魔女も歌って踊る，PSP用ソフト「アンティフォナの聖歌姫 〜天使の楽譜 Op.A〜」最新情報を紹介

　日本一ソフトウェアが10月22日に発売予定のPSP用ソフト，「アンティフォナの聖歌姫 〜天使の楽譜 Op.A〜」の最新情報が公開された。

「アンティフォナの聖歌姫 〜天使の楽譜 Op.A〜」情報第一報

「アンティフォナの聖歌姫 〜天使の楽譜 Op.A〜」情報第二報

　今回は，かつてマール王国の王子をさらい，コルネット王妃と戦ったという魔女「マージョリー」（CV：富沢 美智恵さん）についての情報を中心に紹介していこう。

　マージョリーは，教科書にものる伝説の魔女として知られており，現在はアンティフォナ響国で「マジョリガル教団」の教祖になっている。永遠の美の探求を目的としており，女性達にはカリスマ的存在として崇められているというのだが，マージョリーは“イイ男”を求めて街から街へ奔走しているのだとか。そんなマージョリーに振り回されているのが，使い魔で人の言葉が話せるネコ「ニャンコ」（CV：宮川 香月さん）だ。

マージョリー
CV:富沢 美智恵

かつてマール王国の王子をさらい、コルネットと戦った魔女。
そのお話は数百年たったアンティフォナ響国でも語りつがれており、マージョリーは教科書にものる伝説の魔女として人々に知られています。

現在はアンティフォナ響国中の若い女性をとりこにしている「マジョリガル教団」の教祖の座に君臨中。
永遠の美の探求を目的としており、美しさを求める年頃の女性たちのハートを、がっしりとつかみ、カリスマ的存在として崇められています。

イイ男が大好物で、イイ男のために街から街へ奔走しています。

時をこえる伝説の魔女
　　　　　その正体は・・・
イイ男が大好きなビューティーハンター！？



ニャンコ
CV:宮川 香月

吊りズボンがトレードマークのマージョリーの使い魔。
一見ネコですが、人の言葉を話せることができる賢いネコです。
のんきな性格ですが実はかなりの常識人（？）で、マージョリーにいつも振り回されている苦労ネコです。


グリンダ
CV:川村 万梨阿


ミステリアスな雰囲気を纏った、伯爵夫人。
実はかなりの力をもった魔女であり、マージョリーとは犬猿の仲のようです。


ソフィア・ランバルト＝マール
CV:神谷浩史

グリンダの従者として、付き添っている青年。
イグナーツとは古くからの親友で、彼からは「ソフィー」と呼ばれていますが、本人は納得していない様子。
名前にもあるように、マール王家の血をひく人物です。

　マージョリー達は，はたして物語にどのように関わってくるのだろうか。もちろん，マージョリーも登場シーンではミュージカルを披露するので，そちらにも注目だ。なお，今回紹介するマージョリーの曲「マジョリガル教団のテーマ」のほか，第一報，第二報で紹介したミアベル，カンパネラの楽曲について，作詞担当の堀氏，奥竹氏からのコメントが公開されている。

今回ご紹介するのは、「マジョリガル教団」の教祖、伝説の魔女・マージョリーが登場シーンで歌う、「マジョリガル教団のテーマ」です。

教団の信者、マジョリガール達をしたがえ、美をテーマにゴージャスに歌い上げます。
乙女達のカリスマ的存在とされるマージョリーらしい
あくなき美の探求を歌詞にこめたミュージカルです！

♪マジョリガル教団のテーマ　　　　作詞：堀清香　　作曲：佐藤天平　　ボーカル：佐藤ララ　　　コーラス：松山純子　ＹＵＫＩ

作詞担当の方のコメント
堀氏

私自身「マール王国の人形姫」に思い入れがありますので、作詞のお話をいただいた時は小躍りしました。
マージョリーがメインですので、マージョリーになりきって作詞をするように心がけましたが「詩的表現」や「毒のあるインパクト」を表現するのに苦労し、何度も新川さん（「マール王国の人形姫」シリーズ・プロデューサー。日本一ソフトウェアの多くの作品で作詞も手がける）にアドバイスをいただき、こうして完成に至りました。
歌詞の内容としては、魔法の鏡ビューティーミラーをキーワードに「マージョリーが年頃の女の子達に美しさの秘訣を（自分の自慢も含めて）語る。」という歌になっています。自分の自慢から入ります。さすがマージョリー様です！
マージョリーファンの方は歌を聴いてニヤリとしてくださると嬉しいです。

♪大切にしているベル 作詞：奥竹亜矢 作曲：佐藤天平 ボーカル：MIKI コーラス：YUKI
冒険に旅立つ前の、期待に胸膨らむミアベルの気持ちを表現したミュージカルです。
ただいま公式サイトにて公開中ですので、要チェックです！

作詞担当の方のコメント
奥竹氏

この曲は一番最初に詞をつけさせていただいた曲で、私にとっても生まれて初めての作詞となりました。
タイトルずばりな曲なんですが、ミュージカルの仮タイトルがそのまま曲名になったためです。
当初のベルの設定からイメージしてミアベルの心情を乗せたもので、最初のフルミュージカルということもあり、ミアベルになりきって楽しめる一曲です。

♪秘密より黒く芳しく　　 　作詞：奥竹亜矢　　　　作編曲：佐藤天平　　歌：園 久美子　Hah　Re:i
カンパネラたちチェレスタが歌う、ミステリアスでちょっぴり妖艶な雰囲気のミュージカルです。
作詞担当の方のコメント
奥竹氏

敵チェレスタのテーマ曲です。
いただいた曲がキャッチーで楽しく妖しく、詞を導いていただきました。
コーラス部などの意味不明な単語は（※）まさしくそれで、音楽記号などを意識してなんとなくイタリア語っぽくなってる……ようななってないような。意味もあるようなないような感じです。
とにかくノリノリで、言葉としても敵チェレスタの雰囲気を丸め込めた一曲です。
（※）・・・中央の写真で表示されている歌詞がその部分にあたる。

　ちなみに，マール王国というのは，堀氏のコメントにも登場したミュージカルRPG「マール王国の人形姫」で登場する国のことだ。その主人公こそマージョリーと戦った少女コルネットだったりする。興味がある人は，PlayStation Storeでゲームアーカイブスが配信中なので確認してみよう。
　また，今回公開されている“アンティフォナ響国コラム”第4回/第5回では，魔女や魔王，精霊といった存在についてや，アンティフォナ響国とマール王家との関係が掲載されているので，世界観を把握するためにも注目してほしい。

エピソード紹介 伝説の魔女、登場！？

冒険を続けるミアベルたちチェレスタ一行。
その道中に訪れた町で、ミアベルたちは「マジョリガル教団」という謎の教団の噂を耳にします。


“マジョリガル教団”
永遠の美を追い求めることを目的とし、若い女性をとりこにしていると噂のある教団です。
しかもその教祖は、あの伝説の魔女マージョリーだというのです。

マージョリーといえば、アンティフォナ響国にその名を知らないものはいません。
かつてマール大陸にあったマール王国の王子を
さらった魔女と、コルネット王妃が戦ったことは、今尚響国中で語り継がれているからです。
コルネット王妃やマール大陸は、アンティフォン大陸中の女性の憧れとなっているのです。

そんななかミアベルたちはゴージャスな御輿をひいた謎の集団に出会います。
御輿から降りてきたのは妙齢（？）の女性。
女性はミアベルたちにこう名乗ります。

「マジョリガル教団の教祖。美の女神。永遠のビューティーハンター、時をかける美女マージョリー様だよ！」

ひょんなことからそんな伝説の魔女マージョリーと関わることになったミアベルたち。
はてさていったいどんな騒動が巻き起こるのでしょうか…？

アンティフォナ響国コラム　第４回
魔女と魔王と精霊と
人間や人形とともに暮らす種族

アンティフォナ響国には人間や人形たちのほかに、魔女や魔王や精霊たちもともに暮らしています。

マージョリーやグリンダは一般的に「魔女」と呼ばれる種族にあたります。
伝説の魔女と謳われている一方、「マジョリガル教団」の教祖として、女性たちのカリスマ的存在とされているマージョリー。
また魔女と知られつつも、人々からあたたかく迎えられて暮らしているグリンダ。
この世界での魔女は人々とともに暮らしています。


反対に人と関わることなく、闇の森に暮らしているのが精霊や魔王です。
魔王アウロスの部下、ヴィオローネやホメロスは闇の森の精霊にあたります。
ヴィオローネのように好戦的な性格の精霊もいれば、ホメロスのようにそうでないタイプもいたりと、さまざまな性格の精霊がいます。

趣味や考え方がかなり異なるヴィオローネとホメロスは、 あまり仲が良くありません。
そんなふたりが、あえて一緒に行動しているのには理由があります。
彼らは『魔王アウロス』を慕い、 アウロスの役に立ちたいと思っているのです。
魔王アウロスは同じく闇の森に住み、普段は魔王城にひっそりと暮らしていました。


しかし大祝祭直前―――魔王アウロスはこれまでの印象を覆す行動に出ます。

魔王アウロスは、なぜ突然、歌姫リリーの声を奪ったのでしょうか？
どうして聖堂を荒らし、世界の音の調和を乱しているのでしょうか？

魔王の狙いは一体何なのでしょうか。

これらは物語をすすめるにつれ明らかになるでしょう。



アンティフォナ響国コラム　第５回
マール王国との関係

レガートブリッジによってつながっている二つの大陸、アンティフォン大陸とマール大陸。
「アンティフォン大陸」はアンティフォナ響国がある大陸の名前です。
そして、その名前からもわかるように「マール大陸」は、マール王国がある地です。


レガートブリッジをはさんで、左がアンティフォン大陸、右がマール大陸です。
物語の冒頭で流れる、マール王国の昔話。
コルネット王妃の冒険が語り継がれています。


アンティフォナ響国に暮らす人なら、「マール王国」の昔話を知らない人はいません。『普通の女の子が、さらわれた王子さまを助けるために、人形たちとともに冒険にでた』という、マール王国の昔話は、今なお響国中に語り継がれているからです。みごと王子を救い出して、片思いを実らせたコルネットは、響国中の女の子の憧れの対象となっています。

一方、王子を石に変えた魔女・マージョリーも、伝説の魔女として響国の教科書に紹介されるほど、メジャーな存在です。
なりふりかまわず情熱的に恋に走った伝説の魔女だからこそ、女性たちのカリスマとして現在は、「マジョリガル教団」の教祖の座についています。


また、少し響国内を見渡せば、「川魚のオレンジソース」や「かぼちゃぱんつ」等、「マール王国の人形姫」シリーズをプレイした方なら懐かしく感じるものも多くみることができます。
このようにマール王国は、アンティフォナ響国の文化に、大きな影響を与えています。

更にアンティフォナ響国には、マール王国ゆかりの人物が何人か登場します。
一人はルイス国王の側近、「エドガー・ランバルト＝マール」　。
通称マール公は、マール王家の血をひいています。


もう一人は、「ソフィア・ランバルト＝マール」。魔女グリンダの従者として、側に仕える青年です。「マール」の名をもつエドガーとソフィア。２人の関係は是非ゲームをプレイして確かめてみてください。

そして意外にも、現在家出中であるらしいイグナーツも「マール」に関わる人物の一人です。
彼が飛び出している実家の家名「ローゼンクイーン」は、マール王国発祥の商家として、いまやほかの大陸（果ては別次元の魔界にまで！）にも轟いています。

これまでに「マール王国の人形姫」シリーズをお楽しみいただいたユーザーさんには、マールに関わる言葉や人物の背景を想像しながら、物語をお楽しみいただくことも出来ます。

　次に，第二報で紹介した戦闘システム「メロディーカード」について，その詳細が公開されたので，その内容を確認してみよう。
　メロディーカードは，世界中に散らばった“想いのかけら”を，ミアベルのベルを鳴らして入手して，それらを組み合わせることで作成できる。組み合わせたかけらによって効果の違うカードになるとのこと。さらに，このメロディーカードを複数人で同時に発動すると，同じ種類のカードであれば「ユニゾン」，違うカードであれば「アンサンブル」といった効果が発動し，カードの効果がパワーアップするという。うまく使って強力なモンスターを倒そう。


　また，本作の世界には特殊な人形がところどころに存在するという。これらは，すべてユーザーから寄せられたデザインを採用したもので，さまざまなデザインの人形が登場する。持ち帰った人形は，ミアベルの部屋に飾れるほか，一部の人形はレントの特殊技で，戦闘中に呼び出せるとのこと。どのような効果があるのかは実際に使ってみて確認しよう。

“想いのかけら”から音楽をつくりだそう！　　　メロディーカード作成

ミアベルのベルには、世界中に散らばった“想いのかけら”を取り出せる不思議な力が備わっています。取り出した“想いのかけら”からは、メロディーカードを作りだすことができます。

例えば“プンプンのかけら”と“ポカポカのかけら”と“ビクビクのかけら”を組み合わせることで、「パンキッシュボム」というメロディーカードをつくることができます。
このメロディーカードは戦闘中に使用することで敵１体にボカンとダメージを与えることができます。
このように作成した音楽を、戦闘中に奏でることで様々な効果を発揮します！

世界各地や戦闘中にベルを鳴らすことで、“想いのかけら”を入手します。

“想いのかけら”の組み合わせによって作れるメロディーカードが変化します。

戦闘中にメロディーカードを奏でることで効果を発揮します！

メロディーカードは攻撃系や補助系と種類は様々。
戦闘を有利に導くことができます

音をあわせてより強力な力を！「ユニゾン」「アンサンブル」

メロディーカードを複数人が同時に発動することで、「ユニゾン」や「アンサンブル」といった効果が発動します。

戦闘中、同じメロディーカードを複数人が同時に使用することでより効果をパワーアップさせ発動するのが「ユニゾン」です。
発動するとメロディーカードの効果がパワーアップします！


異なるメロディーカードを同時に複数人がつかうことで、新たな効果を発動するのが「アンサンブル」です。
カットインや派手なエフェクトにも注目です。



特殊な人形　世界にたたずむ特殊な人形
世界中にいる特殊な人形をみつけよう！　あつめると素敵なことが…！？

世界中をよく見渡すと、珍しい姿をした人形に出会うことがあります。
それらは特殊な人形で、話しかけることで冒険につれていくことができます。
特殊な人形を世界のすみずみまで見渡してさがしてみましょう！


これらの特殊人形はすべてユーザーからよせられたデザインを採用したもの！
かわいいものから、おもしろいものまで幅広いデザインの人形たち。
意外な場所に登場しますので、是非ダンジョンや街などのすみずみまで歩き、寄り道や出会いを楽しみながら冒険をお楽しみください。

持ち帰った人形はミアベルの部屋に飾ることもできます。
全部集めて並べれば、部屋もにぎやかに！


また一部の人形はレントのとくしゅ技で戦闘中によびだせるように！
人形によって戦闘中に発動する能力はさまざま。


どのような効果を発揮するかは
よびだすまでのお楽しみ！？