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【PR】ブラウザ上でゲームが作れる! スマホもOKでツクールも使える? 新時代のゲーム作成環境「PLiCy」とは
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印刷2015/03/28 12:00

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【PR】ブラウザ上でゲームが作れる! スマホもOKでツクールも使える? 新時代のゲーム作成環境「PLiCy」とは


 浮田建設という会社をご存じでしょうか。岡山県では有名な建設会社らしいのですが,それ以外の地域では馴染みのない名前かもしれません。公式サイトを見ると,地域密着型の建設会社だと分かります。事業内容にもほぼ建設関連のものが並んでいるのですが,「IT事業部」というタブをクリックすると,急に「ゲーム共有サイトPLiCyを運営しております」という言葉が出てきて驚いてしまいます。

 そもそもなぜこの会社がゲーム関連事業をしているのでしょうか。話を聞いてみると,元々公共事業を中心に仕事をしていた会社だったのが,新規受注が減って新規事業を開拓することになったのだそうです。
 たまたま社内にいた同人ゲーム関係者がプロジェクトを興し,ゲーム作成ツールの出力したバイナリデータを解析して,Flashベースで互換エンジンを作り,Web上のコミュニティサービスを作り上げたのですから,半端ではありません。

さまざまなツールで作成されたゲームがWebブラウザ上で動く
ミドルウェア/開発ツール

「PLiCy」公式サイト



PLiCyってなに? オンラインベースのゲームコミュニティとは


ミドルウェア/開発ツール
 さて,PLiCy(プリシィ)というサイトは,簡単に言うと同人ゲームをアップロードしてみんなと共有できるというサービスを行っています。

 最初にPLiCyでできることをまとめておきましょう。

  • 既存のゲームツールで作成した同人ゲームなどを投稿できる
  • 登録してあるゲームをプレイできる
  • PLiCy上でゲームが作れる
  • 制作者やプレイヤーと交流ができる

といった感じです。PLiCyでできることをPLiCyを使って説明したデモがありますので,まずはこちらをご覧ください(PLiCyに投稿されたゲームは,ブログなどに簡単に埋め込むことができます)。


 では順番に紹介していきましょう。

●同人ゲームを投稿する

PLiCyに投稿できる既存のゲーム開発ツール

 ・RPGツクール 2000
 ・Wolf RPGエディター
 ・NScripter
 ・インディゲームクリエイター Clickteam Fusion 2.5

 まずは,同人ゲームの投稿機能です。
 ここでいう「同人ゲーム」は,実際にあちこちにある同人ゲームそのもののことを指しています。あらゆるものとまではいきませんが,同人ゲームで多く使われているRPGツクールやWolf RPGエディタ,NScripter,インディゲームクリエイターといったツールで作成されたWindows用の同人ゲームを,ブラウザゲームにしてしまうシステムが搭載されているのです。
 投稿時には,ファイルのダウンロードを許可するかどうかを指定できます。ダウンロード許可をしなかった場合には,ゲームはサイト上でのみプレイが可能になります。許可した場合は,ゲーム自体をダウンロードしてオフラインで遊んでもらうことができるようになります。このときゲームの中身も公開されますので(暗号化しての投稿は不可),ノウハウやデータの共有に使うのもよいでしょう。
 さらにそれらをAndroidスマートフォン上で実行できるようにするための互換エンジンまで作っています(iOS版も開発中とのこと)。

さまざまなツールで作ったゲームをアップロード可能。公開されているゲームは,PCやスマートフォンのWebブラウザ上で楽しめる
ミドルウェア/開発ツール

●サイト上のゲームをプレイする
 そうして投稿されたゲームは,サイト上に登録され,訪れた人がプレイできるようになります。前述のように,Webブラウザだけでプレイできることと,それもPCだけでなくスマートフォンでも利用できるというのが大きな特徴です。さまざまなタイプのゲームが公開されていますから,片っ端から試してみるのもいいでしょう。ちなみに,対応している環境はPCやMac,Android,iOSはもちろん,Firefox OS上でも動作するそうです。
 ゲームによってはロードに結構な時間がかかるものもあるようです。画面が止まるようなときはしばらく待ってみるのがよいでしょう。

ゲームのカテゴリからRPGを選択したところ
ミドルウェア/開発ツール

NScripterとインディゲームクリエイターによるゲーム
ミドルウェア/開発ツール ミドルウェア/開発ツール

●スマホもOK。ブラウザ上でゲームを作成する
 ゲームを作って投稿したいという人は,前述のゲーム制作ツールのいずれかを導入するのが一つの手です。フリーソフトとして公開されているものもありますので,手軽に導入できます。しかし,商業用ゲームも作られているような本格的なツールでもありますので,もっと気軽に始めたいという人には,PLiCy自体が提供しているゲーム制作ツールがおすすめです。PLiCyではWebサイト上でゲームを作ることができるのです。

 現在2種類のゲーム制作ツールが提供されていますが,そのうちの一つが「GAME DESIGNER ACTION」で,スーパーマリオタイプの横スクロールアクションゲームを作ることができます。もう一つはノベルゲーム作成ツール「pli-log」で,画面遷移型のアドベンチャーゲームなどを作成できます。
 どちらのツールについても,公式に提供された素材が豊富であり,その場でゲーム制作に取り掛かれるという点も魅力といえるでしょう。キャラクターなどのグラフィックスのみならず,BGMや効果音といったものも用意されています。

GAME DESIGNER ACTIONの画面
ミドルウェア/開発ツール

 ここで重要なのは,PCのみでなくスマートフォン上からでもゲーム作成が可能なことでしょう。最近ではUnityなどが無料で公開されていますので,一般人がスマートフォンで動くゲームを作ること自体は理論上不可能ではなくなっていますが,スマートフォン上からゲームが作れる環境というのはかなり珍しいのではないでしょうか。

 Webブラウザ上で動作するようになるというあたりから見当がつく人もいるかもしれませんが,ゲーム自体を自分のブログやWebサイト内に埋め込むこともできます。
 利用規約を見ても商用不可とはされていないので,同人ゲームの作者なら自作ゲームの体験版をアップロードして,自分のサイトで試遊できるようにするといった使い方もできそうです。

●ゲーム制作者,プレイヤーとのコミュニティ機能
 最後がコミュニティ機能です。PLiCyには「フェス」と呼ばれるコミュニティがあり,登録者はさまざまなフェスを立ち上げることができます。このあたりは,一般的なSNSのコミュニティ機能をイメージしてもらえればいいでしょう。

ミドルウェア/開発ツール

 また,ゲーム画面の下部には「簡易実況機能」というものが用意されています。これはプレイ中にメッセージを送信できるもので,スクリーンショットとともに顔アイコンを使って感想を送ることができます。メッセージは書かなくても送れますので,非常に手軽です。

スクリーンショットを撮り,顔アイコンと1行コメントで手軽に感想を送信できる
ミドルウェア/開発ツール

 同人ソフトを作成していても,なかなか感想をもらえないという人も多いのではないでしょうか。PLiCyのコメント機能は,どんな場面でどういう感想が出たのかが分かるので,ゲーム作者にとっても参考になっているそうです。

PLiCyで扱えるゲームの種類と実行環境

 PLiCyで扱えるゲームの種類と実行環境は以下のようになります。

●ツクールやWolf RPGエディタなどで作ったゲーム
 PC Webブラウザ上で実行可能
 Android アプリ上から実行可能
 iOS 未対応
 Firefox OS 未対応

●PLiCy上で作ったゲーム
 PC Webブラウザ上で実行可能
 Android Webブラウザ上で実行可能
 iOS Webブラウザ上で実行可能
 Firefox OS Webブラウザ上で実行可能


pli-logでゲームを作ってみる


pli-logでできることはイベントライブラリにまとめられている
 さて,では実際にゲームを作ってみましょう。2種類のツールのうち,今回はpli-logを使うことにします。内容的にはGAME DESIGNER ACTIONもpli-logも小学生にも使えると評判の簡単ツールですので,おそらくゲーム制作の経験がない人でもすぐにゲームを作り始めることができるでしょう。

 とはいえ,シナリオを連ねていくだけでは見てもあまり参考になる部分は少ないでしょうし,あまり楽しくありません。どちらかというとアクロバティックな使い方にはなりますが,少しゲームらしいものとして簡単なRPGを作ってみることにしましょう。

pli-logの基本画面
ミドルウェア/開発ツール

●pli-logでできること
 最初に,ある程度分かっている人のためにまとめておきますと,pli-logで使用できる制御構造はBASICでいうところの,

GOTO 〜
IF 〜 THEN GOTO 〜


のみで,飛び先はページ番号で指定します。GOSUB〜RETURN系のものはありませんので,条件分岐ごとにページを切り分け,戻り先のページを用意する必要があるわけです。

 データ構造は整数型変数のみです。関数はほとんどありませんが(乱数はある),四則演算は剰余を含めて可能です。ちょっと凝ったことをやろうとすると,力技全開になるのは避けられないかもしれません。引き算で,負の値にならないようにしてくれるものもありますので,いろいろと重宝します。例えば,今回のRPGですと,HPの自然回復量がHP最大値を超えないようにするために,

 temp=プレイヤーMaxHP−プレイヤーHP
 temp=temp−自然回復量 (ただしマイナスにはならない)
 プレイヤーHP=プレイヤーMaxHP−temp


のような処理を行っています。IF系の分岐を使うと,作業用に新しいページを作る必要があるので演算だけで済ませているわけです。

 ちなみに,pli-logの変数は「〜の好感度」という名前になっていますが,別に好感度以外の値で使っても問題ありません。また,これらの変数は,変数名の頭に「@」をつけることで参照でき,セリフの途中で数値を挿入可能です。

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 ゲームとしての表現能力は,画面サイズ最大800×540ドットで(再生環境によって縮小される),

  背景(1枚)
  キャラクター(9枚,セリフ付き)
  BGM再生
  効果音
  特殊効果(主にキャラクターに対して)

が使用できるといったところです。

 まず,背景について。透過付き背景も多数登録されているのですが,表示されるのは1枚だけです。縦横のスクロールを指定可能です。

背景の例。12枚1ページで42ページ分用意されている。もちろん,自分でアップロードすることも可能
ミドルウェア/開発ツール

ミドルウェア/開発ツール
 キャラクターは,pli-logでは「セリフ」という項目で扱います。上下左右中央で画面を9分割した位置にそれぞれ配置可能です。表示したキャラクターは,ページが切り替わっても明示的に指示するまで非表示にはなりません。同じ位置に新たなキャラクターが表示されると,前のキャラクターと置き換えられます。
 「セリフ」ですので,当然ながらテキストを同時に表示することが可能です。

9か所にキャラクターを表示可能。キャラクターの大きさに制限はないので立ち絵や巨大ボスなどでも使える。今回のゲームでは右上をマップUI用に使用している
ミドルウェア/開発ツール

 BGMは,メニューの大分類では「サウンド」の下の「ミュージック」,効果音は「サウンド」の下の「サウンド」で扱います。それぞれ,再生の開始と停止,ループの有無,音量とテンポ,そして音楽の場合はフェードイン時間の指定が可能です。
 すでに再生中の曲と同じ曲を再生した場合,とくに巻き戻るでもなく再生を続けるようですが,若干演奏が不安定になるような気もします。

BGMや効果音も豊富に用意されている
ミドルウェア/開発ツール ミドルウェア/開発ツール

 特殊効果は,画面全体に対して行われるものとキャラクターに対して行われるものの2種類があります。
 画面全体では,画面のフェードイン/アウトの設定をはじめ,「天候」の部分では画面全体でのオブジェクトの表示が指定できます。雨や雪,花びらを降らせるためのものだと思っておけばよいでしょう。
 キャラクターに対しては,キャラクター表示と同じく9か所での位置指定を行い,そこに表示されているキャラクターに対してさまざまな特殊効果を施します。
 「エフェクト」は背景にキラキラした光や漫符を加えたりといったものが中心で,「キャラクターの動き」は,表示されているグラフィックスに対しての拡大/縮小や回転といった処理や「一刀両断」「震える」「ぶっ飛ぶ」といったアクションを設定できます。
 なお,別項目にある「バイブレーション」は携帯端末のバイブ機能制御のことで,キャラクターの「震える」とは別のものとなります。

エフェクトの様子がよく分かるサンプル


作成中。開発中は左側に変数がずらっと表示される
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 ひととおりpli-logの機能を説明したところで,すごろくタイプのものでサイコロを振ってコースを周回しつつ,モンスターと戦っていくゲームを作っていきましょう。

 ゲームの仕様ですが,とりあえず,1周24マスのコースを想定しています。あまり多くしても手間が増えるだけですが,短すぎてもすぐに1周してしまうので,さいころの出目は1〜3に制限しておきました。ボードゲームのようになんとなく四角形の図を最初に描いたので4の倍数になっていますが,マス数は任意で設定可能です。

 1マスごとに1ページを使って移動していき,戦闘などは別の共通処理に飛ばして……という構造で作っていたのですが,ページのコピーペーストはできませんし,共通処理から帰還用の分岐テーブルとマスごとに帰還先のページを作っていくと,機能を増やすたびに帰還用ジャンプテーブルを作らなければなりませんので効率がよくありません。そこで,メインループをまとめてしまうことにしました。
 メインループでは,大きく分けて,以下の4つの処理を回しています。

シーン設定
エンカウントチェック
イベントチェック
選択肢


 ゲームのメインループでは,移動先のマップの風景を描き,そこで出てくる敵や特定のイベント(未実装)を処理し,プレイヤーの行動用の選択肢を出します。マップ番号によって処理を振り分けて,共通処理に戻ってくるイメージです。
 選択肢の一つに「さいころを振る」というものがあり,移動処理はその分岐先で行います。戦闘などは,エンカウントチェックの先になります。


 とりあえず,1ページから10ページまでを先に作って予約しておき,11ページから28ページまでにそれぞれのマスのページを作りました。背景やキャラクターの設定,固有イベントなどはこちらで記述していくことにしました。
 構造上,きわめてスパゲティ状態になりやすいので,シーン管理ではメモを取って進めることをおすすめします。

今回のゲームのページ管理と変数管理は表計算ソフトで行っている。変数名は,グローバル変数は日本語,ローカル変数は英字といった区別もしている
ミドルウェア/開発ツール ミドルウェア/開発ツール

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宿屋での体力回復とセーブ処理。セーブ自体はPLiCyのシステム側で用意されているので簡単だ
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モンスターの設定では,各シーンで設定されたモンスター番号をもとに対応するページに飛ばしてパラメータをセットする

 細かい部分は省略しますが,簡単な戦闘部分を加えたものが以下のゲームになります。バランス調整ができていないのでゲームとしては楽しめないかと思いますが,あまりRPG向きのツールとはいえないpli-logでもこのくらいのことはできるというサンプルとしてご覧ください。

pli-logで作成したサンプルゲーム
※画面が止まるときはロード中ですのでしばらくお待ちください


ミドルウェア/開発ツール
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 とはいえ,「プログラムの知識がない人にもこんなRPGが作れるか?」と聞かれると,ちょっと否定的です。もともと想定外の使い方で無理やり作っていったので,万人におすすめはしかねるような面倒なことをやっています。一般のプログラム環境に比べると不自由な部分が多いので,ほかでプログラムが組める人ならpli-logの処理系に移植できなくもないといったところでしょうか。
 もちろん,通常のアドベンチャーゲームであれば,プログラム知識はほぼ不要です。フラグの管理などを頑張れば,かなり込み入った作品もできるでしょう。さらに作り込みたい……という人は,今回のゲームを参考にしてみてください。

 pli-logを触ってみて感じたのは,とにかく素材が豊富なのでちょっとしたものなら手早く作れることです。自分で加工した素材をアップロードして使うこともできますので,ちょっとしたアクセントを付けることも簡単です。込み入ったものを作る際には,シーン管理などをしっかりやっておく必要がありますが,やろうと思えばかなり複雑なシステムも盛り込めそうです。
 それでももの足らないとなれば,実績のある既存のゲーム作成ツールが使えますので,どんなレベルの人にもお勧めできる環境かもしれません。

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 同人ゲーム用のツールでブラウザゲームやスマホ用のゲームが作れるという驚きの機能,さらにスマホ上でもゲームが作れてしまうというツールのサポートと,いくつかの点でPLiCyはこれまでにないゲーム環境を提供してくれています。ゲームを作ってみたいけど,「時間が取れない」「難しい」「素材が揃わない」といった,多くの人がつまずきがちな難点の面倒をまとめて見てくれているシステムといえるかもしれません。
 第2回のゲームコンテストも開催が決まったようですので,この機会にPLiCyを始めてみてはいかがでしょうか。

「PLiCy」公式サイト

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