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アンチェインブレイズ レクス公式サイトへ
  • フリュー
  • 発売日:2011/07/14
  • 価格:6090円(税込)
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印刷2011/07/09 00:00

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君のハートをアンチェイン! 意欲的なシステムが光るダンジョンRPG「アンチェインブレイズ レクス」プレイレポート

 いきなりで何だが,筆者はまず謝罪せねばならない。ごめんなさい,筆者は正直このゲームのことをなめていました。だが今は,その認識を改めなければならなくなった。何のことか,そう,フリューから2011年7月14日に発売予定のPSP/ニンテンドー3DS用ソフト「アンチェインブレイズ レクス」のことである。そして結論から先に言ってしまうと,本作はやり応えのあるダンジョンRPGを求めている人に,間違いなくオススメできる一本だ。

アンチェインブレイズ レクス

 本作は,テーマ曲を植松伸夫氏,シナリオを火野峻志氏,演出を赤司俊雄氏,主題歌を水樹奈々さん,そしてキャラクターデザインを,pako氏,森沢晴行氏,萩原一至氏を始めとする,総勢14人のクリエイターが手がけるという,超豪華スタッフによって制作されている作品だ。もちろん,それぞれのキャラクターボイスを担当する声優陣も,これまた豪華極まりない。このあたりの情報は,4Gamerでもすでに何度かお伝えしてきたし,公式サイトでも詳しく紹介されているので,あらためて繰り返す必要はないだろう。

アンチェインブレイズ レクス

 こうした事前情報を得ていた筆者は,プレイ前,本作はキャラクター性やストーリー性を重視した,気軽に遊べる,もっとはっきり言ってしまえば“ヌルい”ゲームであると予想していた。それほどシビアでない戦闘バランスで,ダンジョンでほど良いスリルを味わいつつ,キャラクター同士の和気藹々とした掛け合いを楽しむゲームだと思っていたのだ。だが実際にプレイしてみて,その予想は見事に覆された。本作は,きっちりレベル上げをし,装備を整え,時には全滅したりもしながら一歩ずつ攻略していく,ガチなダンジョンRPGだったのだ。やられた!

アンチェインブレイズ レクス

 それはもちろん,本作がキャラクター性やストーリー性を重視しないゲームであるということを意味しているわけではない。答えはむしろその逆で,豪華なクリエイター陣によって描かれた個性豊かなキャラクター達による物語も,期待どおりに楽しめる。ということでまずは,本作の世界観から見ていこう。

「アンチェインブレイズ レクス」公式サイト


※画面はすべて開発中のPSP版のものです


女神クリューネアの試練を乗り越え,願いを叶えろ!


 本作の舞台となるのは,女神クリューネアによって創られたモンスターだけの世界。この世界では,幼生体のモンスターは人間の姿をしており,成長し“羽化”することで本来の能力を発揮できるようになる。そしてクリューネアは,世界各地に巨大迷宮「ティターン」を築き,その最深部で“神の試練”を乗り越えたものに,生涯で一度だけ,どんな願いも叶えてくれるのだという。

第1章で挑むことになる「ダリスのティターン」。ティターンはこのほかにも世界各地にある
アンチェインブレイズ レクス

 となれば,そこに願いを持った多くのものが集まるのは必然であり,プレイヤーが操作する主人公達もまた,それぞれの胸に叶えるべき願いを秘めてティターンに挑むことになる。ゲームは章立てで構成されており,序盤の各章では,章ごとに異なるキャラクターを中心にストーリーが展開されるのが特徴だ。ちなみに,パーティメンバーに加わる主要キャラクターにはあらかじめ名前が付けられているが,初登場時に自分で好きな名前を付けることもできる。


●(ちょっぴり)独断と偏見で紹介する,第1章の主要キャラクター

・女神クリューネア(デザイン:萩原一至,CV:水樹奈々)
 神の試練を乗り越えたものの願いを,一度だけ叶えてくれるという,この世界の統治者。神殿に土足で踏み入り,「この世で最も強い奴の名前を教えろ」と迫るファングの,あまりに傲慢な態度に思わず絶句し,ついカッとなってファングに“幼生体に戻る呪い”をかけ,地上に突き落とした張本人。反省はしていない。神様って意外と残酷ですね。

クリューネア様も思わず絶句。右はドラゴンの姿だったころのファング
アンチェインブレイズ レクス

・ファング(デザイン:pako,CV:森田成一)
 「俺様は,最強のドラゴンだ!」が口癖の俺様最強男にして,第1章の主人公。元は強大なドラゴンの王だったが,「その思い上がりを正しなさい」というクリューネアのごもっともなお怒りに触れ,人間の姿になって地上に落とされた。人間に戻ってからも,強気な態度はそのままのブレない人。足手まといと,ひ弱なザコが嫌い。もちろん反省はしていない。

人間の姿になってからも,相変わらず絶好調のファング。まったくブレないところにシビれる
アンチェインブレイズ レクス

・ヘクトール(デザイン:大塚真一郎,CV:代永 翼)
 図体はでかいが,やたらと気が小さいゴーレムの王子。国には100人の婚約者がいるが,「体の大きなゴーレム族の女性とは怖くて結婚できない」という理由で逃げ出してきた。本人は小さくて可愛いものが好きで,筆者はどうもマリーに送る視線が怪しいのではないかと睨んでいる。だがそれだけは許さん,絶対にだ!

婚約者が100人もいるのに,結婚したくないなんて……贅沢すぎるぞヘクトール
アンチェインブレイズ レクス

・ラピス(デザイン:水無月すう,CV:後藤邑子)
 男性恐怖症のメデューサで,回復魔法が得意という,複雑なバックグラウンドをお持ちの人。一緒に来たパーティメンバーをみんな石にしてしまい,途方に暮れていたところでファング達と出会う。目を閉じて声を聴いていると,どうしてもどこかのお茶くみ係兼未来人を思い出さずにいられない。ウソだと思う人は公式サイトのサンプルボイスをチェックしよう。

フードを取っているところを見られて慌てるラピス。石にしてしまうのは男性限定のようだ
アンチェインブレイズ レクス

・マリー(デザイン:戸部 淑,CV:佐藤聡美)
 小さくて可愛い,マンドラゴラの少女。一人でティターンに挑戦し,敵に囲まれてピンチになっていたところをファング達によって助けられる。おお,よしよし……もう大丈夫だよ。お兄さんがちゃーんと守ってあげるからね! 無表情の無口系少女で,淡々とした喋り方を特徴としており,時折水を飲んで日光を浴びないと枯れちゃうあたりがまた大変可愛らしい。

ヘクトールに名前を褒められ,思わず絶句するマリー。身の危険を感じたのかもしれない
アンチェインブレイズ レクス

 また,第2章ではおてんばなフェニックスの王女・ティアナが,第3章では“死神”の異名を持つデスサイズの剣士・ルシアスが主人公となり,物語は第4章以降へと続いていく。それぞれのキャラクターが何を願い,どんな物語が紡がれていくのか,その先はぜひプレイヤー自身の目で確かめてほしい。

第2章ではティアナが主人公に。それにしても5倍返しって,ちょっとやりすぎじゃ……
アンチェインブレイズ レクス


君のハートをアンチェイン☆ 主従の絆が攻略のカギ!


 さて続いて,本作のゲームシステムを見てみよう。本作は,最大4人のキャラクターでパーティを組み,ダンジョンを攻略していく,ターン制戦闘のダンジョンRPGだ。ダンジョン内での移動操作などもオーソドックスで,この手のゲームを一度でも遊んだことがある人なら,すんなりと理解できるはず。また,最近のゲームらしくオートマッピング機能も用意されており,ミニマップの表示/非表示や表示サイズの切り替えができるので,道に迷って先に進めなくなることはないだろう。

ダンジョン内はオートマッピング。ミニマップの表示もできて,方向音痴の筆者も安心
アンチェインブレイズ レクス

 そんな本作の最大の特徴となっているのは,タイトルにもある“アンチェイン”システムである。ネガティブハートをアンロックすると,なりたい自分になれちゃうわけだが,アンチェインとは何だろうか? それは,正気を失ったモンスターの心をカリスマの力で取り戻し,自分の手下にしてしまうことである。こうして仲間になったモンスターのことを“フォロワー”と呼び,その“マスター”たるパーティメンバーは,一人につき最大4体のフォロワーを従えることができる。

アンチェインに成功するとモンスターを手下にできる。なるべく多くのフォロワーを集めておきたい
アンチェインブレイズ レクス

 プレイヤーはフォロワーに直接の指示を下すことはできないが,フォロワーはゲームのさまざまな場面でキーとなる要素で,マスターとフォロワーとの繋がりや信頼関係が,ゲーム攻略の大きな鍵を握っている。フォロワーとなったモンスターは,戦闘終了時などにマスターに話しかけてくることがあり,ここでの受け答えによってフォロワーの機嫌が良くなったり,悪くなったりする。フォロワーの機嫌が良いと,戦闘中に攻撃をサポートしてくれたり,敵の攻撃を防いでくれたりするのだ。

フォロワーには性格があり,それぞれの性格に応じた受け答えをする必要がある
アンチェインブレイズ レクス

 戦闘時に関しては,マスターとフォロワーが協力することで初めて使える,“リンクスキル”の存在も忘れてはならない。リンクスキルには,使用するために必要な“アニマ”(属性のこと)が設定されており,マスターがそのとき従えているフォロワーのアニマが重要となってくる。リンクスキルを発動するには,ファロワーがそのために必要なアニマを所持していなければならないのだ。
 スキル自体は,マスターが単独で使用できるものも含めて,“スキルマップ”と呼ばれる仕組みで,任意のものを好きな順番で取得できるが,より強力なリンクスキルは上記の制約により,ただ取得しただけでは使えない。

スキルはスキルマップで任意のものを取得できる。計画的なスキルアップが攻略への近道だ
アンチェインブレイズ レクス

 さらにゲーム中には,仲間にしたすべてのフォロワーが,敵のフォロワーの軍団と激突する,“ジャッジメントバトル”と呼ばれるリズムゲーム風のイベント戦闘もあり,ここでもやはり,フォロワーの機嫌が勝負の行方を大きく左右する。本作がいかに,マスターとフォロワーとの関係性を重視したゲームシステムを構築しているのか,よくお分かりいただけただろう。

フォロワー同士が戦うジャッジメントバトル。ここでもやはりフォロワーの機嫌が重要なポイント
アンチェインブレイズ レクス

 そして,マスターとフォロワーの関係を支える軸となっているのが,“カリスマ”であるという点も面白い。本作では,戦闘時にどのような行動を取ったかによって,戦闘終了時にカリスマポイントが算出され,カリスマランクを上げることでより強力なフォロワーを従えられるようになっていく。
 カリスマポイントは,ノーダメージで敵を倒したり,短いターンで勝利したりすることで増加するが,フォロワーを倒されたり,戦闘から逃げ出したりすると減少する。本作では「逃げる」コマンドが100%成功するが,この仕組みがあるおかげで,何としても逃げずに戦おうという気にさせられる。やっぱり主人たるもの,手下には格好いいところを見せたいじゃない?

戦闘終了時にカリスマポイントを確認できる。逃げちゃダメだ,逃げちゃダメだ……
アンチェインブレイズ レクス

 本作にはこのほかにも,一度に3画面分もの敵が出現する“大群バトル”や,こちらも複数の画面にわたって巨大なボスが登場するボスバトルといった,本作ならではの要素が盛り込まれている。さらに,ダンジョン内で収集した素材を使っての合成システムや,町の酒場で受けられるさまざまなサブクエストなど,RPGでの定番システムに加え,データインストールにも対応しており,この機能を利用することでゲーム中のロード時間を短縮し,より快適なゲームプレイを堪能できる。まさに,至れり尽くせりの内容といっていいだろう。

ここでは中央と右の2画面に敵が出現する大群バトルが発生。画面切り替えにはL/Rキーを使う
アンチェインブレイズ レクス

 まったくもって自らの不明を恥じるほかないが,筆者の予想をいい意味で大きく裏切り,本作はじっくりと腰を据えて楽しめる,やり応え十分のゲームに仕上がっている。2009年にニンテンドーDS用ソフト「ラストバレット」でコンシューマゲームに参入し,新たな作品を出すたびに着々と実力を高めてきたフリューの本気がうかがえる一本だ。本作には店舗ごとに異なる予約購入特典も用意されているので,ショップに特典の有無を確認のうえ,興味を持った人は今すぐ予約に走ってほしい。それにしてもこの予約特典,どれもいいなあ……。

「アンチェインブレイズ レクス」公式サイト


最初の町,ランターナ。ゲームを進めると,新たな町やNPCも登場する
アンチェインブレイズ レクス
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