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リズムが導く新感覚レース。スマートフォン向け「BEAT DRIFT」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第515回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
ゲームにおいて,BGMが果たす役割は非常に大きい。リズムアクションはもちろんのこと,RPGやアドベンチャーゲームなどにおいても,音楽による演出はプレイヤーを感動させる要素になっている。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」で紹介する「BEAT DRIFT」(iOS / Android)は,音楽とゲームは切っても切れない,ということが改めてよく分かる作品だ。
iOS版「BEAT DRIFT」ダウンロードページ
Android版「BEAT DRIFT」ダウンロードページ
本作は,自機が自動で四角形のトンネルを進んでいく,レースゲーム風のシステムとなっている。画面の右端と左端をタッチすることで自機はそちらの方向へと曲がるので(設定で入力を逆方向にすることも可能),これでトンネル内にある障害物を回避していこう。
自機は地面だけでなく壁や天井まで走ることができ,トンネル自体も回転するという,かなりダイナミックなプレイ感が本作の魅力。かなりシンプルなプレイ画面だが,その分障害物が見やすく,スピード感をより強く感じられる。
最初のステージ「GENESIS」は割と楽に進めるが,その先にあるステージの難度はかなりのもの。超高速で迫る障害物をとっさに避けることは非常に難しく,初見では投げ出したくなるかもしれない。
だが,ここで助けになるのが,ゲーム全編を彩っているハイテンポなBGM。障害物はBGMのリズムに合わせた配置になっており,ステアリングを切るタイミングの目安になるのだ。
ステアリング切るタイミングが音楽のリズムと一致するため,不思議な一体感と没入感が味わえる本作。60秒生存できれば各ステージはクリア扱いとなるため,1プレイの時間が短いのもうれしいところだ(60秒経過後はゲームスピードがさらに高速なボーナスタイムとなる)。
高難度に心が折れそうになるかもしれないが,視覚だけでなく,聴覚までフルに使ってクリアを目指してほしい。
著者紹介:カイゼルちくわ
ゲーム攻略記事を中心に活動するフリーライター。ゲーセンに寝泊まりしたいくらいのシューティング&ガンシューティング好きだが,家に帰ればパソコンのFPS(ファーストパーソンシューティング)も遊びたがる。アクションゲームとかわいいキャラにも目がない。
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