「コール オブ デューティ ブラックオプス」，公式サイトで吹き替え版のムービーを公開。字幕版には，ハリウッドの名優が出演だ

　東西冷戦時代を背景に，アメリカ軍特殊部隊の兵士となったプレイヤーが世界の紛争地帯で危険な特殊作戦に挑む，「コール オブ デューティ ブラックオプス」（PS3 / Xbox360）。世界中で大ヒットした人気FPSシリーズの最新作だが，日本国内の販売を担当するスクウェア・エニックスは本日（9月8日），公式サイトでムービーを公開した。もっとも，ムービーの内容そのものは5月19日に掲載した記事で紹介したものと同じだが，ポイントはこれが「吹き替え版」であるということだ。


　9月1日に掲載した記事でもお伝えしたとおり，スクウェア・エニックスは，コール オブ デューティ ブラックオプスのPlayStation 3版およびXbox 360版で，「字幕版」と「吹き替え版」の2種類をリリースする予定になっている。英語ボイス＋字幕の字幕版は，2010年11月18日に，また豪華声優陣をそろえた吹き替え版は12月16日に発売される予定だが，今回のムービーはその吹き替え版の雰囲気を味わえるモノになっているのだ。
　「嘘は，しょせん嘘だ」で始まるこのムービーでは，主人公メイソンを演じる堀内賢雄氏がナレーションを担当するほか，仲間の兵士であるウッズを演じる小山力也氏，同じく戦友のウィーバーを演じる安元洋貴氏の声が確認できるはずだ。
　さすがに日本語だけあって，言ってることが分かりすぎるぐらい分かってしまう。字幕版でいくか，それとも吹き替え版にするか，ますます悩んでしまいそうだが，それを増すような情報も公開された。

　海外のゲーム情報サイトをフォローしている人ならすでに知っているかもしれないが，英語版のボイスアクターとして，名優として知られるゲイリー・オールドマン氏とエド・ハリス氏の起用がActivisionから発表されているのだ。オールドマン氏は，第二次世界大戦の生き残りで，「Call of Duty: World at War」（PC/PS3/Xbox 360）にも登場したレズノフを，またハリス氏はプレイアブルキャラクターの一人であるハドソンの役を演ずるとのこと。
　うーむ，豪華声優陣もハリウッドの名優も捨てがたいところで，どうやら，発売日まで思い切り悩む必要がありそうだ。

「コール オブ デューティ ブラックオプス」公式サイト