小鳥は跳ねるよどこまでも。iOS向けアクションゲーム「Jumping Bird!」を紹介する「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第584回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。　そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　本日の「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」では，カラスに襲われそうになり，巣から落ちてしまった小鳥を救助マットで跳びはねさせながら運んでいくという，ユニークな設定のアクションゲーム「Jumping Bird!」を紹介しよう。小鳥がボールのように跳ねる可愛らしい様子とは裏腹に，かなりの難度となっているタイトルだ。

本作は基本プレイ無料のアイテム課金制

iOS版「Jumping Bird!」ダウンロードページ

　ゲームを起動し，端末を左右に傾けるとプレイがスタート。木の上にある巣から小鳥が落下するので，地上にいる2人のキャラクターが持つ救助マットを端末の傾きで動かし，小鳥を受け止めてあげよう。小鳥をうまくに救助マットに着地させると，その反動で小鳥は跳ね上がるが，このとき，端末を右に傾けていると（マットが右に傾いていると）小鳥は右へ，左に傾けていると小鳥が左へ跳ね上がる。うまく調整しながらできるだけ右方向へ進んでいくのがプレイヤーの目的だ。
　ちょっとした操作ミスで小鳥が大きく戻ってしまうので，なるべくマットを右に傾けた状態で進んでいきたいところだ。

上の写真の左上に見えるのが小鳥（とカラス）。筆者は最初どこからスタートするのか分からず，一瞬で小鳥を地面に落としゲームオーバーになってしまった

頭では分かっているのに，つい小鳥を左側に飛ばしてしまうことも多々

　また，救助マットの中央と端では，跳ねる高さが変わってくる。高く跳ねる中央部分で受けた方が距離を稼げるのだが，障害物（詳細は後述）を避けるときには，あえて端に着地させるというテクニックも必要になる。


　さて，その障害物には「木のブロック」と「トゲブロック」の2種類がある。
　小鳥が木のブロックに当たると飛ぶ方向が変わり，場合によってはスタート地点の方向へ大きく戻ることになったり，思わぬ軌道修正が必要になったりするので厄介。トゲブロックに至っては，ぶつかると問答無用でゲームオーバーとなるので，何としても避けたいところだ。
　とは言っても，ブロックの位置に合わせて小鳥が跳ねる高さや方向を調節するのは至難の業。高く跳ねとばした後にトゲブロックが出現し，小鳥がそこにピンポイントで着地……ということもあるので，運の要素も強い。

トゲブロックに当たるとあわれ，小鳥はなぜか爆発

　難度は高く，せっかく稼いだ距離が一瞬にして無駄になるというイライラ要素もあるが，それだけに記録を更新できたときの嬉しさはなかなかのもの。キュートな小鳥に心を奪われた人や，イライラの先にある爽快感を味わいたいという人はプレイしてみてほしい。

著者紹介：トリスター/目代将規
　ゲームやアニメの書籍企画，編集，シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや，一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。

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