「東京ゲームショウ2010」，7月1日現在の出展予定企業を発表。韓・台・中などアジア圏からの参加が増加。前売り入場券は7月14日10：00より発売開始

　社団法人コンピュータエンターテインメント協会（以下，CESA）と日経BPは，9月16日〜19日の期間，千葉県の幕張メッセで開催される「東京ゲームショウ2010」（以下，TGS 2010）に出展予定の企業および団体が，138社（7月1日現在）になることを発表した。これに伴い，出展総小間数は1410小間となる。

　総出展小間数は，TGS 2009での1367小間から増加しており，今年の傾向として韓国，台湾，中国などのアジア圏からの参加規模が増しているという。

　展示内容としては，今最も旬である3D立体視をはじめとして，ソーシャルをキーワードとしたタイトルの出展が多数予想されているとのこと。とくに先日開催されたE3 2010の際に発表された，PlayStation 3の「PlayStation MOVEモーションコントローラ」や，Xbox 360の「Microsoft Kinect」など，新型インタフェース対応タイトル，定番となったiPhoneやiPad，Androidなどのスマートフォン向けタイトルなども多数の出展が見込まれている。

　そんな盛り上がりが期待されるTGS 2010では，アジアにおける情報発信力を向上させるために，ビジネスデイにおいて日本・中国・韓国・台湾などのアジア各国の主要ゲームメーカーの経営トップが集まる「アジア・ゲーム・ビジネス・サミット」が開催される。ここでは，アジア圏のゲームビジネスについての将来像などが話し合われる予定だ。

　また，海外からのビジネス来場者向け，および海外進出を計画中の国内ゲームメーカーなどのために，「国際ビジネス相談コーナー」が設置される。ほかにも，ゲームビジネスの総合カンファレンス「TGS フォーラム2010」では，アジアでのゲームビジネスや3D立体視などに主眼を置いた新セッションが設けられるとのこと。今後のゲーム業界の動向がここで見られるかもしれない。

　以上が企業やメディアにとっての情報となるが，一般向けにもいくつかの新たな試みが行われる。例えば，“コスプレイヤー向け”企画として，ゲームキャラクターを軸に，国内外のコスプレイヤーが集えるエリアを設けたり，アジア圏からコスプレイヤーを招待し，国内のコスプレイヤー達との競演が実施されたりするという。
　この企画に関しての詳細は追って発表される予定なので，興味を持った人は続報を待ってほしい。

　そのほかにも国際的な格闘ゲーム大会「闘劇」をTGS 2010に誘致し，会場内で大会が行われることも決定している。

　なお，TGS 2010の前売り入場券が7月14日10：00より販売開始となる。通常の前売り入場券のほかに，昨年に続いてプレミアムチケット「TGS2010 SUPPORTERS CLUB（TGS2010 サポーターズクラブ）」が枚数限定で発売される。
　プレミアムチケットは，入場チケットに，TGS 2010オリジナルグッズや，朝の開場時から一定時間優先的に入場できるといった特典が付くチケットパックだ。予定数に達した時点で販売が終了となるので，どうしても朝から確実にTGS 2010を楽しみたいという人は，こちらのチケットを手に入れよう。
　ちなみに，通常の前売り入場券は中学生以上一般向けで1000円（税込），プレミアムチケットは中学生以上一般向けで3000円（税込）となる。
　詳しいイベント概要やチケット情報については，下記の引用文を参照してほしい。

「東京ゲームショウ2010」 開催概要
名称： 東京ゲームショウ2010（TOKYO GAME SHOW 2010） 会場： 幕張メッセ （千葉県千葉市美浜区）
主催：
社団法人コンピュータエンターテインメント協会（CESA） 展示ホール1〜8／国際会議場
共催： 日経BP社 来場者数： 18万人（予定）
後援： 経済産業省 出展社数： 138社（7月1日現在）
会期： 2010年9月16日（木） ビジネスデイ 10：00〜17：00 出展小間数： 1410小間(7月1日現在)
9月17日（金） ビジネスデイ 10：00〜17：00 入場料： 一般・・・前売1,000円/当日1,200円
9月18日（土） 一般公開日 10：00〜17：00 小学生以下・・・・・・・・入場無料
9月19日（日） 一般公開日 10：00〜17：00 TGS SUPPORTERS CLUB 前売3,000円

※ビジネスデイは、ビジネス関係者およびプレス関係者のみのご入場となります。
※一般公開日は9:30から開場する可能性があります。

【チケット情報】

【前売り入場券】
7月14日（水）午前10時から、以下の販売窓口にて、前売り入場券を発売します。

■一般（中学生以上）価格： 1,000円（税込）

■販売窓口：
東京ゲームショウ公式ホームページ・オンラインチケット（イーティックス）、チケットぴあ［Pコード：986-964］（ぴあ、サークルK・サンクス）、ローソンチケット［Lコード：33000］、セブン-イレブンチケット、JTBエンタメチケット（JTB、セブン-イレブン、ファミリーマート）、CNプレイガイド（am/pm、CNステーション）、イープラス（ファミリーマート）、楽天チケット、全国有名ゲームショップ、全国複合カフェなど


【TGS2010 SUPPORTERS CLUB】
7月14日（水）午前10時から、以下の販売窓口にて、前売り入場券を発売します。予定数量に達した段階で、販売終了といたします。

■一般（中学生以上）価格： 3,000円（税込）

■販売窓口：
東京ゲームショウ公式ホームページ・オンラインチケット（イーティックス）
ローソンチケット［Lコード：33000］
■特典：
TGSサポーターズクラブ特製Tシャツ、オリジナルピンバッジを差し上げます。また、購入時に申し込んだご希望の一般公開日（9月18日［土］、19日［日］のいずれか）に、朝の開場から一定時間の優先入場を実施します。

■注意：
販売枚数には限りがあります。ご購入いただけない場合もありますが、ご容赦ください。

【ゲーム業界関係者専用ビジネスデイ入場券は8月5日（木）に発売開始予定】

「東京ゲームショウ2010」ではゲーム産業に関係する方に向けて、ビジネスデイ入場券の販売を正式に開始します。TGS公式ホームページ内にある「ビジネスデイ事前登録」からエントリーしていただき、ゲーム業界関係者であることを確認した上で、提供いたします。同チケットは、ビジネスデイの9月16日（木）、17日（金）の2日間を通して入場できます。価格は5,000円（税込）です。

【東京ゲームショウ２０１０の新企画情報】
【BtoB向け新企画】

●アジア・ゲーム・ビジネス・サミットの開催
東京ゲームショウ開催20回記念企画として、日本、韓国、台湾、中国の4カ国・地域の主要なゲーム企業の経営トップを招き、パネルディスカッションを開催します。詳細は8月に発表する予定です。

●TGSフォーラムをリニューアル
9月16日（木）の10時から国際会議場・コンベンションホールにて、基調講演を実施するほか、9月17日（金）にはアジアでのゲームビジネスについて考察する「アジア・ゲーム・ビジネス」や「ソーシャルゲーム」、「3D（立体視）」、「携帯電話ゲーム」などの有料セッションを開催します。

●国際ビジネス相談コーナーの設置
海外来場者の満足度向上とともに、国内のゲーム産業関係者の海外進出の支援を目的とした「国際ビジネス相談コーナー」を新設。日本貿易振興機構（JETRO）やビジネスコンサルタントなどの協力を得て、ゲームビジネスを国内外で広く展開するための情報を提供します。


【BtoC向け企画】

●国際的なコスプレイヤー向け企画の実施
ゲームキャラクターを軸に、国内外のコスプレイヤーたちが集うエリアを新たに設けます。また、シンガポールなどのアジア圏からコスプレイヤーを招待し、国内コスプレイヤーたちとの競演なども実施する予定です。詳細は、今後発表します。

●国際的な格闘ゲーム大会「闘劇」を誘致
エンターブレイン社が実施する国際的な格闘ゲーム大会「闘劇」を、東京ゲームショウの会場内で開催します。

●TGSツアー（海外、国内）の実施
国内外の旅行会社が東京ゲームショウ向けツアーを企画します。TGSのメディアパートナーなどとのタイアップで企画する特別ツアーなども実施する予定です。

「東京ゲームショウ 2010」公式サイト

東京ゲームショウ2010　出展社一覧　（2010年7月1日現在）（50音順）
※一部、ビジネスデイのみの展示となります

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