お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
シリコンスタジオ,独自開発のミドルウェアをGDC 2010で公開
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

印刷2010/03/05 12:11

リリース

シリコンスタジオ,独自開発のミドルウェアをGDC 2010で公開

配信元 シリコンスタジオ 配信日 2010/03/05

<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>


シリコンスタジオ、独自開発・次世代映像表現ミドルウェア群を
ブランドユニット化、GDC2010 エキスポで公開
〜 次世代映像表現を可能にする国産ミドルウェア、
マルチプラットフォーム対応リアルタイムグラフィックス技術を
世界ゲーム市場に向けて公開 〜


エンターテインメント業界向けにデジタルコンテンツ関連ビジネスを展開しております、シリコンスタジオ株式会社 (代表取締役社長 寺田健彦、本社 渋谷区恵比寿、電話 03-5488-7070(代表))(以下、シリコンスタジオ)は、当社が開発した、ゲーム開発者向けのリアルタイムグラフィックスのミドルウェア群をブランドユニット化し、来る 2010 年 3 月 9 日から米カリフォルニア・サンフランシスコで開催される「Game Developers Conference 2010(GDC 2010)」にて公開いたします。

GDCは、ゲーム業界において世界最大の開発者向けのカンファレンスです。 300 以上のセッション、パネル、チュートリアルやラウンド・テーブルで各分野の専門家が発表し、ディスカッションが繰り広げられます。 近年では、モバイルゲームからiphoneゲーム市場までサミット分野が広がり、17000人以上のゲーム業界者が世界中から集まって、開発者達のノウハウや業界の最新情報を得る事ができるイベントとなりました。

シリコンスタジオは、ゲーム関連技術企業がブース展示をするエキスポに出展いたします(11 日から 3 日間、ブース番号 1241&1243)。 当社ブースでは、想像力を超える創造ビジュアルを実現する「The Seven Lucky Gods(七福神)」ユニットを揃え、さまざまな次世代映像表現を披露いたします。

The Seven Lucky Gods には、当社開発エンジンのシェーディングやポストエフェクトに特化したミドルウェア「DAIKOKU(ダイコク):Advanced Shader Pipeline」、「YEBIS(エビス): Pithy Post Effect」、そして、ミドルウェアに搭載できる、リアルタイム 3D VFX ツール「BISHAMON(ビシャモン)」がラインアップされています。 これらツールは、プログラマーの描画部分の作業負担を軽減し、かつ描画性能を向上させることが可能なツールです。 マルチプラットフォームへの移植性、拡張性をベースに、現場でのニーズとエキスパート達のノウハウを合わせて開発され、リアルタイムグラフィックスゲーム開発環境に格段の開発効力と量産性能力を提供いたします。 尚、当ユニットの4番目になるツールも参考出展する予定です。

当社ブースでは、NEC 液晶テクノロジー株式会社様のご協力をいただき、裸眼立体液晶パネルを通して、迫力あるリアルタイムグラフィックスの世界をご紹介いたします。

また、静止画からリアルスティックな 3D フェイシャルアニメーションが生成できる「MotionPortrait」技術も、デモンストレーションを通してご覧いただけます。

シリコンスタジオ社では、ゲーム開発環境と市場発展に“福の神”をもたらすことを願い、The Seven Lucky Gods ブランドのファミリーツールの拡張と発展を進めてまいります。 GDC2010 を機に、ビジネス機会の拡大、国産技術のワールドワイド規模な拡充にチャレンジすると共に、効率的運用を図るゲーム開発者達のプロセス改革を提案してまいります。

GDC2010 についての詳細や場所は、公式ウェブサイトよりご覧いただけます。
http://www.gdconf.com/index.html

■ 出展内容 ■

DAIKOKU:
DAIKOKU は、有用なリアルタイムのシェーディングテクニックを提供するグラフィックス API です。
ゲーム開発者はプログラマブルシェーダを記述する必要なく、高度なシェーディングを活用することができます。 多様なシェーダ技術のほか、ワークフローの構築を支援するツールサンプルを提供しておりますので、既存のゲームエンジンを持たない開発者でも、ワークフローの構築に煩わされることなく開発をスタートできます。 また、ゲームエンジンを既に持っている開発者は、低レベルな描画パイプラインとして、自社のゲームエンジンに容易に組み込むことができます。

YEBIS:
YEBIS は、レンダリングされた画像に対する、さまざまな次世代リアルタイムポストエフェクト機能を提供するマルチプラットフォームライブラリです。 HDR(High Dynamic Range)レンダリングを基本とした、被写界深度処理(デフォーカス表現)、グレアエフェクト、そしてカラー補正といった、ポストエフェクト機能によって次世代のリアリスティックな表現が可能となります。 ゲーム開発者はポストエフェクトのためのシェーダを記述することなく、最小限の API コールだけで有用なエフェクトを利用することができます。


BISHAMON:
BISHAMONはマッチロック株式会社が開発した、ゲーム開発者に向けた3D空間上に炎や煙、魔法などを作り出すための、パーティクル表現にとどまらない多用途なエフェクトツールです。 直感的なインターフェースによりトライ&エラーを極端に高めることができるため、プログラマーに負担を掛けることなく、デザイナーだけでエフェクト作成をすることができます。 モデリングツールで作成するものに比べ、最終的な見栄調整までをデザイナーだけで完結できるため、開発コストの削減が見込める、非常に効率的な開発スタイルを提供します。
マッチロック社については、コーポレートサイトをご覧ください:http://www.matchlock.co.jp/

MortionPortrait:
MortionPortrait(モーションポートレート)は、顔写真1枚から、3次元 CG のモデルを高速に自動生成し、正確な特徴点を用い、ビデオ画像のように自然なアニメーションを生成することができます。 顔生成エンジンを起用して顔の基本動作である、笑う・話す・視線を向けるなど、多彩な表情を簡単な指示で制御することが可能です。 また、セル画調アニメキャラクタへ応用すれば、原画の持つイメージを損なうことなく、緻密で滑らかなアニメーションを生成します。
モーションポートレート株式会社については、コーポレートサイトをご覧ください:
http://www.motionportrait.com/

■「The Seven Lucky Gods(七福神)」ユニットの由来について
七福神は、幸運の神として知られ、幸運・富・長命等々、あらゆるものに福をもたらす七神として日本で信仰されています。 七福神を構成する神々は、一般には、恵比寿、大黒天、毘沙門天、弁財天、布袋尊、寿老人、福禄寿の七神をいい、室町時代に民間信仰として始まったと言い伝えられています。七福神のパワーは、開運・幸運を引き寄せ、全ての福運をパワーアップしてくれます。 シリコンスタジオは、この七福神のパワーをあやかり、ゲーム開発環境と市場発展に“福の神”をもたらすことを願って、当社開発エンジンのシェーディングやポストエフェクトに特化したミドルウェア群に「DAIKOKU(ダイコク)」、「YEBIS(エビス)」そしてリアルタイム 3D VFX ツールに「BISHAMON(ビシャモン)」と名付けました。

■ シリコンスタジオ株式会社について
シリコンスタジオ株式会社(シリコンスタジオ)は、エンターテイメントの業界で、デジタルコンテンツに関する事業を幅広く展開するために 2000 年 1 月 1 日に設立されました。 シリコンスタジオは 2009 年、新たな CI と共にエンターテイメントの一歩先をいく『EnterNext』を掲げ、より積極的に、より発展的に、エンターテイメントの新たな可能性と価値を生みだしていきます。 シリコンスタジオは、レンダリング技術のリサーチ&デベロプメント、ゲームコンテンツ開発、コンテンツ制作環境やプロフェッショナル映像システムのインテグレーションとデジタルクリエイター派遣の 4 事業を中心に、業界最高峰の技術提供を行いながら、“創る人”、“愉しむ人”に感動を与えられる企業を目指しております。
  • この記事のURL:
4Gamer.net最新情報
プラットフォーム別新着記事
総合新着記事
企画記事
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:04月25日〜04月26日