二輪車のオンロードレースゲーム，「SBK 09 Superbike World Championship」のデモ版を4GamerにUpした。
　本作は，市販の二輪車を極限までチューニングしたレーシングマシンを駆って競う「スーパーバイク世界選手権」をテーマにしたゲームだ。ちなみに，英語呼称は「World Superbike Championship」だが，略称はSBK（WSBという呼び名もよく使われる）。そのSBKの公認を受けているので，実際の2009年シーズンのデータが使われているほか，現在活躍中の選手やマシン，メーカー，サーキットなど，すべて実名で登場する。


　二輪車レースの最高峰といわれるMotoGPがレース専用マシンで行われるのに対し，市販バイクをベースとしたマシンで白熱した走りを見せるSBKもまた，世界中で多くのファンを熱狂させている。日本人選手が多く活躍しているのも見逃せないポイントだ。

　このデモ版では，シングルプレイモードの「Quick Race」が楽しめる。使用できるマシンは，DUCATI 1098R，HONDA CBR1000RR，SUZUKI GSX-R 1000 K9，KAWASAKI ZX-10R，YAMAHA YZF R-1，そしてBMW S1000RRの6車種だが，SBKに参戦する各チームのバージョンが用意されており，さらには選手も選択できる。舞台となるのは，南アフリカのKyalamiサーキットのみだが，現在行われているSBKを，そっくりそのまま体験できるという，バイクファンにとってたまらなく嬉しいタイトルになっている。


　ゲームモードとしては，アーケードからリアルまでいくつかの設定が用意されており，どの程度のリアリティでプレイするかが選べる。つまり，シミュレーションの程度を上げていけば，より本物のレースに近い興奮を味わえるが，そのぶんシビアな操作が要求されるというわけだ。リアルさの最も低いアーケードモードでも，コーナーの手前で確実にスピードを落とさなければ回りきれないので，最初はアーケードモードでプレイすることをオススメする。
　レース自体の設定も，天候，ラップ数，ライバル選手の技量，そしてスタートポジションなどを自由に選択できるので，実際のレースに近い体験ができるはずだ。

　サーキットこそ1種類だけだが，以上のようにさまざまな選択が用意されているので，レースのたびに雰囲気をガラリと変えて楽しめるのだ。華麗なハングオンをキメて，ライバルをぶっちぎる快感をたっぷりと味わおう。

「SBK 09 Superbike World Championship」公式サイト

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