ひよこ（？）をぽろぽろ落として集める。iOS向けコイン落とし系ゲーム「ぽろぽろひよこ(？)」を紹介する「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第132回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。　そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　スマートフォンでよく遊ばれるゲームに，コイン落としゲームというものがある。ゲームセンターのメダルコーナーによくある「前後に動く土台にメダル（コイン）を乗せて下の土台に落とし，メダルを溢れさせて獲得する」という類のゲームだ。今回紹介するiOS向けゲーム「ぽろぽろひよこ(？)」も，そんなコイン落とし系ゲームの1つ。シュールな世界観と，やめどころのないギミックが仕込まれた中毒性の高い作品になっている。

ひよこではなくひよこのようなもの「ひよこ(？)」。シュールな世界観ながら，キャラクターはなかなか可愛らしい。本作は無料でダウンロード可能だ

「ぽろぽろひよこ(？)」ダウンロードページ

コイン落とし系ゲームを一度でもやったことがあるなら，すぐに理解できるはずのゲーム性だ

　基本的な操作は，タップでひよこ(？)を土台に落とすだけ。土台は，ひよこ(？)を落とせる上の土台と，はみ出て落ちたひよこ(？)たちが並ぶ下の土台の2つに分かれている。ここからコイン落としの要領で，ひよこ(？)を落としていくことになる。要はタップをし続けていけばいいのだ。

　ゲームを始めると，まず30匹分のひよこ(？)が支給される。プレイヤーはこれをどんどん増やしていき，ある程度貯まったら「あずける」をタップして，ひよこ(？)を預ける。これが本作の基本的な流れとなる。ただし，預ける際には支給分の30匹が引かれるので，かならず31匹以上貯まった状態で預けること。

　ひよこ(？)を預けると，仲間の「レアひよこ(？)」をおびき寄せることができ，そのレアひよこ(？)をゲットしてさらに預けると，また別のレアひよこ(？)が獲得できるようになり……という流れで，レアひよこ(？)のコンプリートを目指すのだ。

ゲットしたひよこ(？)やレアひよこ(？)たちは，虫かごで確認できる

　本作の特徴として挙げられるのは，「スロット」機能。スロットは，ひよこ(？)を落とすための獲得エリアに配置されており，落ちたひよこ(？)がその上を通過すると，スロットが回り始める仕組みとなっている。出目はひよこ(？)が少し追加される「ひよこ(？)すこし」，たくさん追加される「ひよこ(？)たくさん」，フィーバーポイントが1つ獲得できる「フィーバープラス」，かならずレアひよこ(？)が出る「レア100％」，獲得エリアが広がる「エリアプラス」，逆に狭まる「エリアマイナス」，獲得エリアが最大まで広がる「エリアMAX」，上の土台が大きく前へ伸び一気にひよこ(？)を落とせる「台がすごくのびる」の8種類だ。「エリアマイナス」以外は基本的にメリットのあるものなので，ガンガンひよこ(？)を落としてスロットを回していこう。

　なお，フィーバープラスでポイントを4つ溜めると，「フィーバータイム」に突入する。スロットの出目が「ひよこ(？)たくさん」「フィーバープラス」「レア100％」「エリアMAX」の4種類しか出なくなり，ひよこ(？)獲得チャンスが一気に増える。フィーバータイム時はタップを連打して，とにかくひよこ(？)を落としまくるといいだろう。

ひよこ(？)をガンガン落としていくと，スロットが次から次へと回り続ける。この感覚はなかなかクセになる

　コイン落としというおなじみの遊びに，スロットという要素が仕込まれているおかげで，ゲームにメリハリが生まれている。また，コレクション要素もあるため，プレイのモチベーションも下がりにくい。無料で遊べるゲームなので，興味を持ったら気軽にチャレンジしてみてほしい。

「ぽろぽろひよこ(？)」ダウンロードページ

著者紹介：トリスター/目代将規
　ゲームやアニメの書籍企画，編集，シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや，一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。

「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」記事一覧