リリース
ARM,Android&Linux向け開発ツールの最新版を発表。Cortex-A7に対応
| Development Studio 5 v5.7 | |||
| 配信元 | ARM | 配信日 | 2011/10/31 |
<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>
Development Studio 5 v5.7を発表
英ARM社(本社:英国ケンブリッジ、日本法人:横浜市港北区、以下ARM)は、アメリカ サンタクララで開催されたTechCon 2011で、リファレンス・ソフトウェア開発ツール・スイートの最新版、ARM Development Studio 5(DS-5)v5.7を発表しました。この新バージョンは、ツールキットの統合により、ARM7TDMIから、Cortex-A15 MPCore、最近発表されたCortex-A7まで、多様なARMプロセッサに対応する最先端のソフトウェア開発環境です。
DS-5 v5.7は今回、新しいXilinx Zynq-7000 Extensible ProcessingPlatform(EPP)に対応する実行制御デバッグおよび非侵入型な命令トレース機能もサポートしました。Zynq-7000 EPPは、デュアルコアのCortex-A9およびXilinx 28nmユニファイド・プログラマブル・ロジック・アーキテクチャを採用しています。
ザイリンクス社のプロセシング・プラットフォーム担当副社長であるLawrence Getman氏は、次のように述べています。「画期的なZynq-7000ファミリは、Cortex-A9 MPCoreプロセッサを中心としたカスタム・プラットフォームを作成できる優れた柔軟性をシステム開発者に提供します。これにより、幅広い市場アプリケーションへの対応、総システム部品数の削減が可能となります。また、ARM DS-5、DSTREAMなどの専門ツールの統合により、1つの使いやすい総合ツール・スイートでデバッグ、トレース、性能解析を可能にし、ソフトウェア開発プロセスを簡素化します。」
DS-5 v5.7は、充実したプロセッサ・サポートに加え、開発者に新しいデュアルCortex-A9 MPCoreリアルタイム・システム・モデル(RTSM)を同梱して提供します。このシミュレーションモデルによるプラットフォームは、ハードウェアの完成前に並列実行コードのテストとデバッグを可能にすることができ、これによってソフトウェアの開発期間を短縮します。最新版のDS-5には、TrustZone、ハードウェア仮想化など、最先端のARMテクノロジーのサポートも含まれます。このため、小型の組み込みセンサから、ハイエンドのスマートフォン、低消費電力サーバまで、幅広いターゲット・アプリケーションに最適なツールキットとなっています。
詳細はwww.arm.com/ds5をご覧ください。フル機能の30日評価版ARM Development Studio 5も同サイトからダウンロードしていただけます。
- この記事のURL:
















