「Crime City」は，自動車で逃走する犯罪者の逃げ道をパトカーを使って封鎖して，犯人を逮捕するというパズルゲームだ。そのデモ版を4GamerにUpした。

　ゲームがスタートするとブリーフィング画面になる。まずはここで犯罪者が使う車の特徴や，犯罪の内容などをチェックしておこう。目標となる車には，最初から犯人が乗って逃走しているものと，スタート後しばらくして犯人が車に乗り込む場合とがある。前者の場合は最初から逮捕に向けて行動すればよいが，後者の場合は犯人が車に乗り込むまでは普通の車なので逮捕はできない。民主主義国家において予防検束は違法なのである。
　逮捕するには，数台のパトカーをRTSのように動かし，逃走車両が通過すると思われる場所に先回りさせて道を封鎖する。逃走車両を首尾よく挟み込み，逃げ場をなくせば逮捕完了だ。
　街中には逃走車両のほかに一般車両が走っていて紛らわしい。ブリーフィング画面で犯人の車の特徴をしっかりと確認しておこう。

　ごく単純なパズルゲームだが，敵の動きを予測して先へ先へとパトカーを移動させる必要があり，やってみるとなかなか忙しい。逃走車はパトカーを見ると逃げ出す性質があるので（まあ，当然だ），それを利用しつつ，詰め将棋のように相手をうまく追い込んでいければ逮捕率はぐっと上がる。デモ版には45分というプレイ制限が付けられているが，19.99ドルを支払えばアンロックできる。

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