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東京と大阪のモンハン部部員が「モンスターハンター3(トライ)G HD Ver.」のネットワークモードを初体験。ザ・たっちも東西に分かれて出演した「オンライン東西コミュ交流会」をレポート
これは,「モンスターハンター」シリーズ公式ファンクラブ「モンハン部」主催のイベントで,事前募集に当選したモンハン部部員のみが参加でき,一般向けとしては初めて,発売前に「MH3G HD」をプレイできるという貴重な機会となった。
なお4Gamerでは,以下に「MH3G HD」のメディア向け体験会レポートを掲載している。本作のネットワークモードは無料でプレイできるといった新情報も飛び出したので,合わせてチェックしてほしい。
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・「モンスターハンター3(トライ)G HD Ver.」のネットワークモードは無料で利用可能。Wii U GamePadでのチャット入力&操作も確認できた,プレス向け先行体験会をレポート本イベントの東京会場には,「モンスターハンター」シリーズプロデューサーの辻本良三氏,大阪会場には「MH3G HD」プロデューサーの塩沢夏希氏が出演。また,スペシャルゲストはザ・たっちの2人だったのだが,たくやさんが東京会場,かずやさんが大阪会場と,いつも一緒の2人が別々に出演するという,珍しいイベントだった。なお,両会場にはライブカメラが用意され,お互いの会場の模様がディスプレイで確認できるようになっていた。
モンスターをイメージしたモデルは,ジンオウガ/ジンオウガ亜種/ナルガクルガ/ナルガクルガ亜種/ブラキディオス/リオレウス/リオレウス希少種の7種で,これにアイルー/メラルー/マニャモデルを加えた計10モデルが販売される。商品の詳細や販売店舗は,以下の「モンスターハンター」×ALOOK「一掛けいこうぜ!」特設サイトで確認してほしい。
「モンスターハンター」×ALOOK「一掛けいこうぜ!」特設サイト
もう一つは,ユニクロとのコラボレーション企画第3弾で,今回はヒートテック(T)が「ドラゴン紋章」「モンスターアイコン」「アイルー(フェイス)」「アイルー(迷彩風)」の4柄4種類,ヒートテックタイツが「アイルー(迷彩風)」「肉アイコン」「ギルド紋章」の3柄6種類が販売される。発売日は「MH3G HD」と同じ12月8日で,価格はいずれも1500円(税込)となる。
「モンスターハンター」シリーズ公式サイト内コラボ商品紹介ページ
ちなみにザ・たっちの2人は,「モンスターハンターポータブル 2nd」からのベテランハンターで,いつも2人で遊んでいるとのこと。たくやさんは大剣使い,かずやさんはハンマー使いで,役割分担をしながらプレイしているそうだ。
続いては,東京会場のたくやさんと大阪会場のかずやさんによる,オンラインでの「MH3G HD」マルチプレイデモが行われた。「MH3G HD」ではWii U GamePadのソフトウェアキーボードでチャットができ,定型文も用意されている。定型文は編集可能で,イベントでは定型文が,2人のために「ちょっと!」「ちょっと,ちょっと!!」や「幽体」「離脱」などに編集されていた。
ちなみに「MH3G HD」では,Wii U同士であれば,オンラインでのマルチプレイが可能で,ローカル通信ならWii U(1台)+3DS(最大3台)のマルチプレイが可能である。
デモに使われたクエストは,ブラキディオス1頭の狩猟が目的の港☆7クエスト「粉骨砕竜!」で,制限時間はわずか7分。ザ・たっちの2人は,チャット機能を使ったギャグを挟みながらプレイしたものの,初めてのWii U GamePadでのプレイということもあってか,残念ながら見せ場を作れないままタイムアップとなってしまった。
プレイ後,たくやさんは「グラフィックスがすごく綺麗で,まるで新しいマップでプレイしているような感じでした」,かずやさんは「まるで別のモンスターを見ているようでした」と,高解像度グラフィックスを絶賛し,「これは買うしかない」とコメント。
ザ・たっちによるデモのあとは,「MH3G HD」の試遊タイムとなり,参加者達は東京会場2人+大阪会場2人の4人1チームで,ネットワークモードをプレイ。多くの参加者が,そのグラフィックスの美麗さに驚嘆の声を上げていたのが印象的だった。
以下にその概要とルールを説明しておこう。普通にクエストに挑戦するのとは一風変わった遊び方が面白かったので,ぜひ友達と一緒にプレイしてみてほしい。
なお今回の開催では,A〜Dの4チームに分かれてポイントを競った。各チームは,東京会場8人+大阪会場の8人の計16人で構成され,4人で1台のWii Uをシェアしながら,全5種類のアトラクションを順番に挑戦するという形で行われた。
■サイレント肉焼き
アトラクションの名前から想像が付くように,これは,無音状態で肉焼きにチャレンジするというもので,焼き上がった肉の種類に応じてポイントが付与される。1チーム(16人)に用意された生肉の数は32個で,1人あたり2回ずつチャレンジを行った。
こんがり肉(2ポイント)
生焼け肉(1ポイント)
コゲ肉(0ポイント)
肉焼きといえば,肉の焼き加減は色で分かるので簡単だと思う人も多いかもしれないが,実際に挑戦すると,BGMなしでタイミングを合わせるのは意外に難しいようで,生焼け肉,こげ肉になってしまうプレイヤーが続出していた。
■綺麗なフィールドでたまご運び!
運搬クエストでは,ルートの一部が通行止めになっているということを忘れていたのか,竜の卵の採集ポイントにたどり着くまで,右往左往するプレイヤーも見受けられた。さらにリオレイアの乱入で大混乱になるチームもあり,かなり白熱した戦いになっていた。
1位:20ポイント
2位:10ポイント
3位:5ポイント
4位:1ポイント
■罠を調合してハメよう!
このアトラクションは,罠を調合してジンオウガを罠にはめるまでの時間を競うというタイムアタックだ。
クエストに参加する4人のハンターはそれぞれ異なる調合素材を持っているうえ,G級クエストなので,出発地点はバラバラだ。同じクエストに参加しているハンターは,東京会場と大阪会場に分かれているので,コミュニケーションにはチャットを使うしかない。「どのエリアに集合して」「誰が調合を行う」か,またジンオウガを探していかにスムーズに罠へ誘導するか,遠隔地にいる者同士が意思の疎通を行うという,ネットワークモードにふさわしいアトラクションといえる。
■生肉かくしんぼ
隠し役が持っているアイテムは,4種類の生肉のうち3個で,生肉を一つ見つけるごとに5ポイントが付与される。ベテランハンターなら分かると思うが,生肉の種類によって色が異なるので,隠す場所だけでなく,いかにフィールドに合わせてカムフラージュするかもポイントになる。
このアトラクションはルールが少々複雑だったので,以下に筆者の補足付きで全体の流れをまとめておこう。遊んでみたい人は参考にしてほしい。
・隠し役2人+探し役2人でクエストに出発(※イベントでは,1回目は水没林,2回目は渓流と,異なるフィールドを使用)
・隠し役1人が持つアイテムは「生肉」「毒生肉」「シビレ生肉」「眠り生肉」のうち3つ
・隠し役が肉を隠す制限時間は2分間。その間,探し役はベースキャンプに待機(マップ画面を見てはいけない)
・隠し役は,生肉を全部隠し終わったらモドリ玉でベースキャンプに帰還
・探し役は,3分間以内に隠された生肉を探す
・探し役は,生肉を見つけたら随時報告する。生肉1個につき5ポイント
■一発逆転!? 孤島の素材集め!
大型モンスター/小型モンスターから剥ぎ取れる素材のみがポイント加算の対象となり,報酬は対象外。基本は1つにつき1ポイントだが,以下の2種類のみ,特別に大幅にポイント加算対象となっている。
雌火竜の紅玉:50ポイント
雌火竜の逆鱗:20ポイント
その他の素材:各1ポイント(小型モンスターの素材含む)
制限時間が5分間しかないので,リオレイアのみ集中的に狙うか,小型モンスターも狩ってポイントを稼ぐか,チームによって戦略はさまざまだった。ちなみに,中にはリオレイアが弱るまでひたすら小型モンスターを狩ってポイントを稼いで,討伐後にしっかりリオレイアの剥ぎ取りも行うという,ちゃっかりしたプレイヤーもいた。
アトラクションがすべて終了したあとには表彰式が行われ,参加チームには順位に応じたプレゼントが贈られた。最後は,辻本氏,塩沢氏,ザ・たっちのたくやさんとかずやさんが来場者に向けて挨拶し,イベントは幕を下ろした。
記事の冒頭でも書いたように,「モンスタハンター3(トライ)G HD Ver.」は,Wii U本体と同じ12月8日に発売される。
今回のレポートや「こちら」の記事でも紹介しているが,本作は,HDクオリティの画質になっただけでなく,インターネット経由のオンラインマルチプレイに対応したことで,ローカル通信でのマルチプレイの機会があまりなかった人でもマルチプレイを堪能できるようになっている。もちろん,3DS版を未プレイでWii U版から始めることも可能なので,Wii U本体を購入予定の人は,本作の購入もぜひ検討してみてほしい。
「モンスターハンター3(トライ)G HD Ver. 」公式サイト
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モンスターハンター3(トライ)G HD Ver.
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