連載
鬼教官の指導は超音速。スマートフォン向け間違い探しゲーム「おまえは帰れ!」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第295回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
スマートフォン向けタイトルに限らず,最近のゲームは至れり尽くせり。操作を簡単にする機能やアイテムがゲームに用意されていて,プレイヤーの操作技術や能力が甘やかされてはいないだろうか? そんなゆるみきってしまったプレイヤーにこそ,本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」で紹介する「おまえは帰れ!」(iOS / Android)を遊んでみてほしい。
「おまえは帰れ!」ダウンロードページ(App Store)
「おまえは帰れ!」ダウンロードページ(Google Play)
ゲーム内容は単純明快。プレイヤーは規律に厳しい鬼教官となり,画面奥の校舎から走ってきた3人(匹?)組の動物の中から,「仲間外れ」を見つけてタップしていく。
正解を選ぶことができれば,即座に画面奥から次の3人組が土煙を上げて走ってくる。30秒の制限時間内に,周囲との協調性や規律が分かってない輩を何人“指導”できたかで,プレイヤーの鬼教官ランクが決まるのだ。
序盤は3人組が走ってくる速度が遅く,仲間外れのポイントも“動物の種類が違う”といった分かりやすいものなのだが,一定数の動物を指導するたびに走ってくる速度が上がり,仲間外れのポイントも,ちょっとしたポーズの違いといった微妙な違いになっていく。
間違って仲間外れでない動物をタッチしてしまったり,制限時間を迎えてしまったりすると,その場でゲームオーバーとなってリザルト画面へと移る。ちなみにゲームオーバー時には,動物たちが腹立たしくも笑ってきたり,割と辛口の称号が与えられたりと,最後まで甘くない。
実際プレイしてみてもらうと分かると思うが,相当な速さで指導していかないといい記録が出ず,ほとんどの人はランキングで他人の記録を見て,愕然とすることになるだろう。
超高速で展開するテンポの良さや遊びやすさはもちろん,ハイスコアへの挑戦のしがいもある本作。まったり遊ぶアプリとは180度方向性が異なるこの世界で,ぜひ己を鍛え直してみてほしい。
著者紹介:カイゼルちくわ
ゲーム攻略記事を中心に活動するフリーライター。ゲーセンに寝泊まりしたいくらいのシューティング&ガンシューティング好きだが,家に帰ればパソコンのFPS(ファーストパーソンシューティング)も遊びたがる。アクションゲームとかわいいキャラにも目がない。
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