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ArcheAgeアップデート「ノアルタの建国」先行体験会レポート。秋葉原で運営チームとプレイヤーによる新国家が樹立!
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体験会は,2016年4月27日に実施されるアップデート「ノアルタの建国」で実装される新コンテンツ「建国」について運営チームが解説を行ったり,新装備や新レイドボスなどをプレイヤーが実際に体験できたりと,アップデートの内容を一足先に楽しめるものだった。
1部と2部の2回に分けて開催されたこの体験会には,合計80人の熱心なArcheAgeプレイヤーが参加し,新コンテンツに触れるとともにプレイヤー同士が交流を深めた。本稿では,このイベントの1部の模様をレポートしたい。
黒曜石装備第七段階が遂に実装!
素材を落とす新レイドボス「イシュタル」「カドゥム」の実力は
銀河万丈さんのナレーションによる「ノアルタの建国」プロモーションムービーが流れ,会場のテンションが上がったところで,さっそくアップデートについての紹介が行われた。
最初に紹介されたのが,「黒曜石装備第七段階」だ。第六段階が導入されたのが2014年6月頃で,約2年ぶりに上位装備が実装されることになる。製作方法は,既存の黒曜石装備第六段階をベースに「ブーストマジックボール」という素材を組み合わせ,装備品を素材へ変換。そして,アップデートで実装されるレイドボスがドロップする素材や,領地で製作できる素材などと組み合わせることで,黒曜石装備第七段階が完成する。
できた装備品は未鑑定状態なので,これを鑑定することで,4種類の発動効果の組み合わせから1つが選べるようになる。黒曜石装備第七段階の見た目については,4月22日に掲載したプレイレポートを参照してほしい。
続いて,黒曜石装備第七段階の素材を落とす新レイドボス「イシュタル」が紹介された。イシュタルは,2015年12月に実装された「饗宴の園」に出現する第4のボスで,アリア,白蛇娘,トウテツの3体のボスをそれぞれ上級難度で撃破すると,饗宴の園のスタート地点に,イシュタルへのワープポータルが出現する。
説明のあと,石元氏ら3人はさっそくイシュタルにチャレンジした。
イシュタル戦では,マップの足場から落ちると,たとえ復活してもダメージを受けるため,ともかく落ちないように戦うのが大前提だそうだ。序盤のイシュタルは足場の端から動かないようなので,遠距離武器での攻撃が有効。とはいえ,両手に持った巨大な斧の攻撃範囲もなかなか広く,しっかり避ける必要がある。
「速攻で死にますから!」と語っていた石元氏は,離れたところから弓での攻撃を繰り返し,なんとか生き延びていたが,紗々さんとGMオーキッドナ氏はあっさり倒される。その後もチクチク弓を射る石元氏だったが,ほとんどダメージを与えることができず,こちらも結局はやられてしまった。どう考えてもかなりの強敵なので,しっかり準備をして挑む必要がありそうだ。
PVPコンテンツ「赤露の滴る戦い」に登場する新レイドボス,「カドゥム」も紹介された。赤露の滴る戦いの終了直後に出現するカドゥムは,全長約50mの巨木のモンスターで,その大きさはイシュタルに勝るとも劣らない。
領地を持たないプレイヤーの協力を得て領地を発展
領主のコインで特別なアイテムを手に入れろ
続いて,アップデートのメインコンテンツの1つ「領地発展」が紹介された。これまでは攻城戦で領地を得てもとくに何かができるわけではなかったが,アップデート後は,領地に建物を建てたりして発展させられるようになる。
領地発展の要となるのが,領地の牙城だ。この牙城を建てることで,領地に建てる建築物の設計図や,建築と発展に必要不可欠な建築資材が手に入れられるようになる。建築物は最大で3段階までの発展が可能で,発展させるためには上位の建築素材が必要となるが,牙城の発展具合とともに,上位の建築資材が生産できるようになるという。
これらの建築素材は,領地民ではないプレイヤーに作ってもらう必要があり,また,領地農家から領地市場へ品物を納品するのにも領地民ではないプレイヤーの協力が必要となる。
一方,領地民は何ができるかというと,それは領地の開発だ。設計図を買って敷地内に建物を建てたり(または撤去),建築施設の拡張(発展)させたりする決定は,領主(領地を手に入れた遠征隊の隊長)にしかできない。建築に使用する建築資材の発注(生産を許可)するのも,領主の仕事だ。
領地特産品の販売も,領地民が行うことだ。これは,領地民ではないプレイヤーが領地市場に一定数の品物を納品すると,市場で特産品が生産されるという仕掛けで,この特産品を領地倉庫へ持っていき,それが一定数たまると「領主のコイン」が手に入る。
このとき,普通に売ることで23個のコインを得るか,24時間,無防備になった倉庫を敵勢力から守りきることで46個のコインを得るかの選択ができる。どちらを選ぶかは,領主次第だ。
以上のような流れを1つのサイクルとして,領地経済を回していく。その過程で,最終的には領主も領地を持たないプレイヤーも領主のコインを手に入れられるのだ。もちろん,その数には大きな差があるが,このコインを使うことで,特別なアバターや装備品の素材を手に入れられる。
50名が見守る中,秋葉原で国家が樹立!
国王になればワイバーンロードに乗ることも可能に!!
領地の発展の次は,いよいよ国家の独立だ。
国家が独立すると,東西勢力や海賊勢力とは完全に別の「第4勢力」になる。PVPでの立ち位置も微妙に変わり,「アビスレイド」では海賊勢力と同じ立場に,また,東西勢力が戦う「麦畑を揺るがす戦い」では勝利の得られない第3勢力となる。「赤露の滴る戦い」では,れっきとした第4勢力となり,スコアも計上され,戦い方次第では勝利を得ることも可能だそうだ。
新国家への参加は,東西の勢力に関係なく,どのプレイヤーもできるが,その前に遠征隊を抜けていなければならないので注意が必要だ。海賊勢力のプレイヤーは,まず海賊から足を洗っておかなければならない。
これらの条件を整えた後,国王に承認されることで晴れて国民になれるのだが,東西のキャラクターが入り交じった状態になるため,言葉が通じるとは限らない。あらかじめ言語を習得しておく必要がありそうだ。
その国家独立が来場したプレイヤーの力を借りて,イベント会場で実際に行われた。国家独立に必要条件は第3段階まで発展させた牙城と,牙城に50人の領民を集めて新エモーション「誓い」を行わせることだ。この条件が満たされると,クエストを通じて製作された「独立宣言書」を読むことが可能になる。
この独立宣言のあと,さらにいくつかの手順を踏んでガーディアンタワーに刻印をすると,ついに国家樹立だ。国家として独立すると,国王はワイバーンロードに騎乗したり,いかにも王らしい特別な装備してりできるようになる。
ゆっくりと羽ばたく姿に速度もほどほどかと思いきや,プレイヤーの目からはかなりのスピードが出ているようで,石元氏も「メッチャ速くない?」と聞くほどだった。
アイテムを消費して炎を吐いたり,突撃したりと攻撃も可能なので,PVPでも役に立ちそうだ。ワイバーンロードを手に入れる手間を考えれば,ぜひ大活躍してほしいところである。
アップデートとしてはそのほか,アバターを強化できる「アバター合成システム」の実装や,新エモーションや新たなヘアスタイル,そして旧大陸に50か所以上の探検スポットが追加されることなどが発表された。
また,装着に失敗しても破壊されない性質を持つ「生成されたクレセントストーン」や,これまでに獲得した装備品がまとめて見られる「装備図鑑」,高レベルモンスターがドロップする「3種類の袋」などのコンテンツも実装されるという。
以上が「ノアルタの建国」アップデートの概要だ。初めての生放送に緊張したと話すGMオーキッドナ氏は「初めてなので,カミカミで聞きづらかったかもしれませんが,来週のアップデートをぜひ楽しみにしてほしいと思います。また,アップデート後の感想なども連絡帳へ書き込んでもらえると嬉しいです」と述べた。
そして最後に石元氏が,今後のキャンペーンなどの紹介を行った。4月27日のアップデートのあと,すぐにゴールデンウィークに入ることもあり,A-POINTがたくさんもらえるキャンペーンや,アイテムドロップや経験値アップのイベントを実施するという。
5月3日に秋葉原で開催されるオフラインイベント,「Pmang感謝祭」(関連記事)にArcheAgeが参戦することも明らかになった。石元氏は「(Pmang感謝祭では)生の動物を呼んで『ふれあいペット王国』みたいなのがやりたかったんですが,生き物はダメとのことで断念しました。当日は,よく分からないものに乗れるアトラクションを考えているので,ぜひ参加してください」とアピール。
ArcheAgeブースでは,アイテムがもらえるという。また,会場ではアトラクション参加に必要なチケットが1枚しかもらえないが,事前登録しておくと5枚もらえるので,ぜひ事前登録してほしいと付け加えて,先行体験会を締めくくった。
本稿は1部の模様のレポートだが,2部の模様は「ArcheAge公式ニコ生」がニコニコ生放送で配信されている。ArcheAgeファンは,ぜひタイムシフトで視聴してほしい。
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