バンダイナムコゲームスは,
PlayStation 3/
Xbox 360用三人称視点のアクションシューティング
「DEAD TO RIGHTS: RETRIBUTION」(デッドトゥライツ レトリビューション)を
7月8日に発売することを発表した。価格は
7329円(税込)。
本作は,汚職と犯罪がはびこる
「グラントシティ」を舞台に,父を殺したギャング組織を壊滅するべく立ち向かう一人の刑事とその相棒犬の物語だ。
主人公の「ジャック・スレイト」と,その父「フランク・スレイト」は,ともにグラントシティの警察に勤める刑事だった。二人である事件を捜査していたが,フランクは捜査中に非業の死を遂げてしまう。ジャックも,父の死後警察から追放され,さらにギャングからも命を狙われることとなる。
プレイヤーは,ジャックと相棒犬の「シャドウ」を操作し,お互いのキャラクターの
特徴を生かした連携を取りながら,襲い来るギャング組織に立ち向かっていく……というのが,本作の大まかな概要なのだが,ともかくジャックとシャドウで襲い掛かってくるギャング達をぶっ潰して,事件の真相を暴き,父フランクの仇をとるというバイオレンスアクションだ。
ゲーム中,共に行動するジャックとシャドウは,それぞれをプレイヤーが操作することが可能だ。ジャックを操作する際には,素手による卓越した格闘技術によってコンボやカウンターを駆使したり,敵の武器を奪い取ったりして,容赦なく敵にトドメをさしていく。
犬のシャドウを操作する場合には,犬の身体能力を生かして,急所を噛み切ったり,素早いダッシュで敵を吹っ飛ばしたりといった攻撃を繰り出す。
また,この二人……一人と1匹は,
同時に動かすことにより,シャドウが物陰に隠れている敵をおびき出し,ジャックがそれにトドメをさすという連携も行える。こうした,それぞれの特徴を生かした戦いにより,ギャング達を倒していくのだ。もちろん,ギャング相手には容赦なし。残虐なシーンも多数登場するため,レーティングはCERO D指定となっている。
第1報となる今回は,そんなジャックとシャドウのアクションや,登場キャラクターの情報が公開されているのでお届けしよう。
◆ ストーリー ◆
かつては全世界における経済・文化の中心となって発展を築き上げてきた都市グラントシティ。
だが現在はその繁栄を見る影もなく、いつしか汚職と犯罪がはびこる都市へと変貌していった。
そのような中、ある一人の男が立ち上がった。彼の名はジャック・スレイト。
グラントシティ警察に勤めるジャックは同じく刑事である父親のフランク・スレイトとともにある事件ついて捜査を開始する。しかし父フランクは捜査の途中に非業の死を遂げる。
父の死後、警察からも追放されギャングからも命を狙われる身となったジャックは、父の愛犬でありのちに最高の相棒犬(パートナー)なるシャドウとともに父フランクの復讐を果たすためと平和で安穏したグラントシティを取り戻すために完全と悪に立ち向かう。
父を殺したギャング組織を壊滅すべく、ジャックとシャドウは悪に対する容赦なき制裁を進めていくのだが、彼らはやがて世界を震撼する陰謀へとたどり着くのであった・・・。
◆ゲームの特徴
貴様らの死に様は、俺たちが決めてやる!!
<ジャック編>
■テイクダウン
コンボやカウンターを駆使して敵との激しい近接戦を制し、華麗にとどめを刺す攻撃。
首折り
コンボ技を決めて弱った敵の頭を抑え、高い位置から首を一気にへし折れ!!
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首回転投げ
首をひねりながら一気に投げ飛ばす!!敵はまるで人形のように回転しながら死んでいく
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顔面蹴り
敵の顔面をサッカーボールのように蹴り上げろ
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■ディスアーム&ウェポンキル
敵に近づき武器を奪い取り、すかさずとどめを刺す攻撃
敵から銃を奪い取ったら自動的に敵のアタマに照準を合うので、簡単に脳天をぶっ飛ばせる
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命乞いなどお構いなし。敵の両ひざを撃ちぬいてから、ゆっくりとどめをさす
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近距離からマシンガンをぶっ放す。撃っている間は敵はむなしく宙をさまよう
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■その他、悪に対しては手加減なしの制裁を!
ビル上階からの投げ落とし
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近距離からのショットガン攻撃
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執拗なまでのマシンガン攻撃
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<シャドウ編>
犬の身体能力を活かした様々な攻撃を繰り出し、悪人たちを退治する。
嗅覚により物陰に隠れながら敵の動きを察知できる。スキをねらって飛び掛れ!
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鋭い爪を使って敵を掻き毟る。敵はもがき苦しみながら死んでいく
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不意を付いて敵に飛び掛かかり、倒れたところを一気の喉元を掻っ切る
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<ジャック&シャドウ編>
2つのキャラクターを同時に操作したコンビプレイも豊富。どのように敵を倒すかはプレイヤー次第!!
物陰に隠れた敵をシャドウでおびき出してから・・・
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攻撃できなくなった敵に近づき格闘で倒す
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もちろん、カッコ良くアクションを決めて敵を倒していくこともできます。
ジャックとシャドウをどのようにして操作し遊ぶかはプレイヤー次第です。
◆ キャラクター紹介 ◆
ジャック・スレイト
グラントシティ警察(GCPD)に所属する刑事。
海兵隊時代の厳しい訓練や戦場での経験を活かし、都市を蝕み続ける悪に対し徹底した態度で挑む。
シャドウ
狼とマラミュートの混血犬。凶暴すぎる性格のため正規の警察犬にはなれなかったものの、その嗅覚と聴覚には全幅の信用を置かれており、フランクもたびたび捜査に起用する。そのためフランクに対する忠誠心も大きい。
フランク・スレイト
ジャックの父親であり、シャドウの飼い主でもあるGCPD所属の刑事。
グラントシティのかつての栄華を知る彼は、かつての平和な日々を取り戻すべく奔走する。
これまでの経験則上、極限までに追い詰められた人間の恐ろしさを知る彼は悪の組織に対しても可能な限り柔和な姿勢で臨もうとする。
フェイス
EMT所属の救命医。
職業柄、悪質犯罪を取り締まるジャックとは長年つきあいがある。
ジャックの強引な手段に度々彼と衝突するが、彼のグラントシティを愛する熱意に理解を示す一面もある。
テンプル
グラント・シティで最も知名度のある男。テンプル・ネットワークの創設者であり、都市の犯罪撲滅を訴える第一人者である。
なお、同ネットワークが放映する冠番組となる「グランドシティライブ」のメインキャスターも務める。
GAC
テンプル・ネットワークが設立したグラントシティの私設犯罪制圧部隊。
都市の最も悪質なギャングを壊滅に追いやるほどの実力を持ち合わせる。
犯罪率の増加に伴い都市の住民からもGCPDに成り代わるこの私設部隊への期待が高まりつつある。
ユニオン
グラントシティにはびこるギャング組織の一つ。
かつては労働組合の一つであったが、都市の経済が崩壊した後、深刻な雇用悪化に伴う企業側とのトラブルが重なり、次第に悪質なギャング組織へと変貌していった。近年はより凶暴化し現在の都市の中枢を担う企業であるテンプル・ネットワークを崩壊しようと企てている。
トライアッド
ゴールドラッシュ時に設立されたグラントシティ鉄道の元移民労働者集団。
その一派でもある「フラックハンド」はグラントシティ最古のギャングとしても有名である。
本来は影の組織として鉄道業界を裏より牛耳っていたが、都市経済の崩壊に伴い旧体制に対する不満が勃発。薬物中毒の若者たちが組織幹部を追いやり支配するようになる。
その後の彼らの行き過ぎた行動によりグラントシティ警察から追われることとなる。
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