連載
小さなボールをゴールまで導く激ムズゲーム。iOS向けアクション「Bonzai Bounce」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第143回
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スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
スマートフォン向けゲームには「端末を傾ける」という操作が盛り込まれているものが多い。とくにアクションゲームにおいてはその傾向が強く,今回紹介するiOS向けアクション「Bonzai Bounce」も,端末を傾けて操作するタイプのゲームだ。
ただし,非常にリアルな動きをシミュレートする物理エンジンが用いられているため,難度がかなり高くなっているのが特徴といえるだろう。
そんな骨太のゲーム性に,何とも形容しがたい不思議な雰囲気をあわせ持つ本作を紹介していこう。
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「Bonzai Bounce」ダウンロードページ
プレイヤーの目的は,画面に表示される赤いボールをゴールまで導くことだ。ボールは端末を左または右に傾けることで,その方向へと転がっていく。傾きの角度に応じて転がる速度も変わるので,この傾きとスピードの感覚を掴むことが重要だ。
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移動以外の操作には「ジャンプ」がある。ジャンプするには2本の指で画面を同時にタップすればいい。ただしジャンプはボールがしっかりと地面についているときにしか行えないので,移動中や段差を転がっているときには注意が必要だ。
なお,2本の指でホールドしたままにしておくと,ボールが自動的にジャンプを繰り返す。自分のタイミングでジャンプができないため,あまり使う機会はないが,連続で足場を渡るときなどに活用できるので,このアクションを頭に入れておくといいだろう。
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ステージ内にはピンク色に発光する「オーブ」があり,これに触れて入手するとスコアに加算される。ステージクリア時にトータルスコアが表示されるので,ハイスコア目指して積極的に入手していくといいだろう。
冒頭で触れたようにボールの挙動はかなりリアルで,傾けによる加速もかなりシビア。思った以上にボールが進んでしまったり,ボールの状況によっては「今だ!」というタイミングでジャンプできなかったりと,非常にクセがある。
慣れるまでかなり時間がかかるうえ,慣れてからもステージの作りによっては思い通りには動かせない場合もあるので,この辺りは非常に好き嫌いが分かれそうだ。
また,ステージが進むとトゲや溶岩といったトラップも登場し,これらに接触すると決められた位置まで一気に戻されてしまう。アクションゲームが苦手な方には,なかなか厳しい難度といえる。
とはいえ,その難しさゆえにクリアしたときの達成感はひとしおだ。腕に自信のある方はぜひ,この不思議な空間へトリップしてもらいたい。
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著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
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