直感操作が気持ちいい。iOS向けパズルゲーム「teggle」を紹介する「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第487回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。　そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　本日の「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」では，シンプルなルールでスピーディに展開するパズルゲーム「teggle」を紹介する。
　非常にサクサクとプレイできるおかげで，中毒性はなかなかのものだ。また，複雑な思考を必要としないので，誰にでもオススメできる良作となっている。

本作のダウンロードは100円（税込）。チュートリアルは用意されていないが，少しプレイすれば，すぐにルールを理解できる優れたゲームデザインとなっている

「teggle」ダウンロードページ（App Store）

　プレイヤーは画面上のタイルに描かれた記号を見て，それに対応した操作を行っていく。記号はとてもわかりやすいものばかりで，「○」ならばタップ，「＞」ならば右へフリック，「∨」ならば下へ……といった具合だ。正しい操作を行うとタイルは消え，また新たなタイルが登場。これを繰り返していき，タイルを消した数がスコアとなる。なお，タイトルを一定時間放置すると，そこに描かれた記号が点滅し始め，そのままにしておいたり，誤った操作をしたりするとゲームオーバーだ。

タイルの数が増えると，どれが時間切れになりそうなのか分からなくなってくる。「上から順番に消していく」など，自分なりの法則を考えておくといいだろう

　タイルは描かれている記号によって消え方が異なる。たとえば，タップならばその場でタイルが消滅し，上下左右の記号ならばフリックした方面にタイルがフェードアウトしていく。なお，上や下に消えていくタイルに関しては，進行方向にあるほかのタイルも一緒に消してくれるので，ハイスコアを狙う人はうまく活用するといいだろう。

記号が「○○」のときはダブルタップ。対応していない操作を行ってもタイルは動かない

　また，終盤のステージは，最大で7つのタイルを同時にさばかないといけないので，かなり忙しいが，各記号とタイルの色は連動しているので，色を頼りにしてみるのもいいかもしれない。

最初は2枚のタイルだけだが，時間の経過と共に数が増えて難度が上昇していく

　ステージを進めていくと，一定時間おきに描かれた記号の向きが変わる変則的なタイルも登場する。これは消す方向を間違えやすいので，最優先で対処するといいだろう。また「×」と書かれたものをタップすると，その時点でゲームオーバーになるので，触れないように心がけ，自然消滅するのを待とう。

最初から7つのタイルが登場する「エキスパートモード」や，タイルがより細分化された「四角モード」なども存在する。通常のプレイに物足りなくなったら，これらのモードを遊んでみるのもいいかもしれない

　非常にシンプルな作りながら意外と戦略性に富んでいるほか，連続でタイルを消していく感覚が気持ちいい本作。ちょっとした空き時間に遊びたい，夢中になれるパズルがやりたいという人は，ぜひ一度触れてみてほしい。

著者紹介：トリスター/目代将規
　ゲームやアニメの書籍企画，編集，シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや，一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。

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