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「龍が如く4 伝説を継ぐもの」“キャバクラ エピソード”採用作品が決定
龍が如く4 伝説を継ぐもの | |||
配信元 | セガ | 配信日 | 2009/09/04 |
<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>
「キャバクラ エピソード」ゲーム内採用作品が決定!
多数の応募作品の中から厳正なる審査を経て、まずシナリオ化候補作品3作品を選出。そして候補作品3作品の中から、『龍が如く4 伝説を継ぐもの』のサブストーリーの原案として実際にゲーム内で再現される採用作品1作品を選出致しました。
候補作品に選出されました3名様には、賞品として『龍が如くオリジナルグッズ』をお送り致します。さらにサブストーリーの原案として採用された1名様には、特典として『龍が如く4 伝説を継ぐもの』のスタッフロールにお名前(希望の場合はペンネーム)を掲載させて頂きます。今後とも『龍が如く4 伝説を継ぐもの』の情報にご注目下さい。
●採用作品
小川原雄一(おがわら ゆういち)さん 23歳 男性 埼玉県出身
【タイトル名】父と娘と私のヒミツ
【登場人物】私(20歳)=キャバ嬢、 父(47歳)=私の父
【内容】
私は父と高校時代に喧嘩して以来ずっと口をきいていません。もちろん、私がキャバクラで働いていることも知りません。いつものようにキャバクラで働いていると、なんと父が客として来てしまいました。完全に怒られると覚悟を決めていましたが、父は怒るどころか悲しそうに話かけてきます。どうやら完全に酔っ払っており、私に似た別人と勘違いしていました。
父の話を聞いていると、私のことをいつも心配していることや、どうしたら口を聞いてもらえるのかなど泣きながら質問をしてきました。いつも私のことを大切に思っていた事実を知らされ、自然と泣きながら聞いていました。私は勘違いをしている父に、娘も父と仲直りしたいんだよと伝えてあげました。
そして次の日、私は父と仲直りをしました。お父さん、今まで仲直り出来なくてごめんね。いつも心配してくれてありがとう。今では、父とはお互いの秘密を話し合う中にまでなっています。でも、あの時父が話していたキャバ嬢は私だということは今でも内緒です。
※作品はフィクションです。
※採用作品を元にゲーム内のサブストーリーを作成しますが、登場人物や演出、表現方法、など内容が変更になる可能性がありますので予めご了承下さい。
●候補作品(1)
ペンネーム 「MARIKA」さん 26歳 女性 福岡県出身
【タイトル名】ハンカチの持ち主
【登場人物】私(M美)=キャバ嬢、A夫=サラリーマン、M子=ラーメン屋の女の子
【内容】
私が働くキャバクラの常連さんでA夫さんという常連さんがいます。A夫さんはかなりのキャバクラ好きで、他にもいろんなお店に遊びに行っているようです。ある日、「このハンカチ、M美(私)ちゃんのじゃない?」と言われ、見慣れないハンカチを見せられました。
詳しく話を聞くと、以前記憶がなくなるほど飲んだ時に、どこかのキャバ嬢に優しく介抱され、その時に借りたハンカチらしいのです。もちろん、私にそんな記憶はなく、ハンカチに刺繍された「M子」という名前にも心当たりがありません。A夫さんの気持ちは真剣らしく、絶対見つけてお礼が言いたい、と色んなお店で探しているようです。
後日、A夫さんがよく連れて行ってくれるラーメン屋に一人で食べに行った時でした。店主とバイトの女の子が二人でやっているような小さなラーメン屋なのですが、私が誤ってラーメンをこぼして服を汚してしまった時、バイトの女の子が「これ、使って」と言ってハンカチを貸してくれました。そのハンカチに刺繍されていた「M子」という名前を見てビックリしました。そう、A夫さんが探していた女の子は、キャバ嬢でもなんでもなく、ラーメン屋で働く女の子だったのです。
数日後、そのことをさりげなくA夫さんに教えてあげました。A夫さんは最初すこし驚いたようでしたが、すぐにラーメン屋の女の子のところへ行ったようです。そのことがきっかけで二人は付き合う事になったそうです。A夫さんも以前ほどお店に来てくれる事は少なくなりましたが、それでも良かったな、と思ってます。
●候補作品(2)
ペンネーム 「こうじどう」さん 33歳 男性 埼玉県出身
【タイトル名】先輩の気遣い
【登場人物】私、U野さん=元バイト先の先輩、H美=キャバ嬢、
【内容】
以前、バイト先でお世話になった先輩のU野さんに誘われてキャバクラに行きました。新しく出来たキャバクラなので、店内は大変混んでいました。平日なので出勤しているキャバ嬢も少ないらしく、私とU野さんの席に1人のキャバ嬢が着きました。
「H美です。あたし1人でごめんね。もう少ししたら他の女の子も来るから」
H美を見るなり、私は一目惚れをしてしまいました。何となく、昔に付き合った彼女に似ていました。楽しく会話をしているU野さんの手前、私はH美と話すのを遠慮していました。その間、どうにか自分にH美を着かせる案を練っていました。そうだ。U野さんが好みそうなキャバ嬢をこの席に呼べば何とかなるかも知れない…。H美がトイレに立ったので、私はU野さんに聞いてみました。
「U野さん、H美ちゃんはどうですか?」
「う〜ん、話は面白いけど、あんまり俺の好みじゃないな」
「あそこにいる白いドレスの娘、かなり可愛いですよ」
「あ、本当だ」
U野さんは鼻の下を伸ばして答えました。H美が戻ってきたので、早速U野さんは「H美ちゃん、あの娘、なんていう名前なの?」と聞きました。
「あ、あの娘?モモちゃんだよ。可愛いよね?なんで?」
「この席に呼べないかな?」
私は心の中で「これでH美を自分に着けさせることができる!」とガッツポーズをしました。すると、U野さんは私を指さして言いました。
「いや、コイツがあの娘を指名したいっていうからさ…」
「え!?」
U野さんは珍しく私に気を遣ってくれたようです。結局、他の客に指名が入っているのでモモちゃんも来ず…。別の娘を指名すると言ったと思っているH美の目は私に対して冷ややかで…。ただその時間、楽しく会話をしているU野さんとH美を眺めているだけでした。
※候補作品2作品はノンフィクションです。
※編注:候補作品2本はゲーム中には採用されません。
(http://ryu-ga-gotoku.com/news/index.html#112)
- 関連タイトル:
龍が如く4 伝説を継ぐもの
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