連載
正方形を指定場所に導くだけなのについ熱中してしまう,iOS向けパズルゲーム「Squares:Puzzle Game」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第723回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。
そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の連載では,淡いパステル調の色彩でシンプルな見た目のパズルゲーム,「Squares: Puzzle Game」をご紹介。ルールは単純明快で操作もタップのみだが,パズルとしての出来はかなり洗練されている。
プレイヤーの目的は,さまざま色の正方形オブジェクト(便宜上スクエアと呼ぶ)を動かし,同じ色のサークルまで導くこと。
スクエアには三角形で向きが示されていて,タップするとその方向に1マス進む。進行方向に別のスクエアがあった場合は,そのスクエアごと一緒に動かすことが可能だ。スクエア単体では一方向にしか進めないので,このテクニックを利用して前方向以外のサークルまで移動させることになる。
すべてのスクエアを同色のサークルまで導けばレベル(ステージ)クリアとなり,次のレベルに進める。
この問題の場合,普通に動かしても赤のスクエアをサークルまで導けないので…… |
赤のスクエアを薄茶色のスクエアの真下まで動かして,薄茶色のスクエアを下方向に動かせば,赤のスクエアがサークルに到達できるようになる |
レベルが進むと,ステージ内に黒い三角形が登場する。黒い三角形の上にスクエアを置くと,スクエアを動かせる方向が黒い三角形の向きに上書きされる。これによって,パズルの解法がより複雑になっていくというわけである。
そのため終盤のレベルでは,スクエアで押してズラすのをはじめ,黒い三角形による方向変換,穴を使った移動などを駆使することになるため,一手一手が非常に重要となる。かなり頭を悩ませられるが,その分,クリアできたときの達成感もかなりのものだ。
個人的には,100円投資するだけの価値は十分あるタイトルだと思うので,興味を持った人は購入を検討してみてほしい。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」記事一覧
- 関連タイトル:
Squares: Puzzle Game
- この記事のURL:
(C)Klymenko Volodymyr