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「ArcheAge」の体験会が全国5都市のネットカフェで同時開催。自由度の高いゲームプレイを一足先に楽しめたイベントの模様をレポート
4月26日から少人数向けの「ファミリーテスト」が行われている本作。これまでも4Gamerで何度か紹介しているように,一般的なMMORPGと比べて自由度が高く,冒険や生産,対戦と,非常に豊富なコンテンツを持つ“生活型MMORPG”である。
しかし,コンテンツが多いということは,裏を返せば「一言で語れるようなシンプルなゲーム内容ではない」ということでもある。グラフィックスはともかく,その内容は少し見たり触ったりしただけでは,なかなか伝わるものではない。そこで,これから日本でArcheAgeを本格展開するにあたって,魅力を1人でも多くにアピールすべく開催されたのが,今回のイベントだ。
体験会が始まると,ArcheAge運営プロデューサーの野田真央氏と,助っ人としてArcheAgeに参加する,「新・天上碑」のプロデューサー,石元一輝氏が登場。野田氏によりゲームコンセプトやゲームシステムの概要,そしてファミリーテストのプレイ範囲などが紹介された。
「ArcheAgeらしさを体験してみましょう」ということで,今回の体験会で石元氏が選んだ舞台は海。どうやらここで船を作るようだ。
ArcheAgeの生産システムは,ハウジングを例にプレイレポートでお伝えしているとおり,異様なまでに凝っている。今回作る船は,登場する中でも最大級の大きさで,もちろんその生産には大量の資材が必要だ。ただ,今回は体験ということで,各参加者のインベントリに造船に必要な資材があらかじめ入っていたので,石元氏が設計図を使ったあと,皆の手で少しずつ船を造り始めた。ただ,参加者が盛り上がりすぎたためかイベントの時間内で船は完成せず,最終的には,あらかじめ野田氏が用意していた船が使われることになった。
できあがった船は,甲板だけでも50名以上が乗れる大きさで,参加者は我先にと乗り込んで,走り回ったりジャンプしたり,はしゃぎすぎて海に転落したりと,非常に楽しそうにしていた。なかには,勝手に船を動かしてしまう人まで現れ,それならそれでということで,夕陽を眺めながらのサンセットクルージングまでスタート。
このまま優雅な時間が続くかと思われたが……なぜか突然,船をも上回る大きさの巨大なクラーケンが目の前に出現する。本来この海域には出現しないはずなのだが,石元氏が特別に用意してみたらしい。クラーケンが振り下ろす一撃で船は沈没し,参加者は全員非業の死を遂げた。
その後はフリープレイとなり,参加者は自由に本作をプレイできたのだが,彼らがどんな風に遊んでいるのかを眺めたところ,人によってまったく違うことをやっていたのが印象的だった。モンスターを倒たりクエストを進めたりといった,MMORPGらしいプレイだけでなく,一番高い木を見つけて登ったり,農場に種を撒いたり,定期運行の馬車に乗って旅をしたり,どこで見つけたのかボートに乗ったり,桟橋で誰彼構わず突き落としたり(※本作にはキャラクター同士に衝突判定がある),グライダーに乗って滑空したりと,人によって本当にさまざまな遊び方をしていたのだ。
フリープレイ中は,そこかしこで笑い声が聞こえてくるほどで,ArcheAgeの大きな魅力である「遊び方の幅広さ」の一端は,参加者に伝わったのではないだろうか。
ちなみに,今回の体験会では,ファミリーテストに参加できるプレイコードが配布されたのだが,その効果もあってか,会場は大勢の来場者で賑わっていた。ゲームオンによると,オフラインイベントの最中だけでも,5箇所の会場で450以上のコードが配布されたとのことだ。残りの数は多くないようだが,今回のイベント会場である各ネットカフェでは,引き続きプレイコードの配布が行われるので,テストに参加したいという人は,特設ページで詳細を確認してみよう。
「ArcheAge」公式サイト
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