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投げて打っての大活躍。iOS向けアクション「涙を拭けよ!ぼっち野球」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第420回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
1人でいるときふと「野球がしたいなぁ」と思ったら,あなたはどうするだろうか。思いつくのは壁当てかバッティングセンターといったところだろうが,本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」で紹介する「涙を拭けよ!ぼっち野球」は,投げた球を自分で打つという,型破りにもほどがある野球ゲームなのだ。
「涙を拭けよ!ぼっち野球」ダウンロードページ
本作の主人公は,日曜日の夕方辺りにテレビでよく見かけるような顔をした「なかしま」君。彼は野球が大好きなのだが,友達がいないためいつも一人。そこで,自ら投げた球を走って追い越し,その球を打ち返すという遊びに興じているのだった。
もはや人間技ではないのだが,なかしま君のボディは異様に鍛え上げられており,納得するしかない。
ゲームを開始するとボールが表示されるので,これを右にスワイプして投球。次はボールを追い越すべく,画面タップの連打でなかしま君を走らせよう。なかしま君が画面端まで到達すると,いよいよバッティングモード。画面をフラフラと飛んでくるボールを見定め,タイミングよくタップして打つ! ボールは勢いよく飛んでいき,落下するとその飛距離と到達高度が表示される。
飛距離と到達高度が経験値となり,経験値が一定以上溜まるとレベルアップして球速スや走力がアップ。より飛距離を出しやすく,ボールを追い越しやすくなる。
なお,バッティング時には,タップした場所でボールが飛ぶ角度も大きく変わる。下側を打てば高く浮き上がり,上側を打てばライナー性の打球になる。中央よりやや下あたりをタップするのがよさそうだ。
また,バッティングの最適なタイミングを指マークがでお知らせしてくれるので,それを目安にタップするといいだろう。
プレイのたびに消費するボールアイコンが時間経過でしか回復しないのが少々気になるところだが,シンプルながらランダム要素が多く,ムキになって何度も挑戦したくなってしまう本作。
ハイスコアを目指すにはそれなりに時間がかかるため,のんびりじっくりゲームを楽しみたいという人に向いているだろう。今後のアップデートで,新キャラクターによるぼっち野球も登場予定とのこと。それよりも先になかしま君の相方を見繕ってあげたほうがいいような気もするが……。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
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