連載
3Dパズルを解いて,少女を踊らせろ。スマートフォン向けパズルゲーム「Save Toshi DX」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第278回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の連載では,本格3Dパズルだけでなく,カタコトの日本語も話す可愛い女の子「Toshi」のダンスが楽しめる,スマートフォン向けパズルゲーム「Save Toshi DX」をご紹介。iOS版は無料体験版もあるので,気軽に遊んでみてほしい。
本作はiOS版が170円で,Android版は無料でダウンロード可能 |
「Save Toshi DX」ダウンロードページ(App Store)
体験版「Save Toshi!」ダウンロードページ(App Store)
「Save Toshi HD」ダウンロードページ(Google Play)
本作「Save Toshi DX」は3Dを活かしたパズルゲームになっている。各レベルごとに20ステージがあり,レベルは5まであるので,合計100ステージとボリュームたっぷり。ステージをクリアすると次のステージに進むことができる仕組みだ。
さて,そのクリアの方法はというと,少女Toshiをダンシングフロアへ導くというもの。「それだけ?」と思われるかもしれないが,順を追って説明しよう。
まずステージを選択すると,高くそびえる木製ブロックの上で怯えるToshiが確認できるはずだ。プレイヤーは画面をタップすると,タップした部分に「球」を発射できるので,その球を足場の木のブロックに当てて破壊しよう。足場を破壊するとToshiは重力に従って落ちていくので,その落下を利用してゴールとなる「16マスの緑のタイル」に導くのだ。壊す順番を間違えるとゴールに導けないので,Toshiの動きを予測する必要がある。
左が開始画面。上段にある3つの木製ブロックの内,真ん中と右を破壊することで上の足場が傾き,Toshiは斜めに滑り落ちてゴールに辿りつくわけだ |
本作で重要になるポイントは,「視点」の変更だ。一見平面的に見えるが,3Dのパズルであるために“奥行き”が存在する。そのため,例えば正面から見ると1つのブロックにしか見えない場合も,横から見ることで実は複数のブロックが存在してたりもする。立体的にステージを捉えることが,攻略のポイントなのだ。
視点の変更方法はシンプル。画面をスワイプすればOKだ。それ以外にもプレイ中に注意したいことが2点あって,「発射した球をToshiに当てないこと」,「Toshiを足場のない水に落とさないこと」だ。この2つは即ゲームオーバーになるため,絶対に避けること。
これ以上動かせない,Toshiが水に落ちてしまう……というようにゲームが詰んでしまったときは,右上の「矢印ボタン」をタップして,ステージを初期状態に戻そう。プレイ中,発射できる球に数の制限はないが,使用した球数が少ないほどクリア時のランクは高くなる。目指すは全ステージ最高ランクの“星3つ”だ。
こんなステージでは視点の変更が必須。視点を変更し,球体のオブジェクトに球を当てて,シーソーに落ちるよう誘導しよう |
見事Toshiをゴールまで導ければ,彼女は喜んで踊りだす。次のステージに進むのを忘れ,見続けてしまう演出だ |
本作にはさまざまなオブジェクトが存在している。Toshiがツルツル滑っていく「ガラスの床」や,球をぶつけると爆発してほかのオブジェクトを吹き飛ばす「ニトロ」などがそれで,それらをどう活かせばクリアできるか,また,どうすれば最短手数でクリアできるか,あれこれ考える必要がある。しかしそれによって頭が刺激され,ある種“パズルハイ”な気持ちが感じられるはず!
そして,その刺激された頭は,ゴールでToshiが踊ることによって,最高潮を迎えるのだ。なお,レベルが上がるごとにToshiの顔や衣装がチェンジするのも,本作の魅力。最終レベルまで到達すると……どうなるかはプレイヤーの目で確かめてほしい。
物理エンジンを利用したよくあるタイプのパズルに,「3D」と「可愛い少女」をミックスしたハイブリッドなゲーム性を持つ本作。パズル好きは当然だが,ダイナミックな本作の仕掛けの数々は目にも楽しいので,パズルが苦手という人にもぜひ遊んでいただきたい。もちろんクリアした際は,Toshiとともにダンス! ……するのも悪くない,かな。
著者紹介:トリスター/オクムラワタル
平成生まれのゲーム野郎。ファミコンとともに幼年期を過ごし,ゲームによって育てられた存在。ジャンルを問わずゲームを愛しており,FPSから恋愛シミュレーションまでなんでも触る。ちなみに説明書は読まない派である。
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(C) Nitako 2010
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