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「走り屋」ならぬ「止め屋」を目指せ。Android向け駐車シミュレーション「駐車場の達人3D」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第178回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
高速道路での合流や坂道発進など,ドライバーにとっての鬼門は数多くある。そんな中でも,一見「車を止めるだけ」に思える駐車こそが実は苦手,という人は意外に多いのではないだろうか。本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,そんな駐車の場面を3Dグラフィックスで再現した,ドライバー諸兄にオススメのアプリ「駐車場の達人3D」を紹介する。
「駐車場の達人3D」ダウンロードページ(Google Play)
本作のメインとなるのは「Practice」モードだ。難度が異なる3車種のうちから1つを選び,続いてステージを選択すると,いよいよ駐車開始となる。各ステージは3Dモデルで構築されており,まさに現実の駐車スペースそのもの。実際に車を運転している気分になれること請け合いだ。
操作方法も実際の車同様で,ハンドルやギアをドラッグで操作しながら,アクセルとブレーキペダルをタッチして速度を調整する。アクセルを踏まなくても少しずつ車が動く「クリープ現象」まで再現されているので,これをうまく活用しよう。
指定の駐車スペースに車をうまく入れられたら,ギアをP(パーキング)に入れて駐車完了。これでステージクリアだ。
車体がほかの車や障害物に接触してしまうと,その場で「ゴンッ」という嫌な音がし,画面が暗転してゲームオーバーとなる。現実と同じように,非常にやるせない気持ちになること間違いなしなので,慎重に操作していきたい。しかし,手早く駐車したほうが,車の性能アップに使える「Tuning Point」がより多くもらえるので,いかに慎重さと迅速さを両立できるかが勝負どころだ。
普段から車の運転に慣れている人なら,それほど詰まることなくステージを進んでいけるはず。しかし,最高難度のワゴン車では思わぬ接触でゲームオーバーになることも多く,苦戦するだろう。そんなワゴン車でも楽勝かつ迅速に各ステージがクリアできるほどになったら,視点変更が制限される「Contest」モードで,ほかのプレイヤーと記録を競ってみるのも面白い。
曲がりすぎたり行きすぎたり,何回も切り返しをしたりと,あの駐車で味わうストレスと緊張感が非常によく再現されている本作。その分,華麗に一発で駐車に成功したときの快感は大きく,挑戦しがいがある内容だ。現実の駐車が苦手という人は,事前にこのアプリでシミュレーションを積み重ねておこう。本物の「ゴンッ」という音を聞いたときにも,くじけないで済む……かもしれない。
著者紹介:カイゼルちくわ
ゲーム攻略記事を中心に活動するフリーライター。ゲーセンに寝泊まりしたいくらいのシューティング&ガンシューティング好きだが,家に帰ればPCのFPSも遊びたがる。アクションゲームとかわいいキャラにも目がない。
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