連載
鉄棒で技を決めて演技の完走を目指そう。スマホ向けフリックアクション「HighBar」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第788回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
体操の1種目である鉄棒は,男性選手によるダイナミックな演技が見どころの競技で,オリンピックのテレビ中継などでもおなじみのスポーツ。本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」で紹介する「HighBar」(iOS / Android)は,フリック操作でコマンドを入力し,次々とワザを繰り出していくというアクションゲームだ。
iOS版「HighBar」ダウンロードページ
Android版「HighBar」ダウンロードページ
本作のルールは実にシンプルで,ランダムで出題されるコマンドをフリック操作で入力していき,演技を終えることができればクリアとなる。フリック操作は画面のどこで行ってもよく,小さく入力しても問題なく認識してくれる。
入力に成功すると英語で技名が読み上げられ,連続で決めていくとコンボになるが,ミスをすればその時点でゲームオーバーになり,スコアに応じた経験値を獲得できる。ちなみに,ゲーム内には「オノ」「ヤマワキ」といった日本人選手の名が付けられた技も収録されているので,ぜひ決めてみよう。
コマンド入力の受付時間は短めで,次々に表示される指示をこなしていくには,瞬時の判断力と正確な操作が求められる。このため,慣れないうちは演技に失敗してすぐに終わってしまうことも多いはずだ。しかし難度が高い分,技が決まったときの爽快感は抜群で,カラフルなカットイン演出もカッコイイ。アップテンポなBGMと相まって,ついついのめり込んでしまう。
なお筆者は,本作の難しいコマンドを入力しているときに,一昔前の対戦格闘ゲームにおける“超必殺技”を思い出してしまった。古参の格闘ゲーマーはそういったところにも注目してみよう。
ルールや操作は非常にシンプルだが,実際の鉄棒に負けない(?)ほどの緊張感を味わえる本作。1回あたりのプレイ時間も短めに設定されているので,ちょっとした空き時間を利用して,ぜひ一度試してみてほしい。
著者紹介:カイゼルちくわ
ゲーム攻略記事を中心に活動するフリーライター。ゲーセンに寝泊まりしたいくらいのシューティング&ガンシューティング好きだが,家に帰ればパソコンのFPS(ファーストパーソンシューティング)も遊びたがる。アクションゲームとかわいいキャラにも目がない。
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