまでもないことだが，満20歳未満の喫煙は未成年者喫煙禁止法によって禁止されており，タバコを吸ってもモテたりすることはないので，未成年者はくれぐれもご注意を

Android版「タバコうめえ［喫煙パットゴルフ］」ダウンロードページ

　ゲームを始めると，タバコの上にフラッグが，下に2本のセーフラインが表示される。ルールは，画面下部にある“吸引パワーメーター”が適切なポイントに来たときに“たばこを吸う”ボタンをタップし，セーフライン内でタバコの火を止められればクリアとなり，次のステージに進めるというもの。火が止まった位置がフラッグに近ければ近いほどスコアが増すので，吸引パワーメーターをうまく調節しよう。
　なお，吸い込みが強すぎたり，慎重になりすぎて吸い込みが足りなかったりして，セーフライン外で火が止まってしまうと即ゲームオーバーとなる。獲得したスコアはオンラインランキングに掲載され，ほかのプレイヤーと競い合うことも可能だ。

パワーメーターが右に進むほど火の勢いが強くなる。どの位置でメーターを止めると，どれくらい進むのかを確認しておくといい

　最初はパワーメーターの速度がゆったりしており，セーフゾーンの範囲にもゆとりがあるので簡単にクリアできる。しかし，タバコの本数が5本めになったあたりから，セーフゾーンが前後に動いたり，メーターの一部がタバコの箱で隠されたりといった妨害要素が出てくるので，一筋縄ではいかなくなる。

2本の矢印内がセーフゾーンを示す。簡単そうに見えるが，ステージが進むとさまざまな妨害が追加され急激に難しくなる

　ちなみに，フラッグと火の位置が完全に一致すると「ホールインワン」扱いになり，一発で1万点を得られるが，これを狙うのはかなり難しい。何回失敗しても焦らずに落ち着いてプレイする，大人の余裕が試されるのだ。

ここで止めても1万点には届かない。タバコの火をフラッグギリギリではなくピッタリの位置で合わせなければ，ホールインワン扱いにはならないのだ

　タイトル画面が某銘柄のパッケージに似ていたり，吸い込んだ煙の吐き出し方がやたらリアルだったりと，愛煙家ならニヤリとしてしまう要素にも注目したい本作。受動喫煙や健康被害など，喫煙をめぐる問題はいまだ山積しているが，ゲームの中でなら，肩身の狭い思いをすることなく，誰にも迷惑をかけずに一服できるので，愛煙家の皆さんはぜひ一度試してみてほしい。

著者紹介：カイゼルちくわ
　ゲーム攻略記事を中心に活動するフリーライター。ゲーセンに寝泊まりしたいくらいのシューティング＆ガンシューティング好きだが，家に帰ればパソコンのFPS（ファーストパーソンシューティング）も遊びたがる。アクションゲームとかわいいキャラにも目がない。

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