「MHF」で本日シーズン2.5が実装＆6月中に“猟団合併”の申請受付を開始

　オンラインアクション「モンスターハンター フロンティア オンライン」（以下，MHF）において，本日（4月23日）4：00PMに「シーズン2.5“狩人たちの祭典”」（以下，シーズン2.5）が実装された。その概要については4月9日の記事，配信されるクエストについては4月22日の記事でお伝えしたとおり。今回は，以前のニュースでお伝えした以外の情報を中心にお届けしよう。

エスピナス亜種の素材から生産できる「エスピナUシリーズ」

　シーズン2.5については，公式サイトに「シーズン2.5“狩人たちの祭典”」で実装される内容が公開されているので，その中から目立つものをピックアップしていこう。

　まず，ハンターランク（HR100）以上になるとクエストを受けられるようになる，変種モンスターの“肉質”変更だ。3月5日に実施されたリファインアップデートで，肉質や弱点属性が変更されたが，シーズン2.5で肉質の再調整が行われた。麻痺などの状態異常の持続時間は延長され，リファインアップデート前の状態に戻ったと思われるが，有効な武器や攻撃方法など，いままでの攻略方法は通用しなくなるかもしれないので気をつけよう。
　また，ハンターズクエストにHR41以上向けの古龍クエストおよびHR100向けの変種モンスタークエストが追加されている。そのほか“【精製】極鎧玉を作ろう”クエストが実装され，SP防具の強化も7段階目まで開放される。

クエスト受注画面では，目的地の季節と昼夜および使用可能な武器防具が確認できるようになった。フロンティアクエストの「渾身の一撃」のように，装備指定のものもあるので注意しよう

　シーズン2.5では，既存武器よりリーチが長い/短い“特殊リーチ武器”が実装された。その概要は先日の記事でお伝え済みだが，公式サイトの運営レポートで，補足情報が公開されている。
　運営レポートによれば，「極短」「短」「中」「長」「極長」の5種類ある特殊リーチ武器は近接のみで，狩猟笛/ガンランス/ライトボウガン/ヘビィボウガン/弓は対象外となる。なお，ハンマーにリーチ“極短”は用意されない。


　また，ハンターランク（HR）100および以後100ごとに設けられる“試練”についてだが，こちらについては，クリアすると得られる称号のような感覚に近く，HR200以上にならないと受けられないような，クエスト制限を設ける予定はないとのことだ。
　試練を受けるには，まず大衆酒場でギルドマスターに話しかけ，そのあと価格掲示板に行こう。すると，HR試練掲示板が見られるようになる。ここで試練をどの方法でクリアするか選ぶことになる。なお，HR200になるための試練は，リオレウス1頭の討伐/100万Zenyの納品/黒貨80枚の納品のいずれかがクリア条件だ。
　そのほか，既存武器では新しい派生強化版などが79種類，SP武器が各武器ごとに2種類ずつ追加されている（HR100以上で入手できる“汎用素材”が必要になるものが多いようだが）。

新しい武器は，既存武器で強化が打ち止めになっていたものに強化版が追加されたものが多い印象だ。パッケージ特典武器に強化版が登場したものもある

　猟団機能での注目は，公式サイトの運営レポートで，猟団（いわゆるギルド）機能における合併についての情報が公開された。その内容は以下のとおり。

猟団合併について
2008年6月中を目途に、2つの猟団が合併できる「猟団合併」の申請受付を行なう予定です。

「猟団合併」の主な内容および注意事項は下記のとおりになります。
・猟団合併は、合併後猟団名を引き継ぐ「親猟団」に、合併後解散となる「子猟団」の猟団員が吸収合併されることによって行なわれます。
・合併後、「子猟団」の総合獲得RPは、「親猟団」の総合獲得RPに合算されます。
・猟団合併の申請を行なうことができるのは、各猟団の猟団長のみとなります。このため、猟団合併を望まれる場合には、必ず猟団長を含めて猟団内で相談してください。
・合併をされたい猟団同士でも、あらかじめ「どちらが親猟団となるか」という点について、お話し合いで決定しておいてください。
合併相手の募集やご相談については、「猟団掲示板」や、4月23日(水)の大型アップデートで導入される「同盟チャット」をご利用いただくと便利です。

　合併する2猟団のメンバーが合計で60名を超える場合はどうなるかなど，気になる点もあるが，親猟団に子猟団のRPが合算されるため，合併することで猟団ランクが一気に上がる可能性もある。「がんばって猟団ランクを上げたけど，最近はアクティブなメンバーが少なくて維持するのが精一杯」という猟団には朗報だろう。猟団の合併を待ち望んでいたプレイヤーは，あと2か月弱，猟団維持条件を満たすようがんばってほしい。

　なお，本日のアップデートより，猟団の加入/除名での条件が以下のように変更されている。猟団長はメンバーの除名，猟団員は自らの意志での退団を行った場合の制限が長くなっている。猟団の乗り換えなどを考えている場合は気をつけてほしい。

猟団長：
・猟団を解散すると，以後5日間（120時間）猟団作成/加入申請を行えない
・猟団員を除名した場合，以後10日間（240時間）猟団員の加入許可を行えない

猟団員：
・猟団を退団すると，以後10日間（240時間）猟団作成/加入申請を行えない
・猟団から除名されると，以後3日間（72時間）猟団作成/加入申請を行えない

　そのほか，公式サイトでは狩人祭の特設ページが更新されており，どのターゲットをクリアすれば“魂”がいくつ手に入るかが公開されている。祭に参加してわっしょいしたい人はチェックしておこう。
　なお，特殊リーチ武器生産のキーアイテムとなる「祭典の証」は，狩人祭に参加すれば勝敗を問わず5枚付与される。さらに，イベントの勝ち組には褒賞防具と祭典の証20枚，負け組には褒賞防具が付与される。そのほか，勝ち組/負け組それぞれで，“魂”の納品数が多かった上位100猟団に対し，祭典の証が10枚（勝ち組）または15枚（負け組）付与される。つまりは狩人祭に参加さえすれば，祭典の証がキーアイテムとなる特殊リーチ武器を生産できるようになるわけだ。なお，狩人祭に参加するには，猟団のランクが1以上になっている必要があるので気をつけよう。

　いまのところMHFでしかお目にかかれないエスピナスおよびエスピナス亜種，そして今回のシーズン2.5で実装された“特殊リーチ武器”，そしてマイトレなど，コンシューマ版モンスターハンターシリーズとは違う道を歩み始めているMHF。これらの独自要素が気になった人は，新しくなったMHFの世界を覗いてみてはいかがだろうか。

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