東京ゲームショウ2012のカプコンブースにて,同社の法廷バトルゲーム「逆転裁判」シリーズの最新作「
逆転裁判5」がプレイアブル出展されている。主人公が変わった2007年発売の前作「
逆転裁判4」以来となるナンバリングタイトルである本作は,再び“ナルホドくん”こと成歩堂龍一が主人公を務めることが
発表され,大きな注目を集めていた。
今回のプレイアブルバージョンでは,ゲームの法廷パートを約15分間プレイできる。8年ぶりに弁護士として法廷に立つ成歩堂の姿を確認できるほか,新システム
「ココロスコープ」を体験できたので,その内容を紹介しよう。
ココロスコープは,成歩堂の新たな助手となった希月心音(きづきここね,通称ココネ)が持つ能力で,証人の「ココロの声」を聞き分け,「コトバには表れない感情」を声のトーンから感じ取るというものだ。
逆転裁判シリーズの法廷パートは,成歩堂が証人の証言を「ゆさぶる」で問いつめ,事実と矛盾が生じている証言に証拠品を「つきつける」ことで真実を暴いていくのだが,本作ではココロスコープで判明した感情も,推理を進める重要ポイントになる。
また,操作はすべてタッチペンでできるが,従来シリーズ同様,ボタン操作も可能だ。
プレイアブルバージョンは,成歩堂の視点で始まるので,しばらくココネの姿を眺めることになる
成歩堂のおなじみのポーズも登場。ファン感涙の瞬間である
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![画像ギャラリー No.005のサムネイル画像 / [TGS 2012]ファン待望の成歩堂龍一の勇姿再び! 新システム「ココロスコープ」も体験できる「逆転裁判5」プレイレポート](/games/146/G014688/20120920046/TN/005.jpg) |
ココネが聞き取る証人の感情は,「喜」「怒」「哀」「驚」の4つに分類されて画面に表示される。証言の進行中,その内容に応じて次々にその感情が表示されていくのだが,ときどき,不釣り合いな感情──例えば,死に直面するようなシーンで「喜」が表示されることもある。その“ココロの不協和音”を指摘することで,「ゆさぶる」もしくは「つきつける」と同じような効果を得られるのである。
ココロスコープでは,ココネが聞き分けた証人の感情が表示されるので,矛盾が生じる“不協和音”を探しだそう
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このプレイアブルバージョンでは,成歩堂と新キャラのココネのほか,サイバンチョとアウチの2人も登場し,法廷パートのストーリーが進行していく。またキャラクターや背景は3Dグラフィックスで表現されており,証人の特徴的なアクションや,法廷を見回すように動くカメラなど,映像的な演出も見どころだ。無論,シリーズおなじみの「待った!」「意義あり!」などの吹き出し演出も健在。
またストーリーの中で,チュートリアル的にゲームの進行/操作を説明してくれるので,これまでシリーズを遊んだことがないという人でも,迷うことなくプレイできることも大きなポイントとなる。
プレイアブルバージョンは全体的に,逆転裁判シリーズの特徴である,証人とのシンプルかつ熱い駆け引きを前面に打ち出し,かつ,それを阻害しないよう新要素のココロスコープを上手に組み込んだという印象を持った。シリーズのファンは成歩堂の久しぶりかつ新たな勇姿を,未体験の人は人気シリーズの魅力を,短い時間ながらも体験できるだろう。