連載
出世の道はデッドオアアライブ。Android向け“魚生存”アクションゲーム「サーバイブフィッシュ」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第615回
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スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
ブリやスズキ,ボラのように,成長し大きくなるにつれて呼び名が変わり,その価値も高まっていく「出世魚」。めでたい席のゲン担ぎに重宝される魚達だ。本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,そんな出世魚が必死に生きようとするアクションゲーム「サーバイブフィッシュ」を紹介する。
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Android版「サーバイブフィッシュ」ダウンロードページ
ゲームをスタートすると,画面左にいる主人公の「出世魚」に向かって,画面の右端からネコの群れ(というか肩車したネコタワー)が迫ってくる。ネコに触れると即ゲームオーバーとなってしまうので,わずかに開いた隙間を狙って魚をジャンプさせよう。
操作は,画面のどこかを長押しすると,魚が「ぐぐぐ」と力を溜め始め,画面から指を離すと,溜めた時間の分だけ高くジャンプする,というシンプルなもの。
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本作は,魚がほんの少しでもネコに触れれば即アウトで,ゲージなどの目安になるものがないため,力の調整が難しい。強いて言えば,力を溜めた時間に応じて魚の上に表示される,「ぐ」の数がザックリとした目安になる程度だろう(最大4つ)。
また,一度力を溜め始めるとキャンセルできないため,ジャンプするタイミングも重要となる。ネコタワーが見えてから瞬時に判断が求められる。
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可愛らしい見た目に反して,無情なまでに難しい本作だが,ほんわかした音楽や,魚をキャッチした際の猫のうれしそうな鳴き声などにより,失敗してもあまりストレスを感じさせない不思議な魅力がある。また,短いスパンで遊べるため,淡々と続けてしまう中毒性があり,隙間時間には最適の内容となっている。
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最初はネコタワーを3回避けられれば上出来といえる本作。慣れてくると,4回,5回と少しずつ回数が増えき,自分の成長を感じられる。こうした点も,やめどきが分からなくなる理由の一つかもしれない。
そもそも夏の炎天下,陸上に放り出された魚がそう長く持つとも思えないが,そんなツッコミは粋じゃない。この作品を通じ,出世魚の生涯(?)を体感してみてはどうだろうか。
著者紹介:カイゼルちくわ
ゲーム攻略記事を中心に活動するフリーライター。ゲーセンに寝泊まりしたいくらいのシューティング&ガンシューティング好きだが,家に帰ればPCのFPSも遊びたがる。アクションゲームとかわいいキャラにも目がない。
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