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「ラグナロク オデッセイ エース」の開発はすでに終盤か。対巨竜ニーズヘッグ戦の実演プレイも行われた,「ガンホーフェスティバル2013」ステージレポート
まず舞台に上がったのは,ガンホー・オンライン・エンターテイメント代表取締役社長CEO兼ゲームアーツ代表取締役社長の森下一喜氏と開発ディレクターの入江和宏氏,ゲームプランナーの大河原啓考氏,そしてグラフィックデザイナーの落藤隆史氏の4名。イベントは,入江氏の「一度は決まった発売日を変更することになり,発売を待っていてくださった方々には,本当にすみませんでした」との陳謝の言葉からのスタートとなった。
4月18日に掲載した記事でもお伝えしているように,「ラグナロク オデッセイ エース」は発売延期が告知されており,現時点での発売日は未定となっている。入江氏の発言は,この延期を受けてのものなのだ。しかし続いてコメントした森下氏によれば,「開発は終盤にさしかかっており,現在は最後のブラッシュアップにかかっている段階。できるだけ早く発売したいです」とのこと。発売を楽しみにしているファンは,どうやらそう遠くないうちに本作を遊べそうだ。
なお発売日に関しては,改めて告知が行われるとのことなので,楽しみに待っていてほしい。
続いて「ラグナロク オデッセイ エース」の見どころへと話題は移る。森下氏,入江氏,大河原氏,落藤氏の4名は,「ACEスキル」「ハロモナスウェポン」「ニーズヘッグ」の3ポイントに絞って,これを解説した。すでに公開された情報が主だが,改めて紹介していこう。
今作からの新要素である「ACEスキル」は,職業ごとの役割に応じた固有スキルである。例えば「ソードウォーリア」なら相手の注意を引きつけたり,「クレリック」なら味方を回復したり,「ハンター」なら罠を仕掛けたりなど。ACEスキルは,通常コンボの中にも組み込んでいけるほか,ACEスキル発動中に別のACEスキルを発動するなんてことも可能だそうだ。
大河原氏によれば「ACEスキルがあるので前作と戦い方が大きく変わっている」とのことなので,前作プレイヤーにとっても新鮮な要素となりそう。また森下氏は,戦闘のバリエーションが増えた一方で,複雑なコマンド入力なしに発動できることに触れながら,「アクションが苦手な人でも楽しめる」と遊びやすさを強調していた。
「ハロモナスウェポン」は,敵を倒すほどに成長していく武器のことで,鍛冶屋で武器の成長に必要な「マイオーダー」を受注し,クリアすることで育成していくことができる。パラメータや特殊効果,そして外見まで,自分好みに変化させていくことができるそうだ。
北欧神話に登場する巨大な竜である「ニーズヘッグ」は,本作でプレイヤーの前に立ちふさがる凶悪なモンスターだ。その体長は70mにもおよび,火を吹いたり魔法弾を放ったりといった厳しい攻撃を仕掛けてくるとのこと。
「ラグナロク オデッセイ」シリーズといえば“巨人の戦い”がテーマとなっているが,その本作になぜ巨竜が登場するのかというと,これは無類のドラゴン好きである森下氏のせいらしい。どうしてもドラゴンを出したいという森下氏の声に応え,“強くて凶悪でカッコイイ”をテーマに生み出されたのが,このニーズヘッグなのだそうだ。
イベントステージの最後には,この強敵ニーズヘッグとのバトルの実演が行われた。巨大な竜を相手に,単身挑むことになったメイジは,ニーズヘッグの攻めを,瞬間移動のACEスキルで回避しつつ,空中から氷塊を放つなど,地上と空中を縦横無尽に駆け回る。しかしニーズヘッグもボスらしく負けてはおらず,紅蓮の炎は吐くわ,巨大な魔法弾を撃つわで,メイジを豪快に吹き飛ばしていた。イベント用にかなり強化されたメイジだったようだが,結局時間内にニーズヘッグを倒すには至らず,時間切れでイベント終了となった。
残念ながらニーズヘッグは倒せなかったものの,ACEスキルを使った派手な動きからは,本作ならではのバリエーション豊かなバトルが垣間見えた。本作の発売を心待ちにしている人は,ステージイベントで公開された情報をおさらいしつつ,再度の発売日発表を待っておこう。
「ラグナロク オデッセイ エース」公式サイト
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ラグナロク オデッセイ エース
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