コンパイルハートは,PlayStation Vita用の新作3DダンジョンRPG「
メイQノ地下ニ死ス」を2015年12月17日に発売する。
尖った才能を持つクリエイター達が住む魔界の洋館を冠するゲームブランド
“魔界1番館”。本作は,7月23日にリリースされた「
魔壊神トリリオン」に続く,同ブランドの第2弾作品だ。
本作のディレクションを手がけたのは「メタルマックス」シリーズで知られる
田内智樹氏。同氏が制作する3DダンジョンRPGと聞いて,期待を膨らませているファンも多いのではないだろうか。
今回は,そんな本作を一足先にプレイしてみたので,そのプレイレポートをお届けしよう。
左から,通常版と限定版のパッケージ
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“星のネジ”を目指し,若き魔械士達が迷宮に挑む
物語の舞台となるのは,宇宙に浮かぶ小さな星。この星の住人は,不思議な力
“魔械術”を用いる魔械士達を中心として,文明を発展させてきた。しかし,人々はある大きな問題に直面する。この小さな星は,数百年周期で自転が停止してしまうのだ。
静止した星を再び動かすためには,星の自転を司る
“星のネジ”を巻き直す必要があり,そのためには聖都「魔械都市サザンクロス」に存在する
“4つの塔”を攻略しなければならない。
そこで各地から若く有望な魔械士が選ばれ,聖都へと送り出された。本作の主人公・
エストラも,そんな魔械士の1人である。
サザンクロスにやってきた5人の魔械士。彼女達が,本作の物語の中心となる
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彼女は,星を救うために集められた魔械士達と時には競い,時には協力しながら“4つの塔”に挑む。果たして若き魔械士達は,星を救うことができるのだろうか……。
本作の主人公にして“黄色の魔械士”エストラ。誰に対しても友好的な性格で,困っている人を助けずにはいられない。お胸が大きい
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 宿でエストラと最初に知り合う“黒の魔械士”セティア。引っ込み思案で,自分が選ばれたことにプレッシャーを感じている。お胸がすごく大きい |
 世の中の事情に詳しい“白の魔械士”マキ。冒険の中でいろいろなアドバイスを与えてくれる,頼れるお姉さん。お胸が圧倒的に大きい |
 力比べと戦いが大好きな“赤の魔械士”フレア。何事にも競い合いを持ち込む性格で,ことあるごとにケンカをふっかけてくるツンデレ系。お胸がほど良く大きい |
 無邪気で元気な“青の魔械士”コニー。いつでもどこでもハイテンションな,魔械士達のムードメーカー&マスコット的な存在。お胸はない |
 魔械士達の長にして,物語の案内役でもある猫の老師様。昔は人間の姿をしていて「皆が振り向くほどのイケメン」(本人談)だったらしい |
トライ&エラーが楽しい! 快適な探索システムを駆使して,4つの塔を攻略しよう
ゲームの目的は,サザンクロスの周囲に立ち並ぶ
「青の塔」「白の塔」「紅の塔」「黒の塔」を踏破し,最終目標である“星のネジ”を発見することだ。各塔の内部は魔界と呼ばれる空間につながっており,これを攻略するのが当面の目標となる。
活動拠点となる魔械都市サザンクロス。四方に配置されているのが,攻略すべき4つの塔だ
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塔の探索は,マスに区切られたマップを開拓していく3Dダンジョン方式で進行する。3DダンジョンRPGと聞くと,いかにもハードコアな印象を受けるかもしれないが,本作の探索要素は非常にシンプルだ。
プレイヤーの前方とその左右の3マスを自動で書き込んでくれるオートマッピング機能や,移動を加速できるダッシュ機能はもちろん,曲がり角を自動で曲がってくれるオートターン機能なども用意されており,とにかくストレスなく探索を進められる。こういったタイプのゲームに初めて触れる人でも,ストレスなく楽しめるだろう。
隣接すると襲い掛かってくる石像や,下の階層に落とされる落とし穴など,トラップも多数登場する。未知の場所を探索するときには目視できるトラップに引っかからないように要注意
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体力を回復できる泉やエレベーターといった,有益な施設も各所に設置されている。スムーズに探索を進めるためには,これらの活用が必要不可欠だ
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ちょっと分かりにくいかもしれないが,マップで曲がり角に突き当たっても,このように自動で進行方向を変えてくれる。設定で機能をオフにできるので,好みに応じて設定しよう
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塔の最深部には,それぞれの塔を象徴する
“守護神”が鎮座しており,これを撃破することで塔の攻略が完了する。ご多分に漏れず,守護神はいずれも非常に高いステータスを誇り,やすやすと倒すことはできない。
だが,本作では戦闘に敗北してもゲームオーバーにはならず,ゲームの進行状況が保存された状態で拠点(サザンクロス)に戻ることに。すぐに再挑戦可能なので,負けてしまっても気を落とさず,対策を考えて再度挑んでみよう。
ボスに敗北すると,戦闘の結果に応じて「撃破指数」が表示される。この数値を参考にして,今後の育成方針を固めるといいだろう
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難度はいつでも変更できる。より歯ごたえのあるバトルを楽しみたい人は,難度HARDに挑戦してみよう
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ダンジョン内では,「変異体」や「覚醒体」と呼ばれる敵も出現する。通常の個体より圧倒的にステータスが高く,そう簡単には倒せない。だが,入手できる経験値などの報酬も多くなるので,なんとか撃破したい
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ちなみに,体力の回復やアイテム補充などは,拠点となるサザンクロスに設置された施設で行うことになる。とくによろず屋では,ゲームの進行状況に合わせて新商品が追加されるので,物語が進んだらラインナップを再確認するクセを付けておくといい。
お金大好きの商売人キャッシュが取り仕切る,よろず屋「キャッシュ」。回復アイテムなどの消耗品や,各種装備品が販売されている
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体力の回復とセーブをしてくれる宿「星風館」。宿泊は無料なので,懐事情を気にする必要はない。よろず屋に新たな“掘り出し物”が入荷した時は,給仕のエルが宿泊後に教えてくれる
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ガーディアンのパーツを組み合わせ,自分だけの最強カスタマイズを見つけ出そう!
本作における戦闘システムの基本は,ターン制のコマンドバトルだ。エストラを始めとする魔械士達は,自身を守護する
「ガーディアン」とタッグを組んで戦うことになり,最大で3ユニット(3組)が戦闘に参加できる。
攻撃力と防御力に優れるガーディアンが前線に立ち,打たれ弱い魔械士は魔械術を用いてガーディアンを支援するのだ。
魔械士とガーディアンのタッグは1ユニットとして扱われ,最大で3ユニット(3組)が戦闘に参加可能。ガーディアンと魔械士の組み合わせは自由に変更できる
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敵味方が使用する攻撃には「属性」が設定されている。ガーディアンや魔械士は,それぞれ各属性への適性が異なるので,出現する敵の傾向に合わせてパーティを組み替えよう
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ガーディアンは多数の攻撃スキルを所持しており,戦闘で敵を撃破するのは基本的に彼らの役目。ガーディアンが戦闘不能になると魔械士が前線に引きずり出されてしまうので,体力には気をつかう必要がある
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魔械士は,魔械術を用いたガーディアンの回復や支援を得意とする。長期戦になりがちなボスバトルにおいては,バフ&デバフスキルがとくに重要だ
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本作最大の特徴は,自由度の高いガーディアンのカスタマイズにある。
前線に立つガーディアンは
「コア」「ボディ」「右腕」「左腕」という4種類のパーツで構成されており,各パーツには戦闘で使用可能なスキルが宿っている。
ガーディアンには“通常攻撃”という汎用コマンドは存在しないため,こうしたパーツのカスタマイズによって,戦略がガラリと変化するのだ。
ガーディアンの個性や属性適性を司る「コア」は,戦闘を重ねることで成長する唯一のパーツだ。さまざまな魔石をセットすることで,適性の強化や,特殊なスキルの付与が行える
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「ボディ」はその名のとおりガーディアンの体で,防御力や攻撃力などの基礎ステータスを決定する
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「右腕」と「左腕」は,主要な攻撃手段となるスキルが宿るパーツだ。双方で同じパーツを装備することで,専用スキルが使用可能となる場合も
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MPという概念は存在しないため,スキルは基本的に使い放題。ただし「3回連続行動」などの強力なスキルを使用する際は,GP(ガーディアンの体力)をコストとして消費する場合もある
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さらに,戦闘中にはガーディアン同士の連続攻撃
「必殺コンボ」が発生することがある。コンボに組み込まれた攻撃は大幅に威力が上昇するため,可能であれば積極的に発生させたい。
発生確率は選択したスキルの属性相性によって変化するので,コンボを狙うならスキルの選択に注意を払おう。カスタマイズの段階からコンボを意識しておけば,1度の戦闘中に何度も発動させることも可能だ。
派手な演出と共に,強化されたスキルを連続で敵に叩き込んでくれる「必殺コンボ」。属性表で隣同士になっている属性は相性が良いので,パーティを組む時には属性表を参考にしよう
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ガーディアンのパーツを入手する方法はさまざまだが,多くの場合はダンジョンの中で拾うことになる。拠点にある施設
「魔械ファクトリー」では,パーツの製造やボディの進化(強化)が可能なので,こちらも活用してガーディアンの能力強化に努めよう。
ガーディアンのパーツを製造したり,ボディを進化させたりできる鍛冶屋「魔械ファクトリー」。進化や製造を行うためには,必要な素材とお金に加えて,エーテルと呼ばれる特殊な通貨を消費する必要がある
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パーツの付け替えによって,まったく異なる戦略をバトルに投入できる本作のゲームシステムは非常に魅力的だ。洗練された探索システムとも相まって,強力な守護神(ボス)に挑んだ際の「さっきは負けてしまったけど,これならどうだろう?」という,
トライ&エラーのループが非常に心地よい。じっくりと試行錯誤が楽しめるRPGを探している人に,ぜひお勧めしたい作品に仕上がっている。
なお,本作における難度NORMALは,比較的マイルドな調整となっている。ボス戦におけるトライ&エラーを楽しみたいという人は,ぜひ難度HARDでプレイしてみてほしい。強敵を打ち倒す快感がより大きくなること間違いなしだ。
ゲームを進めていくと,塔の守護神以外にも個性あふれる敵勢力が登場する。彼らがどんな形でストーリーに影響を与えるのかは,実際に遊んでのお楽しみ
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