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インディーズゲームの小部屋:Room#191「SATAZIUS」
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印刷2011/08/03 13:26

連載

インディーズゲームの小部屋:Room#191「SATAZIUS」



画像集#002のサムネイル/インディーズゲームの小部屋:Room#191「SATAZIUS」
 最近すっかり,響はいかにしてハムスターのハム蔵と意思疎通を図っているのかについて,お隣の松本隆一と激論を戦わせることに疑問を感じなくなりつつある筆者がお届けする「インディーズゲームの小部屋」の第191回は,ASTRO PORTの横スクロール地形シューティング「SATAZIUS(サタゼウス)」を紹介する。アレって実は,響はおまけでハム蔵が本体なんじゃないの?

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 時は西暦2051年,銀河崩壊時に放棄された惑星サタゼウス周辺をパトロール中の巡洋艦アガノが,連合宇宙海賊の攻撃を受けて轟沈した。海賊の目的は,アガノに搭載されていた突撃殲滅艇「トラファルガー」の強奪であった。アガノからの緊急脱出に成功したトラファルガーは,わずかな生存の望みを懸けて,海賊の本拠地であるサタゼウス内部への突入を開始する……。

 というのが,本作のストーリー。プレイヤーはトラファルガーのパイロットとなり,無謀ともいえる戦いに身を投じることになる。しかし,あれだ。敵の狙いはトラファルガーの強奪だったはずだが,明らかに撃墜する気まんまんで攻撃してくるあたり,向こうもすっかり頭に血が上ってしまっているようだ。せめて,ろ獲しようとか,もうちょい穏便な方法はないのだろうか。ないんだろうなあ,やっぱり。

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画像集#009のサムネイル/インディーズゲームの小部屋:Room#191「SATAZIUS」
 トラファルガーの操作は,方向キーでの移動に加え,ショット/チャージウェポン/サブウェポンチェンジの3ボタンで行う。
 トラファルガーは海賊共が欲しがるだけあり,なかなかに高性能で,各ステージの開始時にメインウェポンとチャージウェポンを1種類ずつと,2種類のサブウェポンを選択できる。サブウェポンチェンジは,ステージ攻略中に,このサブウェポンを切り替える際に使用するものだ。

 本作では,ショットボタンを押しっぱなしにするだけで,メイン/サブウェポンを連射できるが,ショットを撃たないでいると,チャージウェポンゲージの回復が早くなる。ゲージが満タンになると,強力なチャージウェポンが撃てるので,闇雲に連射せずにメリハリをつけて攻撃するといいだろう。このほか,アイテムキャリアなどを破壊すると数種類のアイテムが出現し,それらを取得することで自機の速度が上がったり,メインウェポンやサブウェポンなどがパワーアップしたりという要素もある。


画像集#025のサムネイル/インディーズゲームの小部屋:Room#191「SATAZIUS」
 冒頭で書いたように,本作はシューティングはシューティングでも,いわゆる“地形シューティング”である。すなわち,障害物の地形に接触すると,一瞬でミスとなってしまうわけだ。日ごろは,この世に怖いものなどないと豪語している筆者だが,地形シューティングだけは苦手で苦手で,本作をプレイしていると「ああっ,地面が……天井が迫ってくる……。もうダメ,こんなの狭すぎるよう!」という具合に,熱い吐息を漏らして身もだえしたくなる。

 しかも,本作では最初のステージから,狭い洞窟内で背後からボスキャラが弾を撒き散らしながら迫ってくるなど,いかにもなシチュエーションでプレイヤーを殺しにかかってくるので,やっかいだ。基本的には障害物の存在しない弾幕系シューティングに慣れ親しんでいる人でも,地形シューティングが苦手という人は割と多く,4Gamerのシューティング番長の異名をとる佐々山薫郁もその一人なのだが,そういう人はかなりの苦戦を強いられるに違いない。

画像集#012のサムネイル/インディーズゲームの小部屋:Room#191「SATAZIUS」 画像集#021のサムネイル/インディーズゲームの小部屋:Room#191「SATAZIUS」

 ちなみになぜ佐々山が番長なのかというと,どことなく番長っぽい雰囲気があるからとしか説明のしようがなく,ほかにもハードウェア番長と呼ばれるなど,4Gamerにおける“番長”の名を欲しいままにしている。やるな,番長。まあ,そんな余談はさておき,本作はキーボードでもプレイ可能だが,緻密な操作を要求される場面が多いため,ゲームパッドなどを用意したほうがいいだろう。

 そんな本作は,ASTRO PORTの公式サイトで体験版が公開されているほか,製品パッケージ版が1890円,ダウンロード版が1575円(共に税込)で発売中。手ごわい地形シューティングに挑戦してみようという人は,ぜひお試しを。
 ところで,ちょうどこの原稿を書いていたら,松P(52歳)がフゥフゥ息を切らせながら,何やら重そうなダンボールを抱えて戻ってきた。聞けば,ローソンのとあるキャンペーンのために,お店にあったペットボトルのお茶をありったけ買ってきたのだとか。その数,22本。一体,何してるんですか……。まあ,その後,隣からか細い悲鳴が聞こえてきたところから察するに,結果は惨敗だったようです。

■ASTRO PORT公式サイト
http://www.interq.or.jp/saturn/takuhama/dhc.html

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