ひたすらゾンビをぶった斬る。iOS向けアクション「ActionZombie」を紹介する「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第73回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。　そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　とにもかくにもゾンビゲームが大好きな筆者がお届けする今回の「（ほぼ）日刊ゲーム通信」では，iOS向けの「ActionZombie」を取り上げる。タイトル名から想像できるかもしれないが，本作は，大量のゾンビが登場する2Dアクションゲームだ。

「ActionZombie」ダウンロードページ

　本作の主人公は金髪ツインテールで女子高生風の出で立ちをした少女。プレイヤーは，この少女を操り，横視点のフィールドに続々と出現するゾンビ達を倒していくことになる。なんとなく「LOLLIPOP CHAINSAW」（PlayStation 3 / Xbox 360）の世界観に似ている……，というとイメージしやすいかもしれない。

　基本操作は，画面を指で左右にスライドして移動，タップやスワイプで攻撃となる。ゲーム開始直後は武器が「日本刀」のみとなるので，とにかく日本刀を振り回して，左右から迫り来るゾンビ達を斬り倒していこう。

この子が何者で，なぜゾンビ達を斬るのか……そういった説明は一切ない。ある種開き直った大味なゲーム性もウリ

ゾンビゲームお約束のド派手な流血シーンがあるため，その手の表現が苦手な方は注意されたし

　ステージの最後にはボスが控えており，撃破できればステージクリア。次のステージが開放され，同時に新たな武器が入手できる仕組みとなっている。
　武器には，威力が低いものの連射性能の高い「ガトリングガン」，地面に潜るゾンビに有効な「ハンマー」などが用意されている。ほかにも，敵を浮かせて空中コンボに持ち込める「スラッシュ」といったアクションも存在する。筆者はついつい新しい武器やアクションほしさに遊びまくってしまった。

筆者お気に入りのガトリングガン（左）。右はハンマーだ。敵や場面に応じて武器を使い分けるのもいいが，意外と暴れ回っているだけでも何とかなる

　序盤は武器の強さにまかせてガンガン進められるが，ステージ5あたりからタフなゾンビが登場してくる。急に難度が上がりはじめ，左右からゾンビに囲まれてしまうとすぐにゲームオーバーとなってしまうので，うまく動き回ることが重要だ。ゾンビがいる方向に移動し続けるとゾンビの背後に回り込めるので，このテクニックを活用するといいだろう。

必見なのがゲームオーバー画面。デフォルメ調のイラストが一転，やたらとセクシーな主人公が映し出される

　ゲームバランスがやや偏っているため，万人にはオススメしにくいところもあるが，ゾンビ好き＆派手なアクション好きにはストライクな作品といえる本作。85円（税込）の有料アプリとなるが，無料版の「ActionZombie Free」も用意されているので，気になった人は無料版でひとまず試してみよう。
　なお本作は，要望があればAndroid版のリリースも検討しているとのことなので，そちらの登場にも期待したい。

「ActionZombie」ダウンロードページ

著者紹介：トリスター/目代将規
　ゲームやアニメの書籍企画，編集，シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや，一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。

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