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緊張感溢れる名試合をピックアップ
今回の組手参加者は初心者から,BPランキングTOP50までが取得できる「ULTIMATE MASTER」の称号を持つ猛者まで,幅広いプレイヤーが参加。中には組手にエントリーしてみたものの,ウメハラ選手の強さに驚いてしまい,順番が来ても対戦するのが怖いといって拒否してしまうプレイヤーが出現するなど,和やかな(?)シーンも見られた。その中から,今回の組手でとくに盛り上がった名試合をいくつかピックアップしていこう。
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VS ブーン@momome選手(ガイル)
ソニックブーム(以下ソニック)を盾に遠距離戦を展開したいガイルに対して,ユンがいかに接近していくかがポイント。セオリー通りソニックを盾に距離を取るmomome選手。ガイル使いとしても腕が立つウメハラ選手が見せるソニック対策は見ものだ。
VS TONPY選手(ヴァイパー)
組手イベントや大会などで実績を残す,強豪ヴァイパー使いTONPY選手との1戦。互いの攻撃力を押し付けあう戦法がぶつかる。最後に立っているのはどちらか。
VS GYOA選手(セス)
全キャラ中でも屈指の攻め能力を誇り,大会で活躍が見られるセス。昇龍拳とスクリューパイルドライバーの2択をウメハラ選手が華麗に捌く。綿密に研究されたキャラ対策が光る一戦。
VS iPeru選手(フォルテ)
後に続くエキシビションマッチで招待されたアメリカのフォルテ使いと行われた試合。幻影陣で追い詰められたiPeru選手が取った行動が奇跡を起こす。
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猛者達がウメハラに挑むコンセプトマッチ
組手終了後はアメリカのスパIVシーンで活躍する猛者達と,3本先取のコンセプトマッチが開催された。ここで対戦相手として予定されていた,グスタボ・ロメロ(801Strider)選手が,都合により参加できなくなってしまった代わりに,スペシャルゲストとして闘劇2011覇者のかずのこ選手が参加するサプライズもあり,会場は大盛り上がり。ここではエキシビションマッチで対決したプレイヤー紹介と,その動画を掲載していこう。
バナナ・ケン選手(ケン)
ジャンプの軌道が変えられる雷撃蹴のおかげで,対空技の昇龍拳が機能しにくいケン。空中から攻めたてるユンに対し,バナナ・ケン選手が選んだ必殺技の正体とは? ウメハラ選手の鍛え抜かれた地上戦の上手さにも注目。
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iPeru選手(フォルテ)
組手では見事勝利をもぎとったiPeru選手。エキシビションマッチではウメハラ選手のリベンジ達成なるか。ユンの強さが随所で見られたカードだ。
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シェン・チャン選手(ユン)
日頃からユン同キャラ戦をこなしているウメハラ選手のユン対策が目白押し。強二翔脚ガード後の反撃や投げ後のセットプレーはぜひ参考にしてほしい。
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ネモ選手(ヤン)
BP全国1位のユン・ヤン使いだけあり,互いの攻めるネタは知り尽くしたうえでの高度な読み合いが繰り広げられる一戦。スパIVAEを象徴する最強兄弟キャラの勝負のゆくえはいかに?
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かずのこ選手(ユン)
新宿タイトーステーションで,何百戦もタイマンを重ねているウメハラとかずのこ選手。BP全国1位と2位が繰り広げる,ユン同キャラ戦。まさに最高峰の戦いだ。
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エキシビション終了後はプレゼントコーナーで盛り上がる
エキシビション終了後はMadCatzからTシャツをプレゼントする抽選会がスタート。運良くTシャツをゲットした人のなかには,組手で活躍したiPeru選手やバナナ・ケン選手の姿も見られた。
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イベントの感想を交えたミニインタビュー
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4Gamer:
お疲れさまでした。組手を終えた感想はいかがですか?
ウメハラ:
無事に終わって良かったです。都内のゲームセンターで組手を開催するのは初だったので,人が来るか不安でしたけど,たくさんのお客さんが来てくれて嬉しかったです。
4Gamer:
今回の組手は新規のプレイヤーさんも多く見られたようです。ウメハラさん効果でゲームセンターに来る人が増えるのは素晴らしいですね。
ウメハラ:
そうですね。こういうイベントを介してゲームセンターに来てもらえたり,僕と対戦してゲームを楽しいと思ってもらえたりすると,イベントをやってる意味があると思えて嬉しいです。もちろん,最後にやったエキシビションみたいなハイレベルの対戦のほうが,見てるほうも楽しいし,僕自身も刺激になる部分がありますけど,やはり新規のプレイヤーが遊ぶきっかけになれることが一番嬉しいです。
4Gamer:
対戦でリュウをリクエストする人が多かったようですが。
ウメハラ:
意外と多かったですね。もうちょっと戦えるキャラならリュウも使っていきたいんだけど,トーナメントがあるから,強いキャラを選ばざるえないです。でも,これだけ需要があって見たいという要望が大きいなら,今後はそこそこ戦えるリュウでもいいかな,とも思います。
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4Gamer:
今回のイベントで印象に残った対戦はありますか?
ウメハラ:
やっぱり最後のかずのこ戦じゃないかな? もうホントに大変でしたよ。
4Gamer:
二翔脚の出しあいでしたね。
ウメハラ:
喧嘩ですよね,ホントに(笑)。かずのこはこういう場面でも緊張してプレイが変わるタイプではないので,お互い普段どおりの戦いでした。散々2人で対戦した結果が,起き上がりに二翔を出すか出さないか,という読み合いになってるんです。もちろん相手がどういうタイプかって分かっているから,ああいう絵になるんですけど。
4Gamer:
見てる方には分からない,深い読み合いがあるんですね。対戦回数が1番多いのはかずのこさんなんですか?
ウメハラ:
そうですね。タイマンはかずのこが一番やってるんじゃないかな。お互い手の内が分かっているので,どこで勝負をかけてくるかってのも分かるんですよ。最終試合とかは,絶対こいつは何かやってくるだろうと。
4Gamer:
メチャクチャに荒らされる感じで?
ウメハラ:
メチャクチャというか,コマンド投げや打撃を散々二翔脚で返しているのに攻めてくるし,もう黙ると思った最後の最後でもコマンド投げがきて,認識が甘かったなと。まだ二翔を打たなきゃダメだったか,と。結果を見れば僅差にもつれ込んだし,イベント的にも面白かったと思いますけど。
4Gamer:
今回の成功を機に,エキシビションや組手イベントがもっと開催されるといいですね。
ウメハラ:
そうですね。北海道から沖縄まで,しばらく東京を離れてやってみるのも面白いかもしれません。九州は1回しか行ったことがないし,そういうイベントがあればいいなと。
4Gamer:
話は変わりますが,Ver.2012の調整案が徐々に公開されてますね。すでに目を通されてると思いますが,調整のインプレッションなどをお聞かせください。
ウメハラ:
以前にも話しましたが,キャラはもう何でもいいですね。リュウでもユンでもザンギでも何でも使えるんで。ただユンやヤンを使って新しく始めたプレイヤー達が心配ですね。今日実際に対戦したかずのこも,彼の良さが活きるのはユンとかヤンみたいなキャラクターだと思うので。そういうプレイヤーが調整の影響で戦いづらくなって,やめてしまったら悲しいですね。
4Gamer:
プレイ人口が減るのが,一番良くないと。
ウメハラ:
そうですね。調整でゲーム性をよくする事は当然なんですけど,ユンらしさとかヤンらしさみたいなのが残る調整はしてあげてもいいと思います。今,僕がユンを使っているから言ってるわけではないですよ(笑)。Ver.2012自体についてはやっぱり,個人的にゲームが大好きなんで楽しみですね。プロとして頑張ろうという気持ちもありますけど,それとは別に1プレイヤーとして純粋な気持ちで,どんなゲームになるのか楽しみにしています。
4Gamer:
今後の活動予定について教えていただけますか?
ウメハラ:
来週は名古屋のNSBに出場します。それが終わって10月からはアメリカとクウェートに行きますね。
4Gamer:
クウェート勢も,今回東京に遠征してきていたようですね。ウメハラさんお墨付きのガイ使い,NOX2さんも野試合で活躍していました。
ウメハラ:
人口が少ないわりにはレベル高くて驚きますね。アメリカも今回対戦したiPeruやバナナ・ケンなどの若手が出てきたので,これからの活躍に期待したいです。
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4Gamer:
それでは最後にファンへ一言いただいてもよろしいでしょうか?
ウメハラ:
昨年1年は海外の大会にひたすら出ていたので,今年は日本を盛り上げていきたいですね。今回のイベントは成功だったと思うので,もし地方のゲームセンターでイベントをやるときには,ぜひ呼んでください。
4Gamer:
ありがとうございました。ウメハラさんの今後の活躍にも期待しています。
今回の組手イベントでとくに印象的だったのは,やはり新規プレイヤーと思われる人が多く来場していたこと。家庭用でもオンラインで有名プレイヤーと対戦できる便利な時代にはなったが,イベントで直に対戦する楽しみはやはり格別だ。そのきっかけになりたいというウメハラの言葉には,格闘ゲームを盛り上げたいという真摯な思いが感じられた。
世界をまたにかけて広がる“The BEAST”ことウメハラの活躍。筆者も格闘ゲーマーの1人として,ウメハラの今後の活動にも,期待せずにはいられない。








































