「Ghost Recon」シリーズで知られるクリスチャン・アレン氏の新作「Takedown: Red Sabre」のパブリッシングは，505 Gamesが担当

　イタリアのパブリッシャである505 Gamesは，「Ghost Recon」シリーズの制作で有名なクリスチャン・アレン（Christian Allen）氏のスタジオ，Serellan Gamesとパートナーシップ契約を締結し，同社の新作「Takedown: Red Sabre」のパブリッシングを担当することをアナウンスした。Takedown: Red Sabreの発売は2013年内が予定されており，PCを含む複数のプラットフォーム向けに開発が進められる。

「Takedown: Red Sabre」公式サイト

　Takedown: Red Sabreは，「Rainbow Six」シリーズや「SWAT」シリーズなどと同じスクワッドベースのTPSで，ミッションで与えられた目標をどのように達成するかはプレイヤー次第という，自由度の高いものになるという。ヘルスの自動回復はなく，チームメンバーが倒れればそれっきりという昔ながらのシステムがゲームに採用されており，現実のSWATをベースにしたリアルな戦術も楽しめるというから，かなり硬派な作品であるようだ。


　Takedown: Red Sabreは，2012年4月にクラウドファンディングサイトKickstarterで企画が発表されたプロジェクトで，結果として目標額を超える22万ドルの開発費の調達に成功している。Kickstarterのゲームプロジェクトの多くは，開発者自身が発売することを予定しており，パブリッシャが付くのは珍しいパターンだ。もしかすると，パブリッシャを唸らせるほどの，魅力ある作品に仕上がりつつあるのかもしれず，続報が楽しみだ。