スパイクは,11月25日に発売を予定しているPSP用ソフト「
ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生」の
最新情報を公開した。
今回は,本作のさまざまな場面で登場する
2.5Dで再現された学園の様子や,そこで繰り広げられる
「学園生活パート」「操作パート」,そして最終的に結論を導き出す
「クライマックス推理」などについての情報をお届けする。
マップ画面でどこに誰が居るのかを確認して,移動した先々でさまざまなキャラクターと会話しながらヒントを集めていくことになる本作。一見何もないように見える部屋も,見方を変えることで新たな発見もあるようだ。
そのほか,学園に集められたキャラクターの中から,新たに4人が紹介されているので合わせて掲載する。
◆ 2.5Dで再現された学園 ◆
殺人事件が起こるまでの学園生活パート、殺人事件後の探索パートでは、プレイヤーは本作独自の2.5Dモーショングラフィックで再現された学園内を歩き回り、キャラクターと会話をしたり、捜査のヒントを集めていくことになります。ゲームの舞台となる希望ケ峰学園には、異なるテイストの教室が存在します。また、教室だけでなく体育館や図書室などの特別教室、閉じこめられたキャラクターたちが寝食をするための寄宿舎棟も存在し、物語の展開によって行動範囲が広がっていきます。
様々なテイストの教室が存在する。視聴覚室などの特別教室も、全て2.5Dモーショングラフィックで再現されている
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学校エリアの廊下。エリアによって異なるカラーリングとなっており、マップも把握しやすくなっている
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マップ画面では、どのエリアにどのキャラクターが居るかが一目でわかるようになっている。特定のキャラと話をしたい場合は、マップ画面を確認すれば、すぐに会いに行くことができる
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寄宿舎エリアにある食堂。自由に出入りできるエリアだけに、証拠も多い? |
食堂には厨房も存在する。ここでも事件のヒントが得られるのか? |
学校エリアのトイレ。事件に関わるアイテムが存在する可能性も? |
寄宿舎にある個室が並ぶ廊下。それぞれの部屋には、キャラのイラスト入りのネームプレートが貼られている。部屋の位置関係は、学園長のモノクマによって決められたものだが、それがキャラクター同士の関係に影響をおよぼしたりするのだろうか?
寄宿舎にある苗木の自室。このように、キャラクターそれぞれに、個室が用意されている
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◆ 学園生活パートと捜査パート ◆
殺人事件が起こると、和やかだった学園生活パートが終わり、捜査パートへと突入します。本作の舞台である希望ヶ峰学園では、入学時に学園長のモノクマに説明されたルールに従って、「学級裁判」で殺人事件の犯人を暴く必要があります。さらに、学級裁には、誤った犯人を指摘してしまうと、犯人以外の全ての人物がお仕置きされてしまうという過酷なルールも存在します。
そこでプレイヤーは、殺人事件発生後、学級裁判の際に「言弾(コトダマ)」として使用できる手がかりや証拠を収集する必要があります。
証拠の収集のため、仲間から話をきいて証言を得たり、調査によって状況証拠を集めていくことになります。
捜査パートで朝比奈と会話。すると、事件に関係のありそうだと思われる証言が
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キャラクターとの会話からの情報収集だけでなく、気になる箇所を調べることでも証拠収集が可能。カーソルをあわせて、詳細を調べよう。
事件の証拠となりうる場合には、言弾(コトダマ)として所持することができる。
入手した証言や証拠は、言弾(コトダマ)として学級裁判で使用することになる。言弾(コトダマ)は入手すると、自動的に追加され、いつでも確認することが可能
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■見方を変えるとナニカが見える!?
A
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B
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上のAの画像を視点を変えて見ることで、Bのような視点で部屋を捕らえることができる。
Bでは、Aの画面では見えていなかった机の陰に隠れていたアイテム(右写真)を確認することができる。
本作独自の2.5Dモーショングラフィックで再現された教室内では、同じシーンでも、異なる角度から見ることで、見えなかったものが見えてくることがある。
校内では、様々な場所で様々な方角から観察することで、新たなヒントを発見できる可能性もある。
◆ クライマックス推理 ◆
現場や校内・寄宿舎の各エリアを調べたり、仲間の証言などを聞いて言弾(コトダマ)を収集した後に、学級裁判が始まります。
学級裁判ではノンストップ議論・閃きアナグラム・マシンガントークバトルが展開され、議論の中で徐々に、犯人と殺人現場で起きた真実が明らかになっていきます。
推理と議論が最終局面を迎えたとき、「クライマックス推理」に突入します。クライマックス推理は、殺人現場で起きた真実を、コミックムービーで再現していくものです。コミックのコマにはヌケが存在します。このヌケのコマに対してプレイヤーは、用意されたコマから正しいものを選択してあてはめていき、殺人現場の状況を再現していきます。
学級裁判の最終パートであるクライマックス推理では、“議論で明らかになった事実”と、“画面上のコミックの流れ”“あてはめるべきコマのイラスト”をそれぞれ慎重に見極めることが重要になります。
クライマックス推理に突入すると、事件現場を再現するコミックが登場するが、ところどころのコマにヌケが存在する |
欄外にある、別途用意されたコマから、現場の状況を正しく再現できるものを選択し、あてはめるべき箇所に移動させる |
正しくコマを選択できれば、事件現場で起きた真実がコミックムービーで再現され、学級裁判は犯人特定とモノクマによるお仕置きへと展開していく
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◆ キャラクター紹介 ◆
大和田 紋土(おおわだ もんど)
超高校級の暴走族
CV.中井 和哉
関東一帯を統べる巨大暴走族のヘッド。
自身を極悪非道の男と称するが、実は義理や人情に厚く、「男の約束」という言葉に弱い。考えるより行動!がモットー。
親分肌で面倒見がよい。
腐川 冬子(ふかわ とうこ)
超高校級の文学少女
CV.沢城 みゆき
若手女流小説家として名を馳せる文学少女。
恋愛小説のベストセラー作家だが、性格は根暗で人間付き合いが苦手。
大概の発言が非常にネガティブ思考である。
純文学以外は認めないという信念がある。
セレスティア・ルーデンベルク
超高校級のギャンブラー
CV.椎名 へきる
小柄でロリータ調の美麗な外見とは裏腹に、強烈な毒舌で周りを追いつめる女王様。通称「セレス」だが生粋の日本人。
ウソの天才で、その才能を活かし、ギャンブルに精を出す。麻雀・ポーカーなどの対人戦で連戦連勝。彼女との勝負で全財産を奪い取られ、人生が破綻したというギャンブラーも多数存在する。
ゴスロリ服を愛するという事以外の素性が、すべてウソのベールに包まれている、謎の女子高生。
朝日奈 葵(あさひな あおい)
超高校級のスイマー
CV.斎藤 千和
スポーツが大好きの活発な美少女。様々な運動部を掛け持ちしているが、とくに水泳部では高校記録を数々塗り替えている。
体を動かしていないと落ち着かないため、常に動き回っている。
騒々しいが、希望ヶ峰学園のいいムードメーカー。物事を深く考えず、多少天然な一面も。