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  • 発売日:2011/01/27
  • 価格:UMD版 6279円(税込) / ダウンロード版 5600円(税込)
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今春リリース予定のOVA「戦場のヴァルキュリア3 誰がための銃瘡」,中村悠一さん,遠藤 綾さん,浅野真澄さん,近藤信宏監督へのインタビューを掲載
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印刷2011/02/10 11:13

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今春リリース予定のOVA「戦場のヴァルキュリア3 誰がための銃瘡」,中村悠一さん,遠藤 綾さん,浅野真澄さん,近藤信宏監督へのインタビューを掲載

 セガのPSP用ソフト「戦場のヴァルキュリア3」(2011年1月27日発売)を原作としたオリジナルビデオアニメーション,「戦場のヴァルキュリア3 誰がための銃瘡」が2011年春にBlu-rayとDVDでリリースされる。また本OVAは,PlayStation Storeおよびソニーの映像配信サービス「Video On Demand powered by Qriocity」で先行配信される予定だ。

画像集#003のサムネイル/今春リリース予定のOVA「戦場のヴァルキュリア3 誰がための銃瘡」,中村悠一さん,遠藤 綾さん,浅野真澄さん,近藤信宏監督へのインタビューを掲載

 今回4Gamerでは,OVAのアフレコ現場におじゃまして,クルト役の中村悠一さん,リエラ役の遠藤 綾さん,イムカ役の浅野真澄さん,そして監督の近藤信宏さんに,メディア合同ではあるがインタビューをさせてもらった。どのような作品に仕上がるのか気になる人は,ぜひ最後まで読み進めてほしい。

「戦場のヴァルキュリア3」公式サイト

OVA「戦場のヴァルキュリア3 誰がための銃瘡」公式サイト


写真左から近藤信宏監督,中村悠一さん,遠藤 綾さん,浅野真澄さん
画像集#001のサムネイル/今春リリース予定のOVA「戦場のヴァルキュリア3 誰がための銃瘡」,中村悠一さん,遠藤 綾さん,浅野真澄さん,近藤信宏監督へのインタビューを掲載

画像集#004のサムネイル/今春リリース予定のOVA「戦場のヴァルキュリア3 誰がための銃瘡」,中村悠一さん,遠藤 綾さん,浅野真澄さん,近藤信宏監督へのインタビューを掲載
――まずは,皆さんがOVAでキャラクターを演じた印象を教えてください。

中村さん:
 OVAはゲームとリンクした作品なので,ゲームでいうとどの辺りのストーリーなのかというのが重要になってきますよね。収録中は,クルトがほかの仲間との信頼関係をどこまで築けているのか,そういうところを探りながら演じました。

遠藤さん:
 今回,OVAではゲームのどの辺りの話が展開されるのかというのは,台本をいただいてから知ったんです。
 ゲームの序盤では,リエラもイムカも他人と器用にお話しができる人ではないんですけど,OVAの設定では会話ができていたので,その時間軸,背景も意識しつつ演じました。
 シリーズ前作のキャラクターともお話しできて嬉しかったです。

浅野さん:
 OVAのお話を聞いてからずっとアフレコが楽しみだったので,沢山のキャストの皆さんと会えて,お話しできたのがすごく嬉しかったです。
 アフレコでは,ゲームの場合だと想像でしか補えなかったシーンも,実際にみんなでアフレコをすることによって「あっ,こういう風な世界なんだ」ってことが,より頭の中で肉厚になる気がしたんですよね。なので,どのシーンも興味深いなと思いました。あと,イムカは動いてても可愛かったです(笑)。

――アフレコ現場に立ち会った感想を聞かせてください。

近藤さん:
 やっとクルトやリエラ,イムカに会えたなと,そんな感じがしました。皆さんに演じていただけたのが嬉しかったですね。
 キャラクターが多いので,名前を覚えるのが結構大変でした(笑)。もちろん全部覚えましたよ。

――今回の収録は前後編の前編ということですが,その見どころはどこだと思いますか?

浅野さん:
 「自分好きー」みたいな発言が続きますけど,イムカが可愛かったです(笑)。イムカって結構ツンデレなところがあるんですけど,そこがちゃんと描かれてて嬉しかったですね。「ありがとうございます!」って思いながら演じさせていただきました。

遠藤さん:
 リエラって,イムカとは対照的なキャラクター設定だったりするんですよね。見た目もすごく女性っぽくって,顔を赤らめたりする時もあるんですけど,戦うときには戦うっていうギャップも良くって,ぜひそういったところを観てほしいですね。

中村さん:
 ゲームでは,割とプレイヤーの方から追いかけていかないと分からないキャラクターも,OVAでは結構しゃべっているというのが,ファンの方からすると新しい発見だったりするのかなと思います。

近藤さん:
 ゲームをプレイするときの世界観とはまた違う世界を作ったつもりです。ディテールや銃の撃ち方も注目してほしいと思います。

――今回のOVAは戦場を描く部分が多いとのことですが,その描写を見てどのように感じましたか?

浅野さん:
 人が吹っ飛ばされたりする場面があったりと,キャラクターの置かれている状況がすごくリアルに伝わってきて,よりいっそう深く世界観に入れました。

遠藤さん:
 ゲームの収録時から重さのある世界観というのはしっかりと感じていたので,戦場にいるという雰囲気が,皆さんにより伝わるんじゃないかなと思いました。収録前にも指示を受けていて,伝え方一つでも,そういう戦場の生っぽさは出すように心がけていました。

中村さん:
 OVAの舞台は戦場のまっただ中ですから,気が抜けなかったり,敵と遭遇するかもしれないというシリアスな緊張感がとても良く描かれていると思います。台本でクルトのセリフが難しい言葉だらけだったので,収録前からそんな気はしてたんですけどね。
 ただリエラとイムカの二人に関しては,それでもキャラクターとしてヒロインであるところの魅力を魅せるという手法が取り込まれていたので,あまり堅くならずに観てほしいという意図もあるのかなと思いました。

近藤さん:
 戦争といってもいろいろあって一概にまとめられないので,表現するのは難しいんですけど,今回「ヴァルキュリアの世界でのリアル」は追求したつもりです。戦争が恒常化している感覚や,ケンカしたり飯を食ったりといった日常感,そういったところの表現も伝わるといいなあと思っています。

――キャストの皆さんが一同に集う機会はあまりないと思いますが,今回一緒に収録を行った感想を聞かせてください。

中村さん:
 ゲーム版ではリエラとイムカとの掛け合いが一番多かったので,この二人との関係性は分かるんですけど,ネームレスの他のメンバーとはそういう音声入りのシーンがあまりなかったので,「あっ,こういうキャラクターがいるんだ」とか「こういうくせ者がいるんだ」とか,新たな発見があって嬉しかったです。
 そういう意味でいうと,ひょっとすると僕らって,プレイされた方達よりもネームレスとの関係性が薄いかもしれないんですよね。なので,その部分が補完できて良かったです。

遠藤さん:
 OVAでは映像もあってキャラクターもしゃべっているので,キャラクター同士の関係性がすごく分かりやすかったですね。なので後編も,この三人以外のキャラクターとどう関わっていくのかが,すごく楽しみです。

浅野さん:
 ネームレスのみんなが一つにまとまっているのが見られてすごく嬉しかったです。ネームレスってちょっと特殊な集まりなので,下されるミッションとかも困難なことが多かったりするんですけど,みんなで話し合って「よし,やろう!」って団結するところが,すごくいいなあと思いました。

――非日常の戦場というシーンを演じるうえで,心がけた部分を教えてください。

中村さん:
 舞台が日常ではないうえに,さらに日常ではないキャラクターを乗せるので,すごく難しかったですね。僕が実際に,戦場でみんなに「早く行け!」って死にものぐるいの演技をするならともかく,それにキャラクター性を加えて,なおかつ,何を言ってるか分かるようにしなきゃいけないので。

遠藤さん:
 本当だったら雰囲気で伝わってしまうところもあるんでしょうけど,ちゃんと言わなきゃお客さんに伝わらないので,言葉のリアルさだけじゃダメなんだなって思いました。
 あと,専門用語が大変だなって思いましたね。武器にしても専用の銃とか弾があるじゃないですか。そういう知識も持ってなくちゃいけないんだって感じました。

浅野さん:
 イムカは戦うシーンがそんなにあるわけじゃないんです。でもその少ないシーンを演じながら,過酷な過去がフラッシュバックしているのかなとか思いながら演じました。
 イムカって寡黙な人で,そういう部分にモノローグが入ったりもしないんですけど,でも絶対に本人は思っているはずなんですよね。収録ではそういう部分が少しでも込められたらいいなと思いました。

――収録で,自身が演じた役の面白さや難しさを顕著に感じた部分があれば教えてください。

中村さん:
 クルトは,状況にもよるんですけど,「クールに」っていうところが念頭にありましたね。ただクールだから熱くならないのかっていうとそうじゃないですし,クールの中に持たなくちゃいけない芯がありますから,演じる際はどこまで出せばそれを維持できるのとかを考えるのが,難しいもんだなと。

遠藤さん:
 リエラって,ネームレスにいることで自分の居場所を見つけることができていると思うんですよね。ただ女の子が戦場にいるという感じだけを残したくはないなって思っています。とくに後編ではそういった見どころがあるので,そこで本領発揮すると思います。
 クルトにムキになってるシーンがあったりしたんですけど,そこでは気持ちがフッと戦いから離れることができたので,そういう日常のシーンは演じていて楽しかったです。

浅野さん:
 イムカは寡黙なキャラクターなので,その短いセリフやちょっとしたリアクションの中に,イムカが考えていることを入れられたらいいなって思います。イムカは昔,自分の村をヴァルキュリア人に滅ぼされたという過去があるので,平和なシーンを見ても子供の頃のことを思い出しているのかなとか,そういうところを考えながら演じました。
 まだ前編しか収録してないので,後編ではどんなイムカが出てくるのか楽しみです。

――最後に,「戦場のヴァルキュリア3 誰がための銃瘡」を楽しみに待っているファンの方へメッセージをお願いします。

近藤さん:
 ゲームも非常に評判がいいみたいなので,ぜひOVAも観てほしいなって思います。ゲームをプレイした方も意識して作っているので,コアなシーンも楽しみにしていてほしいなと。ヴァルキュリアの世界観を作り込んだつもりなので,その世界を皆さんに垣間見てもらえればと思います。

浅野さん:
 ゲームの収録の時からストーリーがとにかく面白いなって思っていましたし,キャラクターも本当に魅力的だなと感じました。それがそのままOVAになっているので,ゲームのほうもOVAのほうも楽しんでいただけるんじゃないかなと思います。ぜひどちらも楽しんでください。

遠藤さん:
 ゲームのPVを観たときに,すごく世界観や雰囲気があったので,ぜひこれをアニメでも観たいなって思ったんです。なので,それが叶ったことが純粋に嬉しかったですね。あと,進軍している感じなど,ゲームと同じような行動がOVAでも描かれているのも感動でしたね。ゲームをプレイしてOVAを観る方は,たぶん私と同じ気持ちになってくれるんじゃないかなと思います。

中村さん:
 ゲームを「3」からやる方もいるでしょうし,シリーズ通してやってる方もいると思います。このOVAは,そのすべてのヴァルキュリアファンに満足していただけるんじゃないかと思います。
 ひょっとすると,OVAで「戦場のヴァルキュリア3」を知る方もいると思いますけど,そういう方はぜひゲーム版のほうもプレイしてほしいと思います。サブキャラクター達の見せどころもあって,そのあたりのシーンもすごく楽しいので,ぜひ追っていってほしいと思います。ぜひぜひゲームとOVA両方セットで楽しんでいただきたいですね。よろしくお願いします。

――ありがとうございました。


画像集#002のサムネイル/今春リリース予定のOVA「戦場のヴァルキュリア3 誰がための銃瘡」,中村悠一さん,遠藤 綾さん,浅野真澄さん,近藤信宏監督へのインタビューを掲載

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