浮田建設が運営しているゲーム共有サイト
「PLiCy(プリシー)」(
関連記事)。プリシーは,建設会社である浮田建設が事業の一つとして運営している“同人ゲームをアップロードしてみんなと共有できる”というサービスだが,同サービスでは2015年1月から
「PLiCyゲームコンテスト」(
関連記事)が開催されていた。その結果が出たようだ。
今回のゲームコンテストは,PLiCy上で稼働するゲーム製作エンジン,「RPGツクール2000」「WOLF RPGエディター」「インディゲームクリエイター Clickteam Fusion 2.5」などのゲーム製作ツールによって作られた作品が対象。ジャンルごとに,システム部門,ライター部門,アクション部門という形で審査が行われていた。各賞の金賞(一部は銀賞)受賞作品を,以下に掲載しておこう。いずれもPLiCyに行けば実際に遊べるので,興味のある人はプレイしてみるといいだろう。
なお,PLiCyでは第2回コンテストも準備中で,おそらく準備中と思われる
特設ページもすでに存在している。応募の新条件に
「R-15作品でないもの」が追加されている点が,ポイントといえばポイントだ。
「PLiCyゲームコンテスト 結果発表」
配信元:浮田建設株式会社
浮田建設株式会社は、同社が運営する自作ゲームの投稿・配信サービス「PLiCy(プリシー)」で75のゲームが参加した自作ゲームのコンテスト「PLiCyゲームコンテスト」の結果発表を致しました。
受賞した作品は「RPGツクール2000」「RPGツクールVXAce」「WOLF RPGエディター」「Game Designer
Action」のゲーム製作ツールで作成された作品です。
システム部門の金賞は「レベル9」、アクション部門の金賞は「イグニッションプリシー」、ライター部門の金賞は「白い小人」となっております。
特にシステム部門の評価は二分し、惜しくもシステム部門銀賞となったのはHealer's Yellも審査員から高い評価を得ました。
システム部門金賞「レベル9」はRPGツクール2000で作られたローグライクRPGで、戦争と体が機械になった少女の物語です。
主人公の少女は戦争で仲間や友を失いつつも成長していきます。
システム部門銀賞「Healer's Yell」はWolfRPGエディターで作られた、リアルタイムストラテジーのゲームです。
回復魔法の使い手の女の子を操って、ヒーラーとして戦いを支援するサクッと遊べるゲームです。
ステージをクリアするたびにキャラクターのかわいいイラストが表示されます。
アクション部門金賞「イグニッションプリシー」はWolfRPGエディターで作られたアクションゲームで、1マップをアクションパズルのような感覚で遊ぶことができます。
1マップごとに保存がされるので空いた時間にサクッと遊ぶこともできます。
ライター部門金賞「白い小人」はWolfRPGエディターで作られた哲学的なゲームで、白い小人が哲学的なことを語り掛け、主人公は白い小人を食べるか決断を迫られます。
全ての小人を食べると恐ろしいことが起きる、そのような物語です。
PLiCyでは第二回コンテストの準備も行っておりますので、この機会にぜひゲームを作ってみてはいかがでしょうか。
第二回コンテスト:
http://plicy.net/contests/2/