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ごめん、とれないw
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戦慄のノーサインキャッチング。iOS向けタップゲーム「ごめん、とれないw」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第253回
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印刷2013/05/20 10:00

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戦慄のノーサインキャッチング。iOS向けタップゲーム「ごめん、とれないw」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第253回

画像集#011のサムネイル/戦慄のノーサインキャッチング。iOS向けタップゲーム「ごめん、とれないw」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第253回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。

 幼いころにキャッチボールで遊んだことはあっても,マスクやプロテクターを着け,キャッチャーとしてピッチャーの球を受けた経験があるという人は,そう多くはないだろう。本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」で紹介する「ごめん、とれないw」は,そんなキャッチャーの気持ちが味わえるゲームだ。

 ちなみに,タイトル末尾につけられた「w」は,笑いを表すネットスラングなのだが,それに反して中身はなかなか硬派な内容となっている。

無料でプレイできるが,画面下部に広告が表示される。うっとうしいと感じても,キャッチャーたるもの,それくらいで心を乱してはいけない
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「ごめん、とれないw」ダウンロードページ(App Store)


 本作には全部で14のステージが用意されているが,最初にプレイできるのは「小学球児」のみ。クリアによって次のステージが開放されていくので,頑張ろう。

 ステージを選択すると,キャッチャーから見た風景と,いくつかのエリアに分けられた枠が表示される。この枠はいわゆるストライクゾーンのようなもので,ピッチャーはこの枠にあるエリアのどこかに向けて球を投げてくる。
 ボールがキャッチャーに近づくと,ボールが来るエリアが赤くなるので,素早くタップ。これでキャッチ成功だ。これを繰り返し,10球連続でキャッチに成功すればステージクリア。違うエリアをタップしたり,制限時間内にタップできなかった場合は即座にゲームオーバーとなって,リザルトが表示される。

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 最初の「小学球児」の場合,投球してくるエリアは上と下の2つしかないが,次の「中学球児」では4つ,「甲子園球児」では9つと,ステージを進む度に増えていく。その分1エリアが小さくなっていくので,必然的にミスタップしやすくなるのだ。

 なお,ピッチャーが投げる球には白と金という2種類のカラーがある。そのうち金の球(通称「金玉」という何とも“直球”なネーミング……)は,溜めるとアイテムと交換できるというお得な球だ。捕球した金の球はゲームオーバーになってもリセットされずにて溜まっていくので,何度も繰り返しプレイして金の球を集めていこう。

 アイテムには1度だけミスを帳消しにできる「待った」や,捕れる範囲が広がる「デカミット」など,攻略にとても役立つものが揃っているが,交換に必要な金の球の数がかなり多いうえ,アイテムは使うとすぐになくなってしまうので,交換を行うときは,慎重に判断しよう。

一番要求数が少ない「待った」ですら金の球が100個必要になる。これらを活用せずともクリア自体はできるので,奥の手として残しておこう
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 序盤はエリアの数が少なく,ピッチャーの球速も遅いため,さほど苦戦はしないが,中盤の「松板だいすき」以降から急激に難しくなる。ピッチャーの投げる球種も,弧を描く「カーブ」や捕球直前に鋭く曲がる「スライダー」,ゆっくり来てストンと落ちる「チェンジアップ」など,実に多彩だ。ピッチャーの球を目で追っても急激に角度が変わって見失いやすいので,枠全体をじっと見つめ,赤いエリアを確認したらそこを素早くタップ,とう感じにプレイすると攻略しやすいと感じた。

ゲーム中盤以降に登場するピッチャーは,松板だいすき以外にも,「桑中まさみ」「ダルピッシュ無」「ランピージョンソン」と,どこかで聞いたような気がする面々。スライダーが得意だったり剛速球が武器だったりと,ピッチャーによっても個性がある
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 くせ者ぞろいのピッチャーだが,中でも最後に待ち受ける3人は,現実ではありえない軌道を描く「魔球」を投げてくるという設定。
 12人目の「さわむら」は,ボールが一度落ちたあと急浮上する「魔球1」を,13人目の「ハレンチ王子」は,球が消えたあと再び出現する「魔球2」を駆使してくる。

 最後のピッチャーがどんな魔球を使うかはプレイ時のお楽しみということで,ここでは語らないでおくが,時速300kmの速球に200km台のカーブやフォークを織り交ぜてくるので,魔球なしでも苦労すること間違いなしである。
 ちなみに,ここで見事10球をキャッチすれば「延長戦」に突入し,ゲームオーバーになるまで好きなだけボールをキャッチできるオマケ要素が用意されている。

「さわむら」あたりから,ボールが異次元じみた軌道を見せ始める。右の写真は一見リリース前に見えるが,実はリリース後。これが魔球2の恐ろしさ
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 難度が上がるほど,タイトル通り「ごめん,とれないw」と呟きたくなる本作だが,慣れてくると「このコースはスライダーで,あの辺りに落ちるな」といったように予測が立てられるようになる。ステージクリアしたときの快感はかなりのものだ。

 もう少しやりこみ要素があってもいいと感じたが,十分に遊べたという印象。ぜひ気負わずのんびりと「ごめん,とれないw」なんて笑いながら楽しんでいただきたい。

著者紹介:トリスター/目代将規
 ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。

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