「戦国BASARA BH」，明智光秀や宮本武蔵，かすがなどのストーリー公開

　カプコンが4月9日に発売する予定のPSP用チームバトルアクション「戦国BASARA バトルヒーローズ」では，プレイヤーが使用できる30武将すべてに，完全新作のストーリーモードが用意される（関連記事は「こちら」）。大胆な解釈によって描かれる破天荒な武将達と，それらが織りなすユニークなストーリーが大きな魅力の戦国BASARAシリーズだけに，シリーズファンにとっては見逃せないポイントだろう。
　今回，明智光秀/豊臣秀吉/かすが/宮本武蔵/今川義元のストーリー概要が公開されたので，ここでまとめて紹介する。新作ストーリーの内容が気になっていた人は，ぜひともご確認を。

明智光秀ストーリー：『新たな体』

魔王・織田信長の片腕としてその名を轟かせるに至った明智光秀は、魔王代行として織田の主力を率い、各地を蹂躙する権限を与えられた。まずは今川義元が、その毒牙に掛かろうとしていた。

鎌による通常攻撃はリーチがあるが攻撃速度にはやや劣る面も。

牽制技の飛び道具や、相手の体力を吸収できる固有技が非常に強力。

豊臣秀吉ストーリー：『刀狩り』

天下統一における最大の障害、魔王・織田信長との決戦に勝利した豊臣秀吉。天下をほぼ掌握したものの、散発的な抵抗は続いていた。富国強兵という世界と比肩する国作りのため、秀吉は刀狩りを決意する。

相手を掴んで投げるタイプの固有技を持つため、相手がガードをしていても攻撃が可能。遠距離を攻撃できる技がないので、接近して一気にたたみかけよう！

かすがストーリー：『危機！あの方はどこに』

ある日、上杉軍総大将である上杉謙信が陣営から忽然と姿を消した。主の危機を予感したかすがは、なりふり構わず手がかりを求め、まずは京の都へと走ったのであった。

謙信を探して各地をまわるかすが。手がかりを求め、前田慶次に問答無用で襲いかかることに。果たして謙信は見つかるのだろうか？

素早い攻撃と高い機動力がかすがの武器。体力は多いほうではないので、敵に囲まれないように立ち回りたい。

宮本武蔵ストーリー：『最強への道〜剣客6番勝負〜』

若き無法者・宮本武蔵は、更なる高みを求めて武者決闘の旅に出る。武芸に長けた僧侶・奥蔵院道栄や、鎖鎌の使い手・宍戸梅軒など、道中様々な剣豪に勝利して名を上げた武蔵は、無敵の剣豪・佐々木小次郎の噂を聞きつけ、果たし状を送りつけたのであった。

左右の手に櫂（かい）を持つ武蔵。リーチは比較的長いが、通常技や固有技にややクセがある。最大の欠点は体力が少ないことだが、コストが低いため撃破されても戦力ゲージの減りが少ないのが長所といえるだろう。牽制技が飛び道具だが、石を２つ投げるだけというシンプルな技になっているのもご愛嬌。

今川義元ストーリー：『最悪上洛★危機一髪』

時は戦国、誰もが京を目指した上洛の時代である。今川義元もその一人として京の都を目指していた。並み居る強豪との衝突を避けようと考えた今川は、誰とも戦うことのない安全な道を進むことにしたのだが・・・。

牽制技や固有技に飛び道具を持つ今川。遠距離戦だけでなく、接近しての扇による連撃もなかなかの強さがある。突進系の固有技がなく、扇のリーチが短いため、中距離はやや苦手。遠距離で闘うか、一気に近づいて接近戦を行うかの判断が勝負を分けるキャラだろう。