統合開発ツール「SmileBoom Petit Developer」ベータ版の提供が本日開始

SmileBoom Petit Developer ベータ版
配信元	スマイルブーム	配信日	2012/12/26

＜以下，メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています＞

リソースの一括管理からプログラムまで HTML5対応統合開発ツール
2012年12月26日 ベータ版配信開始


株式会社スマイルブーム（代表取締役　小林貴樹 本社：札幌市北区北9条西4丁目7番4号）は、HTML5対応ブラウザ上で動作するアプリケーションを開発するための統合開発ツールである SmileBoom Petit Developer （スマイルブーム プチ デベロッパー、以下略称 プチデベロッパー）ベータ版をスマイルブームのWebサイト smileboom.com を通して、2012年12月26日より提供開始したことを発表いたします。今回は、ベータ版として多くの方にご評価いただき貴重なフィードバックをいただきたいと考えております。正式版の公開は、法人に向けては1月中旬に先行販売し、一般の方に向けたダウンロード販売を1月下旬に予定し準備しています。

「プチデベロッパー」は、スマイルブームの開発スタッフが、限られた期間内でクオリティの高いコンテンツをマルチプラットフォーム向けに開発してきた社内技術やノウハウから生まれた統合型開発環境となります。その応用範囲はゲーム制作だけではなくビジネスシーンやアートシーンでも活用可能なインタラクティブ性を持ったアプリケーションの開発が可能となります。

HTML5対応ブラウザ上で動作するアプリケーションに特化する事で、Windows環境、最新のスマートフォン、タブレット、MacなどハードやOSごとの仕様に左右されないマルチデバイス向けのアプリケーションを完成した瞬間に世界に向けて発信させることが可能となります。

ゲーム制作を行う教育機関などにおいては、すでにアルファ版（今夏の開発段階バージョン）の時点より教材として使用し、JavaScriptに不慣れな学生に向けて3日間で独自の改造を行えるような教材としての利用や、プログラミングを知らない高校生などを対象としたゲーム制作の全体像を掴むための最初の入口として活用されています。



ツールの特性

リソースの一元管理
画像、音、ムービー、テキスト、フォントなどの素材をプロジェクトに登録し名前を付けて格納します。単純な静止画像であればキャンバスに配置するだけで表示までが可能となり、状況により動きに変化が必要な物であれば複数のアニメーションを作成し、操作に合わせたプログラムの組み込みなどが可能となります。リソース登録などの単純な作業はドラッグアンドドロップと選択で行う事が可能となっています。
また、大規模プロジェクトで非常に高い評価を得る機能として各素材への命名があります。各素材に対して命名する事でプログラミング時には階層化されたリストからの選択でリソースを参照することができます。リソース作成とプログラム作業の分散作業化と、変数名入力間違いという初歩的なプログラムミスの回避に貢献します。



JavaScriptでのコーディング
プログラム開発には、JavaScriptでのコーディング知識を必要としますが、これからプログラムを勉強する人達の手助けとなるようにプチデベロッパーで提供されているサンプル群のすべてのソースコードには、日本語コメントが付加されています。「弾の数はどうやって増やす？」、「残りライフはどこに書く？」、「そもそも初期化って？」このような疑問が解決できずにプログラム初期で学習を諦めた方でも、このサンプル群のソースコードと、登録されているリソースを見ることで基礎的なアプリケーションの書き方を学ぶ事が可能となります。また、ご購入者からのリクエストや教育機関等でのカリキュラムや方針に合わせる形で今後もアプリケーションサンプルを逐次追加いたします。



グラフィック、サウンドなどの素材を開放
本格的にアプリケーションを開発するためには、プログラム知識だけでは見栄えの良い物が生み出せず、デザイン知識だけでは操作に合わせて動かすことができません。個別の技能を持ったメンバーが都合よく集まれば良いのですが、現実的にはなかなか難しい状況です。プチデベロッパーは、内包するすべてのリソース（画像や音、ムービーだけでなくソースコードさえも）購入者に開放します。自分の出来る範囲だけを担当し、不足している要素はツール内のリソースを最大限に活用することで市販アプリケーションに負けない作品が開発できます。


ユニークな発想や技術をなど自分のアイディアを素早く具現化し、インターネット上へいち早く公開することで世界中のユーザーに向けてオリジナルコンテンツを発信できる、新しい時代のクリエーターを生み出すツールとなると確信しています。

スマイルブーム公式サイト