連載
確率を支配せよ。Android向けハイ&ローゲーム「さだめブレイド」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第250回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
伏せられた自分の数字が,相手の数字より高いか低いかを当てる「ハイ&ロー」ゲーム。「これは高確率で勝てる」と思って数字を開けたら痛い目を見た,という人は多いだろう。確率というものがいかに当てにならないかを実感できるゲームだと言えるかもしれない。
だが,もしそのハイ&ローに,数字を操れるルールが加わったら……本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」で紹介する「さだめブレイド」は,そんなアイデアが盛り込まれた作品だ。
「さだめブレイド」ダウンロードページ(Google Play)
基本ルールは,相手側(GOD)の1〜100の数字よりもプレイヤー側(BLADE)の数値が高いか(HIGH)低いか(LOW)を選ぶだけ。選択が合っていれば1つのステージをクリアしたことになり,次のステージへと進む。
なお勝利した場合,その時のBLADEの数値が次のステージのGODの数値となる。
これだけなら純粋な運試しで,ステージをどんどん勝ち進んでいくのはまず不可能に思えるが,そこで重要になるのがカードの存在だ。
画面下には5つのカードスロットがある。プレイヤーはここに表示されたカードの効果を使い,GODやBLADEの数字を増減させるなどして,戦況を変えることができるのだ。
スロットに表示されるカードは,プレイヤーが持っている30枚の山札からランダムで選ばれる。5つのスロットがすべて埋まった状態でスタートし,ステージクリアごとに1枚引ける仕組みだ。
山札は手持ちのカードを使ってカスタマイズできるので,自分の戦略に合わせよう。ただし,同じカードは3枚までという制限がある。
カードを増やすには,ゲームオーバーになるたびに,到達ステージ数に応じてもらえる「ざんねんソウル」を交換所「ソウルヤ」に持っていくのが一番の近道。ざんねんソウルは,新たなカードを手に入れるために必要なチケットや,通貨へと交換できるが,なんと変動制の交換レートが設定されているので,自分に有利なレートのときに交換しよう。
なお,各カードを所持金で強化すれば,効果が上がったり発動条件が緩和されたりと,より使いやすくなるので,こちらも忘れずに。
カードの組み方次第で戦術は変わるが,BLADEの数字が次のステージのGODの数字になることを利用して,連勝パターンを作ることも難しくない。だが,いくらカードを駆使したところで,敗北の可能性を消すことはできないところが本作の面白いところ。1と2だけ出なければいい場面で見事に1が出る,ということも起こりうる。
最後の最後までハイかローかを選ぶ緊張感が消えないこのスリルは,病みつきになること請け合いだ。
その緊張感に加えて,カードを強化したり,コレクションしたりする楽しみが味わえる本作。この今までにない新たなプレイ感覚を,ぜひ試してみてほしい。
著者紹介:カイゼルちくわ
ゲーム攻略記事を中心に活動するフリーライター。ゲーセンに寝泊まりしたいくらいのシューティング&ガンシューティング好きだが,家に帰ればPCのFPSも遊びたがる。アクションゲームとかわいいキャラにも目がない。
「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」記事一覧
- 関連タイトル:
さだめブレイド
- この記事のURL: