バンダイナムコゲームスは,同社が2011年内に発売を予定しているPlayStation 3用RPG「
テイルズ オブ エクシリア」(以下,TOX)の戦闘システムに関する情報を,本日(1月14日)付けで公開した。
本作は,ご存じのとおり大作RPG「テイルズ オブ」シリーズの最新作。同時に,シリーズ15周年という節目を記念した作品でもある。
物語の舞台となるのは,人間と精霊が共生関係にある世界
“リーゼ・マクシア”。ここで,人間の少年“ジュード”と,自らを精霊の主だと名乗る女性“ミラ”の二人を主人公としたストーリーが展開していく(
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「DR−LMBS」(ダブルレイド リニアモーションバトルシステム)について紹介していこう。
 ジュード・マティス(CV:代永 翼) |
 ミラ=マクスウェル(CV:沢城みゆき) |
「テイルズ オブ」シリーズの戦闘システムとして,今や馴染み深いものとなっているのが
「リニアモーションバトル」。自身が操作しているキャラクターと敵を結ぶライン上を移動し,方向キーとボタンの組み合わせによって,多様な攻撃を繰り出していくというシステムで,簡単に派手な術や技を発動し,コンボを繋げていく爽快感が味わえるのが,大きな特徴となっている。
シリーズ最新作となるTOXでもこういった戦闘の醍醐味は変わらないが,新たな要素として
「リンクモード」が追加される。
リンクモードは,プレイヤーがパーティ内の好きなキャラクターと“リンク”することで
2人のキャラクターをペアにして戦えるというもの。リンク状態になると,プレイヤーが操作するキャラクター(マスター)の動きに合わせて,ペアのキャラクター(パートナー)が行動を起こすようになる。具体的には,同じ敵を挟み撃ちにする,マスターの背後を狙う敵を攻撃する,連続攻撃を受けているマスターをかばうといった感じだ。
このように,「テイルズ オブ」シリーズの戦闘の良い部分を受け継ぎつつ,
“2人のキャラクターが協力して戦う”という新要素を加えたTOXならではの戦闘システムが「DR−LMBS」というわけである。
ちなみに,従来の作品と同じようにプレイヤーキャラクター単独での戦闘も可能とのこと。例えば敵が複数現われたときは別々に行動し各個撃破,そして手強い相手が少数存在するときにはリンクモードで協力して戦うといった使い分けが考えられる。状況に応じて,上手に使っていこう。
戦闘の基本システム
◎ACとTPについて
TOXの戦闘では、ACとTPの2つの値を消費することで攻撃を行います。
ACが続く限り、自由に通常攻撃、術、技を繋げることができます。
つまり、ACの値分、術技を連続して繋げることも可能です。(もちろん、その分大量のTPを消費します。)
マップ移動中は、TPを消費して回復系の術などを使用することが出来ます。
◆AC(アサルトカウンタ)
攻撃をする際にのみ消費される値で、通常攻撃や術技など、どんな攻撃でも消費するのは各「1」です。移動や防御行動では消費されません。攻撃後、自動で回復します。
◆TP(テクニカルポイント)
術や技を使用したときに消費される値で、各術技によって消費量は異なります。自動では回復しませんが、アイテムや、戦闘中のいろいろな行動で回復できます。