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己の道は己で切り開け。iOS向け瞬間記憶ゲーム「運命の選択」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第532回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
人間,長い間生きていると,2つのうちどちらか1つを選択しなければならない,といった場面に出くわすこともあるだろう。本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,そんな二者択一を題材とし,記憶力が試されるゲーム「運命の選択」を紹介する。
iOS版「運命の選択」ダウンロードページ
プレイヤーは,宝までのルートが記された地図を記憶し,枝分かれした洞窟の最奥部を目指す。宝の地図は数秒間しか確認できないが,洞窟の内部は左右の分かれ道を繰り返す構造なので,難度はさほど高くない。
記憶した正しいルートを選択していき,宝に辿り着ければステージクリアとなって次のステージに挑戦できる。なお,間違った道を選んでしまうとゲームオーバーとなり,それまでに得た宝の数がスコアとなる。
本作には,「お試し」「ノーマル」「ハード」「超・運試し」という4つの難度が存在する。お試しは,初めてプレイする人向けのチュートリアルのようなモードだ。ノーマルは洞窟内の宝までの分岐ポイントが2〜5個,ハードは6個で固定されている。記憶力に自信のある人は,より高い難度に挑戦するといいだろう。
少し趣向の違う超・運試しは,正解のルートが分からないままスタートするという,直感と運によってスコアが左右されるモード。最初の分かれ道でゲームオーバーになることも多く,宝箱を2つ以上入手できれば御の字だ。
超・運試しモードを除き,素早く地図を記憶して,正しいルートを進んでいくという,自分との戦いになる本作。フリーズがやや多く動作が不安定な点が気になるものの,シンプルゆえに繰り返し遊びたくなる内容となっている。
カジュアルゲームとして誰にでも楽しめるうえ,頭の体操にもなるので,脳トレ系が好きな人は,ぜひプレイしてほしい。また,GameCenterにも対応しているので,全国のトレジャーハンターと記憶力を競い合ってみるのもいいかもしれない。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
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