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おまわりさんこの人です。iOS向け仕分けゲーム「通報しました。」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第621回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
交番などによくある「この顔にピンときたら」という張り紙。目にすることはあれど,実際に通報した経験がある人はほとんどいないのではなかろうか。本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,そんな珍しいできごとを疑似体験できるタップゲーム「通報しました。」を紹介する。
iOS版「通報しました。」ダウンロードページ
本作は,不審人物が出没する危険な「A通り」を舞台に,通行人が「一般人」か「不審人物」かを見分けるという,仕分け系のタップゲームだ。まずは,タイトル画面や「遊び方」から確認できる不審人物を,しっかり覚えることから始めよう。登場人物はそんなに多くないので,すぐに覚えられるはずだ。
ゲームを始めると,A通りに通行人が現れるので,一般人ならば「スルー」,不審人物ならば「通報」をタップしよう。通行人が一般人の場合,スルーをタップせずそのまま通り過ぎるのを待ってもOK。とにかく不審人物を確認したら,通り過ぎてしまうまえに通報だ。
一般人を誤って通報するか,不審人物をスルーしてしまうとゲームオーバーとなり,通報した数がスコアとして表示される。
「ゲームが進むほど判定時間が短くなる」などの変化がなく,全体的にやや単調になってしまいがちだが,集中力さえ続けば記録が伸ばせる仕様ともいえる。
また,登場人物が「女子学生」「男子学生」「中年サラリーマン」「不審人物」の4人と少なめだが,不審人物だけは,学生服やセーラー服,スーツなど,服装のバリエーションに富んでいる。
題材がディープではあるものの,難度は高くないため誰でも気軽に楽しめる本作。「通報する感覚を味わいたい」「A通りの平和はおれが守る!」といった人は,ぜひプレイしてみてほしい。
なお,本作はGameCenterに対応しているので,この手のゲームが得意な人はランキングの記録に挑戦してみるのもいいだろう。ただし,ハイスコアを狙ってゲームにのめり込みすぎると,気づいた時には自分自身が“不審人物”に……なんてことになりかねないので,出先でのプレイにはご注意を。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”も好き。
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