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「モンスト」がついにアーケードに進出! 「モンスターストライク MULTI BURST」ロケーションテストをレポート
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印刷2014/10/20 14:59

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「モンスト」がついにアーケードに進出! 「モンスターストライク MULTI BURST」ロケーションテストをレポート

 「モンスターストライク」iOS/Android,以下,モンスト)をベースとしたアーケードゲーム「モンスターストライク MULTI BURST」(以下,MULTI BURST)のロケーションテストが,東京レジャーランド 秋葉原1号店と,神奈川県のシルクハット川崎ダイスにて,2014年10月18日,19日に実施された。本稿ではロケーションテスト初日の,東京レジャーランド 秋葉原1号店の様子をお伝えしていこう。記事の最後には,プロデューサーの東 尚吾氏からのコメントも掲載している。

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 モンストは,ミクシィがサービスを展開しているスマートフォン向けタイトルだ。味方モンスターを指で引っ張って発射し,敵モンスターにぶつけることで戦うという,ビリヤードやおはじきを思わせる直感的なルール,そして最大4人での協力プレイが楽しめることなどが評判となり,2014年10月には世界累計のダウンロード数が1400万を超える人気アプリとなっている。

 そんなモンストをベースに,ミクシィとコナミデジタルエンタテインメントが共同で制作しているアーケードゲームが,MULTI BURSTだ。モンストの分かりやすさはそのままに,プレイヤー同士が戦う「対戦モード」や,プレイ中に有利な効果を発生させる「スキルカード」といった新要素が加えられている。
 人気作のアーケード進出ということで,今回のロケーションテストでは,開店時に60人を超える行列ができており,取材中も順番待ちの行列が途切れることはなく,大盛況だった。
 なお,本作は開発中なので,本稿で紹介する内容は,リリース時に変更される可能性があることを予めご了承いただきたい。

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レバーを引っ張って弾く,独特の気持ちよさ


 モンストプレイヤーとして気になるのは,スマートフォンのタッチパネルを活かした独特の操作がどうなっているのかといったところだろう。MULTI BURSTでは,スマートフォン同様の“画面上の味方モンスターをタッチしてから後ろへ引っ張り,そのまま指をずらして角度を調整した後,画面から指を離して発射する”という方法のほか,筐体に備え付けられた入力デバイスを使っての操作が可能となっていた。

「モンスターストライク MULTI BURST」の筐体(左写真)と,コンパネに設置された入力デバイス(右写真)
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 入力デバイスは,モンスターを発射するレバーと,発射方向を決める円盤(ディスク)が組み合わさった形状をしている。ディスクを回転させてモンスターの発射方向を指定した後,レバーを下げてから離すことでモンスターを発射。レバーにはバネが仕込まれているようで,下げるときにわずかな手応えがあり,離すと上に戻るという仕組みだ。物理的にレバーを引くという操作が,味方モンスターを発射するという要素とマッチしていて,独特の気持ちよさを味わえる。レバーはほんの少しの力で引くことができ,プレイしていて手が疲れることがなかったのも好印象で,慣れてくると,“親指でディスクを回し,人差し指でレバーを下げる”というように,片手でのプレイもできた。

円盤を回転させ,モンスターの発射方向を決める(左写真)。レバーを下げ,離すことでモンスターを発射(右写真)
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慣れてくると,片手でプレイすることも可能
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もちろん,スマートフォンと同様,画面をタッチしての操作も行える


迫力のクエストモード,そして独特の戦略性がある対戦モード


 今回プレイできたのは,あらかじめ用意されたパーティを使って進む「クエスト」と,両店舗に集ったプレイヤー同士が戦う対戦モードだ。
 まずクエストモードでは,マップ上に配置された敵モンスターを倒して進み,最終地点に待つボスと戦うという,スマートフォン版と同様のプレイを楽しめた。画面が大きいため,味方モンスター同士をぶつけての「友情コンボ」や,必殺の「ストライクショット」も迫力があり,ロケーションテストに参加していたプレイヤー達が,これらの技がでる度に目を輝かせていたのが印象的だった。

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クエスト終了時,円盤を回転させて散らばったコインを集めるという演出も
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 MULTI BURSTのオリジナル要素となるのがスキルカードだ。ロケーションテストバージョンでは,プレイスタート前に選んだものを一度だけ使うことができ,「アイテムを出現させる」「モンスターのタイプを変更する(反射のモンスターは貫通に,貫通のモンスターは反射になる)」といった効果が用意されていた。スマートフォン版以上に戦略の幅を広げてくれそうだ。

 また,2人のプレイヤーがチームを組み,ライバルチームと戦うという対戦モードも注目を集めていた。
 対戦モードを一言で表わすと“リーダーモンスターを巡る攻防”だ。ライバルチームのモンスターに味方モンスターをぶつけて攻撃するという基本はそのままに,独特な戦略性を持つモードに仕上がっている。

 対戦モードのチームは4体のモンスターで構成される(2人のプレイヤーそれぞれが2体ずつ味方モンスターを操作する)が,そのうちの1体が「リーダーモンスター」に任命され,残り3体がこれを守る「バリアモンスター」となる。ライバルチームのリーダーモンスターに自チームのモンスターをぶつけて攻撃し,HPをゼロにできれば勝利だ。

ライバルチームのリーダーモンスターに自チームのモンスターをぶつけて攻撃する。バリアモンスターは攻撃されてもダメージを受けないため,バリアモンスターでリーダーモンスターを守るのが重要なようだ
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 敵味方が交代でモンスターを発射するため,画面上では8体のモンスターがめまぐるしく位置を変えて入り乱れる。ロケーションテスト初日にも関わらず,「味方リーダーモンスターと敵の間にバリアモンスターを配置して守る」「敵のリーダーモンスターが壁の近くにいる場合,壁とリーダーモンスターの隙間に反射型モンスターを打ち込みむことで大ダメージを狙う」といった戦術が見られるなど,戦いは早くも白熱しているようだった。

店舗に設置されたライブモニターによる,対戦プレイの様子。対戦モードは,ライバルチームのモンスターに攻撃することでテンションゲージを溜め,これがMAXになるとストライクショットが使えるというルールとなっている。ライバルチームのモンスターに攻撃を当てると,そのテンションが下がるため,ストライクショットを使わせないようにするためにテンションが高い敵を狙うというテクニックも見られた。なお,リーダーモンスターは攻撃を受けてもテンションが下がらないため,攻撃の要としても重要な役割を持つようだ
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「アミューズメントセンターという場を活かしたゲームにしたい」

東 尚吾プロデューサーにミニインタビュー


 会場では,本作のプロデューサーである,コナミデジタルエンタテインメントの東 尚吾氏に話を聞く機会が得られた。本稿の締めとして,東氏のコメントを掲載しよう。

コナミデジタルエンタテインメントの東 尚吾氏
画像集#024のサムネイル/「モンスト」がついにアーケードに進出! 「モンスターストライク MULTI BURST」ロケーションテストをレポート

4Gamer:
 ロケーションテスト初日ですが,かなりの盛況ですね。

東 尚吾氏(以下,東氏):
 東京レジャーランド 秋葉原1号店では,開店時に60人を超える行列ができていました。モンストというコンテンツの強さを実感しましたね。

4Gamer:
 モンストのアーケード進出ということで,MULTI BURSTをどういったゲームにしていきたいとお考えですか?

東氏:
 人と人が顔を合わせて共にゲームを遊ぶという,アミューズメントセンターという場の特性を活かし,お店にコミュニティを形成できるようなゲームを目指しています。自分が上達するのに加え,仲間同士でコミュニケーションを取って戦っていくという楽しさを体験していただきたいと考え,クエストモードに加えて対戦モードを導入しているんです。対戦モードでは現状2人でチームを組んで戦いますが,勝った時にハイタッチして喜びあうような,アミューズメントセンターならではの体験ができるようにしていきたいですね。

4Gamer:
 新要素のスキルカードはどういった意図で導入されたものなのでしょう。

東氏:
 スマートフォンのモンストをそのままアミューズメントセンターに持ってくるのではなく,独自要素を入れたいと考えてのことです。スキルカードを収集するという新たな遊びを加え,戦略性を高めるという狙いがあります。

4Gamer:
 MULTI BURSTは,操作がタッチだけでなく,レバーも使えるのが,モンストのゲーム性にマッチしていて面白いですね。

東氏:
 アーケードならではの手ざわりを感じていただくためにレバーを導入したのですが,レバーを引っ張って離すという気持ちよさと,プレイしていて疲れないということを両立するため,バネの強さなどにはかなりこだわっています。

4Gamer:
 スマートフォンのモンストとのコラボは行われますか?

東氏:
 お客様からも,連動を望むお声を非常に多くいただいていますので,前向きに考えていきたいです。
 MULTI BURSTを,みんなでプレイして楽しいタイトルに育てていきたいと考えていますので,ご期待下さい。

4Gamer:
 ありがとうございました。

「モンスターストライク MULTI BURST」公式サイト

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    モンスターストライク MULTI BURST

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