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最新技術が投入されまくった「Far Cry 2」のデモムービーを4Gamerに掲載
![]() Far Cry 2のテクニカル・ディレクターを務めるDominic Guay氏 |
Far Cry 2は,50万平方kmという広大なアフリカのサバンナやジャングルを舞台としたFPS。UbisoftのモントリオールスタジオがFar Cry 2のために新開発した「Dunia」エンジンは,リアルで美しい草や木などの環境表現や,物理演算処理を用いてリアルタイムに変化する昼夜の光/天候の制御,そして,より自然な炎や嵐の再現などを実現している。また,サウンドや敵の行動などがゲームのシーンに応じてダイナミックに変化するという特徴を持っている。
今回のテクノロジーデモで披露された技術は以下のとおりだ。
- Open World
- Large Draw Distance
- Procedural Sky
- Dynamic Weather System
- 24h cycle
- Dynamic Light & Shadow
- Fire Propagation
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それぞれを簡単に解説してみよう。Far Cry 2では,ゲーム起動時に50万平方kmの広大なプレイフィールドを一気に読み込むOpen World技術が採用されている。これにより,エリアが切り替わるたびにローディングが生じてプレイを中断されることがなくなり,自由にアフリカの原野を駆け回れる。
ただし,すべてのデータを起動時に読み込むため,ゲームの起動時間はかなり長くなってしまう。
50万平方kmの広大なフィールドを起動時に読み込むことで,プレイ中のローディングをなくすOpen World技術を採用。ライブデモで用いられたのは最新β版だが,起動時間はかなり長めという印象
Large Draw Distanceは,よりリアルな自然描画を実現するため,プレイヤーの視野に入る木々や草花を自動生成する技術で,ハイクオリティな自然描画と「銃撃によって枝が折れる」といった表現の両立を図ることが目的だ。遠くの木々が風にそよぎ,自然な影を落とす。もちろん,すべての木々の枝を折ったり葉を散らせたりできる(もちろん,銃の射程距離内であればだが)。
また,雲の物理演算を用い,風や光源の色の違いなどによって空の様子が刻々と変化する,Procedural Sky技術に加え,天候や太陽の位置などもリアルタイムに変化させるDynamic Weather Systemと24h cycleが多彩な環境を演出する。
これらの技術によって,プレイヤーは草木の影の位置の移り変わりで時間の動きを実感し,まばゆい朝日,あかね色に染まる夕暮れどきの空といった美しい光景を堪能できるようになるわけだ。
時間の経過によって太陽の位置や光の色合いが刻々と変わっていく。木立の影なども,この光に応じてダイナミックに変わっていく
以前のデモでいち早く紹介された炎のシーンも,本作をプレイするうえで重要な要素となる。これらの炎は物理演算による自然な表現が可能なだけでなく,風向きに応じて炎が広がり,それにつれて草木の表現などが刻々と変化していくというFire Propagation技術によって実現されたものだ。
Far Cry 2の特徴的なシーンの一つである炎の場面。プレイヤーが火を放つなら,風向きを事前にチェックすることがオススメとのこと。風下で火を放たれると,プレイヤーがダメージを負うのだ。こうした細かい炎の動きにも物理演算処理が用いられている
時間の経過によって太陽の位置や光の色合いが刻々と変わっていく。木立の影なども,この光に応じてダイナミックに変わっていく
Dominic Guay氏は,プレイヤーがサバンナに火を放つときには,風向きや待避場所などをあらかじめ確認しておくべきだと説明する。風が強いときに火を放てば,一瞬のうちに燃え広がり,プレイヤーが炎に囲まれてしまったりするのだ。炎が弾薬庫に燃え移り,やがて爆発。爆風によって破片がプレイヤーのかたわらに飛んできて転がるといったダイナミックな環境変化の演出も,ムービーで見られる。
これらのテクノロジーデモを通じて,Far Cry 2が,ただ美しいだけのゲームではないことが分かるはずだ。DuniaエンジンではAIも大幅に強化されており,銃撃戦のさなか,衛生兵が負傷兵を安全な地域に引きずっていったり,敵が銃を置いて逃げ出したりと,状況に応じて兵士達が常に違う動きをするため,よりインタラクティブなゲームプレイを楽しめるだろう。
- 関連タイトル:
Far Cry2 日本語マニュアル付英語版
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