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「『俺の屍を越えてゆけ2』×『プレコミュ』制作会議!!」の模様をレポート。4月に体験版配信という新情報も
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印刷2014/03/15 22:26

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「『俺の屍を越えてゆけ2』×『プレコミュ』制作会議!!」の模様をレポート。4月に体験版配信という新情報も

画像集#001のサムネイル/「『俺の屍を越えてゆけ2』×『プレコミュ』制作会議!!」の模様をレポート。4月に体験版配信という新情報も
会場は和のテイストで飾られ,少し早い花見気分でゲームを体験できた
画像集#002のサムネイル/「『俺の屍を越えてゆけ2』×『プレコミュ』制作会議!!」の模様をレポート。4月に体験版配信という新情報も
会場には「社務所」もあり,体験版の入ったPS Vitaは,巫女さんからを受け取る
 本日(2014年3月15日),ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア(以下,SCEJA)が2014年夏の発売を予定しているPS Vita専用タイトル,「俺の屍を越えてゆけ2」(以下,俺屍2)のスペシャルイベント「『俺の屍を越えてゆけ2』×『プレコミュ』制作会議!!」が開催された。これは,SCEJAが展開する公式コミュニティサイト「プレコミュ」で募集した参加者達に俺屍2の最新体験版をプレイしてもらい,さらにゲームデザイナー桝田省治氏を初めとする開発陣との意見交換をしてもらうというものだ。

 まずは,俺屍2の最新体験版がインストールされたPS Vitaが来場者それぞれに配られ,自由にプレイしてもらう時間が設けられた。プレイのあと,来場者にプレイレポートを提出してもらい,今後のゲーム制作に役立てるとのことだ。

 この最新体験版,来場者だけでなく,メディア関係者もプレイできたので,昨年(2013年)の東京ゲームショウで展示されたもの(関連記事)との比較なども交え,簡単なプレイレポートをお伝えしよう。

来場者は,展示された開発資料や台本などに興味津々の様子
画像集#003のサムネイル/「『俺の屍を越えてゆけ2』×『プレコミュ』制作会議!!」の模様をレポート。4月に体験版配信という新情報も 画像集#004のサムネイル/「『俺の屍を越えてゆけ2』×『プレコミュ』制作会議!!」の模様をレポート。4月に体験版配信という新情報も

「俺の屍を越えてゆけ2」公式サイト


休憩時間には,出演声優のみなさんからのビデオメッセージも流されていた
画像集#005のサムネイル/「『俺の屍を越えてゆけ2』×『プレコミュ』制作会議!!」の模様をレポート。4月に体験版配信という新情報も
 桝田氏によれば,体験版はゲームを8時間ほどプレイした状態のデータとのことで,最初に初代当主(プレイヤーキャラクター)を作れること以外,ゲームをある程度進めた段階から2年間,プレイできる。なおストーリー部分に関してはプレイしていても分からないようになっていた。
 ポイントは,来場者のPS Vitaがネットワークに接続されていることで,これにより,ゲーム中に撮影したスクリーンショットをTwitterで共有したり(1人10枚アップ可能だった),ほかのプレイヤーの国へ「遠征」したりできるといった機能を実際に確認できた。

地図上の船のアイコンから遠征に出られる。家紋と国の名前に注意(桝田氏の国とのこと)
画像集#009のサムネイル/「『俺の屍を越えてゆけ2』×『プレコミュ』制作会議!!」の模様をレポート。4月に体験版配信という新情報も
 遠征先の国では,そのプレイヤーが発展させた店舗での買い物や,神社での交神の儀などが行えた。今回は,すべてのプレイヤーが同じデータを元に進めているため,国の形や投資によって発展させた一部の施設など,ちょっとした相違点しか確認できなかったが,製品版では,配置された迷宮や交神できる神様なども変化し,プレイヤーのゲームの進め方によって変わる個性あふれる国を楽しむことができるはずだ。なお,遠征から戻ると1か月経過してしまうので,その点も考えなければならない。

プレイヤーによって国の形は割と違う。体験版にはダンジョンが3種類用意されていた
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コーちんは前回の記事で紹介した姿と印象が違うが,季節によって毛の色が変わるようだ
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 出撃前の屋敷では,今月何をするかについて「コーちん」というキャラクターにアドバイスしてもらえる。彼女は,行動の方針や目標,メンバーの構成,持ち物や装備など,目的ごとに最適な内容を提案してくれるのだが,「全部おまかせ」を選ぶこともできるし,「いっしょに決める」を選んで,彼女から出されたいくつかの提案の中から好きなものを選んでもいい。
 このコーちんはまだ未完成で,一部難ありなところもあったが,事前にいちいち細かく設定しなくても,ある程度適切な状態で出撃できるのは,とくに初心者や筆者のような不精者にはありがたい要素だと感じた。

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迷宮のフィールドでは「まんたん」コマンドで,全員の体力を一気に回復できる
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戦闘時の術の「併せ」。発動まで時間がかかるが,より多くのダメージを与えられる

 ゲームバランスは東京ゲームショウのバージョンからかなり調整されており,やみくもに攻撃するだけでなく,術による回復や補助などを適宜行っていかないとやられてしまうこともあった。とくに迷宮のボスは強敵で,かなり慎重に戦っていた筆者も手こずらされた。また一族側にも,術の「併せ」による効果の増大などが実装されており,より奥の深い戦闘が行えるようになったという印象だ。

ボスキャラクターは,術を駆使しないとかなりの強敵となるはずだ
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(左)今回の体験会で最も注目されたであろう神様。スクリーンショットを撮っていた人も多数いた。(右)体験版のスクリーンショット投稿画面。「投稿」を押すとTwitterにアップされる。画像はまた,「フォトライブラリ」にも保存されている
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 約2時間の体験プレイのあと,続いて,本作に対する疑問や質問を開発陣へぶつけるディスカッションのコーナーがスタートした。開発側で登壇したのは,桝田氏とSCEJAのアソシエイトプロデューサー永嶋“七天斎”先輩こと,永嶋克規氏だった。

桝田省治氏(写真中央)と永嶋克規氏(写真右)。写真左は進行役のSCEJAプロモーター岩田征司氏
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 最初の話題は,コーちんの提案について。開発側としては,複雑になった俺屍2のシステムに対するフォローとして実装したそうだが,桝田氏自身は「見るぶんには可愛いけど,僕はいらないな」と意外なことを述べた。彼女の提案は必ずしも聞く必要はないので,「ゲームを初めて,最初の1年ぐらいつきあってくれればいい」とのこと。上記のように,現状,彼女の提案はあまりあてにならないこともあるが,今後はもっとレベルアップしていくそうだ。

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 続いて大きな話題になったのが,遠征について。2時間程度のプレイでは,互いの国の違いがあまりないことは開発陣も分かっており,事実,自分の国のコメントや,娯楽施設への投資による記念撮影(一族の写真を撮れる)など,小さな違いのみにとどまっていた。
 ちなみに,娯楽施設への投資について桝田氏は,ゲームの進行にはあまり役に立たないが,遠征してきた人が記念撮影するとき,フレームが増えるなど,投資によって多くの人を呼ぶという楽しみ方もあると語った。

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遠征時は街にも行ける。武器防具を買ったり,神社で交神の儀も可能だ
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一族の記念撮影。娯楽施設に投資をすると,この撮影時のフレームが増える

 来場者からは「遠征したときに,何かお土産のようなものを持って帰りたい」という意見が出たが,それに対して桝田氏は「お土産はないが,国の家紋が集められます」と新情報を語り,来場者だけでなく会場の関係者を驚かせた。
 実は遠征時に表示される「戦力比」や「○勝・○敗」の勝敗数は,その家紋集めのために行われる交流試合に関係する要素だそうで,それに勝利することで家紋がもらえるとのこと。家紋は200種類以上あるとのことで,桝田氏は「集めるのは大変」とも話した。

 さらに,ダイアログの内容や細かなキー操作についてなど,さまざまな意見が出たこのディスカッションおよび,プレイレポートだが,桝田氏は,内容をできる限りくみ取って,それを反映した体験版を4月中に配信すると電撃発表。「みなさんの意見がどう反映されているか,そこで確かめてください」と来場者に向けてメッセージを送り,イベントを締めくくった。

 なお今回参加した来場者が撮影したスクリーンショットは,このイベント用に用意された以下の4つのTwitterアカウントにアップされている。本稿で紹介したもの以外のスクリーンショットを見たい場合は,ぜひこちらをチェックしてみてほしい。

@oreshikaevent01[https://twitter.com/oreshikaevent01]
@oreshikaevent02[https://twitter.com/oreshikaevent02]
@oreshikaevent03[https://twitter.com/oreshikaevent03]
@oreshikaevent04[https://twitter.com/oreshikaevent04]

(左)会場では“#俺屍2”のハッシュタグが付けられたTwitterのコメントもリアルタイムで見ることができた。(右)来場者にプレゼントされた俺屍2の手ぬぐいにサインを入れる桝田氏
画像集#021のサムネイル/「『俺の屍を越えてゆけ2』×『プレコミュ』制作会議!!」の模様をレポート。4月に体験版配信という新情報も 画像集#022のサムネイル/「『俺の屍を越えてゆけ2』×『プレコミュ』制作会議!!」の模様をレポート。4月に体験版配信という新情報も

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